アクティブエイジング アンチエイジング -118ページ目
[市民公開講座の意義]


テレビでの健康番組が多数放送され、新聞には健康特集記事が掲載されて
います。
書籍も数多く出版されています。
さらにネット上には無数の健康情報が溢れています。
それらの情報の方が最新で詳細です。

一方、市民公開講座の話は新しい話題もありますが、時間の都合上詳細とは
言い難いと思います。

それでも市民公開講座に足を運ぶ意義はあると思います。
  ・貴重な時間と交通費をかけている点
  ・他の聴衆の雰囲気
によって健康に対する意識が数日~数週間高まるからです。


数年前より各学会も市民公開講座に力を入れ始めています。
情報公開の流れもありますが、市民への啓蒙が少ない分野領域は、医療費が
削減される危険性が増えるからです。
市民公開講座を併設しない学術大会は開催する意義が無いとまで宣言した
学会もあります。


ちょっと無理すれば宇都宮から行ける範囲、すなわち仙台~横浜エリアの
市民公開講座を「メールマガジン」にてご案内します。

*誕生日(誕生月)は定期健診のご案内に使用します。
 定期健診を希望する「月」で登録してください。



(横山歯科医院)






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[<脊髄再生>乳歯幹細胞使い成功 世界初、名大研究チーム]

(毎日新聞  2011年12月2日)


ヒトの乳歯の歯髄幹細胞を、脊髄を切断したラットに移植すると、中枢神経が
再生して後ろ脚の機能が回復するとの研究結果を名古屋大の上田実教授
(顎顔面外科)のチームがまとめた。
歯の幹細胞で動物の脊髄を再生したのは世界初という。

上田教授は「脊髄を損傷したヒトの治療に応用が期待できる」と話している。

米医学誌「ザ・ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」
電子版に1日発表した。


実験ではラット50匹の脊髄を切断して下半身不随の状態にし、そのまま飼育
するグループと、歯の幹細胞を移植したグループに分けて観察。
移植したラットは3週間後に後ろ脚の機能が回復した。

歯の幹細胞には脊髄細胞の死滅を抑制したり、神経の再生を促す能力がある
ことが分かった。


再生医療の現場では近年、人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞
(ES細胞)などの研究が進められているが、iPS細胞はがん化の恐れが指摘
され、ES細胞はヒトの胚を壊して取り出すなど安全・倫理面の課題がある。

名大のチームは、名大付属病院生命倫理審査委員会の承認を経て患者から
提供を受けた乳歯や親知らずから幹細胞を採取しており、安全・倫理面の
ハードルは低いとしている。

今後、サルへの移植実験を計画しているという。


【河出伸】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000010-mai-soci














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[心臓障害の症状を理解する人が少なすぎる]

(HealthDay News  2008年9月13日)


胸部の執拗な痛みがおさまらず、呼吸が苦しいと感じたら、救急車を呼んだ
ほうがよい。
これらの症状は心臓発作か心停止が近いことを示している可能性があるため、
症状が治まるかどうか待っていると生命を落とすことになりかねないと、
米国の専門家が警告している。


米国では毎年約33万人が病院に行く前に、心臓障害や心疾患が原因で死亡して
いる。


心停止や心臓発作の前に起きる症状には次のようなものがある:
  ・胸痛または胸部の圧迫感や締め付けられるような感じがある。
  ・息切れ。
  ・極度の疲労。
  ・左腕への放散痛。
  ・顎(あご)または頸部の痛み。
  ・上腹部の痛みや消化不良感。
  ・悪心または嘔吐。
  ・突然の発汗。
  ・めまい感やふらふら感、場合によっては失神。


米ピッツバーグ大学メディカルセンター(フィラデルフィア州)のJoon Sup
Lee博士は「心疾患は治療の機会さえあれば良好な転帰が得られる。症状が
数分以上続くなら、医師を受診すべき。突然死は症状があっても無視した人に
多い」という。

また、特に女性は、ばかにされたり、医師の時間を無駄にしたくないと考え、
受診が遅れがちであるという別の専門家の指摘もある。


米医学誌「Circulation(循環器)」に掲載された最近の研究では、多くの
患者が心停止の最大2時間前に胸痛や息切れなどの症状がみられ、 CPR
(心肺蘇生法)を受けた人の生存率は約23%、受けなかった人はわずか4%で
あった。

Lee氏は「この研究は、多くの人に救急救命を受ける時間の余裕が1時間以上
あることを示唆するもの。他人の目を気にせず直ちに受診することが重要で
ある」と述べている。


http://www.healthdayjapan.com/
















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[若い女性は心臓発作の徴候を見逃しやすい]

(HealthDay News 2008年5月2日)


ハリウッド映画に出てくる典型的な心臓発作と違うことが主な理由で、若齢
女性の多くが心臓発作の警告サインを無視したり、単に気付かなかったりする
との報告が、米ボルチモアで開かれた米国心臓協会(AHA)の「心血管疾患
および脳卒中における医療の質と転帰に関する科学フォーラム」で発表
された。


心疾患は米国人女性の死因の第1位で、年間約50万人、つまり1分間に
約1人が心疾患で死亡していることになり、若齢女性では毎年1万6,000人が
死亡、4万人が入院している。


米エール大学医学部(コネチカット州)疫学・公衆衛生学准教授のJudith
Lichtman氏らは、昨年(2007年)、55歳未満の女性が心臓発作の症状を
認識できず手遅れになることが多いことを示した。

88%の女性が重度の胸痛という典型的な症状を報告しながらも心疾患を疑った
のは42%のみ、心臓発作の症状出現から1時間以内に受診した女性は半数に
過ぎず、これは自分の症状に現実感がなく重篤と思わなかったためであった。


今回は、心臓発作を発症した55歳以上の女性30人を対象に、退院1週間後に
詳細なインタビューを実施。

患者の多くは、症状を心臓発作ではなく、酸逆流や疲労、過度の運動、
ストレスによるものと考えていた。

メディアでみる心臓発作の症状と一致していないことが多く、「顎に痛みが
あったが、テレビの影響からか、心臓発作は胸部に起きると思っていた」
などの意見があった。

また、胸痛であっても通常の受診予約しかとらなかった女性や、救急科を受診
しても通常の受診に振り分けられて、心臓発作以外の検査を多数受けた女性も
多かった。

Lichtman氏は「『よりわかりやすい定型化された概念が欲しいが、メディア
では見られない』という女性が多かった」という。

米レノックスヒル病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士は「心臓
発作を発症する人の典型的なイメージは、ジョン・ベルーシのように胸を
つかむ太った男性。若齢女性に心疾患があると考えないため、映画での
イメージがない。心疾患はハリウッドの台本と同じとは限らないことだけ
ではなく、何がリスクか理解するよう女性に教えることが重要」と述べて
いる。


http://www.healthdayjapan.com/












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[<窃盗癖>背景に摂食障害・・・受診女性の7割超 病院が調査]

(毎日新聞  2010年12月14日)


衝動的な万引き行為をやめられない「窃盗癖」(クレプトマニア)と過食症
との関係が注目されている。

アルコール依存症などを専門に治療する精神科病院「赤城高原ホスピタル」
(群馬県渋川市)の調査では、窃盗癖で受診した女性の7割以上が過食症
などの摂食障害だった。
ホスピタルの竹村道夫院長は「万引きは犯罪に違いないが、こうしたケース
では再犯を防ぐための治療が必要だ」と話している。
【伊藤一郎】


竹村院長らが2008年1月~2009年7月にホスピタルと東京都内にある関連の
精神科クリニックで診察した窃盗癖のある男女132人を調査したところ、
女性92人のうち68人(74%)が摂食障害を患っていた。
男性患者で同様のケースは40人中4人(10%)で、女性に顕著な傾向
だった。


神奈川県の女性(21)は高校3年の時、ダイエット感覚で食事制限を始め、
拒食症に。
大学入学後、飲み会が続き「会費を払っているのにもったいない」と考えて
いるうちに逆に過食症になった。
食費に困り、スーパーの試食品を大量に食べて紛らわしたが、店員や他の客
から白い目で見られていることに気付き、万引きに走った。
「食べたい衝動だけが頭を支配して、お金を払うという考えがなくなった。
いつも吐いてから我に返るが、繰り返してしまう」という。
逮捕は3回。
現在、大学を休学して治療に専念している。


関東地方のパート女性(42)は2人目の子供を妊娠した29歳の時、ストレス
から過食しては吐くようになった。
節約のために食品を万引きするようになったが、洋服や雑貨まで盗むように
なった。
「買い物袋がいっぱいになるほど盗まないと気が済まなくなっていた。万引き
するときは、いつも意識が飛んでいた」
3度目の刑事裁判で実刑判決を受け、1年間服役。
出所後、夫や2人の子供と別居した。
「二度としないと決意しても万引きをやめられなかった。服役までしたのに、
今もまたやってしまわないか不安にさいなまれている」という。


女性たちは、入院して医師のカウンセリングを受けたり、患者同士で生い立ち
や経験を告白する治療を続けているが、専門的な治療ができる医療機関は
ほとんどないという。

治療を受けストレスから解放された生活を続けた結果、窃盗癖や過食症が
治ったケースもあるといい、竹村院長は「刑務所より病院で適切な治療を
行う方が有効なケースもある」と話している。



<クレプトマニア>
米国の精神医学会が定めたガイドラインで「他のどこにも分類されない衝動
制御の障害」の章に分類されている疾患。
診断基準として
  ・物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される
  ・窃盗直前の緊張の高まり
  ・窃盗を犯すときの快感、満足、解放感
など5項目が挙げられている。
日本では「窃盗癖」と訳されるが、金銭目的の単純な常習窃盗犯と区別する
ため「病的な窃盗癖」と訳すべきだとの考えもある。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101214-00000046-mai-soci
























[心療内科(4)摂食障害 総力戦で臨む]
 
(読売新聞  2010年7月19日)


炊飯器のご飯をしゃもじで直接食べ、5合をたいらげる。
さらに菓子パン10個、揚げ物、スナック菓子・・・・・。
最後に指をのどに突っ込み、すべて吐く。

大阪府の20歳代のD子さんは、摂食障害の患者だ。
きっかけは2006年、食事を玄米と菜食に変えたこと。
体重が減るのがうれしく、体重42キロ(身長150センチ)の体は間もなく
30キロ台に。
生理も止まった。

2年後に体重が30キロになると、過食嘔吐に転じた。
夫は、そんな姿を見ても無関心だった。

2008年の秋、夫と別居して一人暮らしを始め、体重は一時、28キロにまで
落ちた。

大学病院の精神科を受診したが、医師は顔も見ないで薬を出すだけ。
だれも本気で自分を心配してくれない。
過食嘔吐は続き、死ぬことばかり考えた。
大量の薬を飲んで救急車で運ばれたこともあった。



2008年12月、浪速生野病院(大阪市)の心身医療科を受診した。

このままでは、本当に死んでしまう――。
部長で心療内科医の生野照子さんは、「真剣勝負だ」と腹をくくり、彼女に
こう言った。
「私に命を預けなさい」
その言葉の重みと温かいまなざしにD子さんは、「この人を信じてみよう」と
思った。


摂食障害は、心と体が深く関連した病気だ。
重症になると栄養失調で様々な合併症を引き起こし、最悪の場合は死に至る。

「点滴や栄養指導、カウンセリングなど、体と心の治療を併せて行う必要が
ある」と生野さん。

摂食障害の患者は、家族に怒りの矛先を向けることが多い。

D子さんもそうだった。生野さんは母親の相談にも乗り、心理士が母親の
カウンセリングを行った。
家族の理解は、回復への大きな力になるからだ。
母親は娘の病気を深く理解するようになり、幼いころに寂しい思いをさせた
ことなどを謝った。
D子さんは「以前よりつながりが深まった」と実感する。


今春からは、院内の患者同士の集まりにも参加。
同じ病気の仲間がいる安心感を感じた。


生野さんは「摂食障害の治療は難しい。心療内科医が、心理士、家族、他の
患者らの力を借り、総力戦で臨むのです」と言う。


D子さんの過食はまだ続いている。
しかし、過食に費やす時間や回数は大幅に減った。
「まだ不安はあるけど、先生たちを信じて病気を治していきたい」。
彼女は今、必死に生きようとしている。生野さんは、それがうれしい。



[情報プラス]<体が心に影響を及ぼすことも>

摂食障害は、心と体が深く関連した病気、と書きました。
D子さんの場合、小学生のころから心と体の調子を崩すことがよくあり
ました。
いつも「何で生きなあかんのやろ」と考えていたそうです。

結婚後、拒食から体重が30㎏になった時、夫に「病院に行きたいから、
ついてきてほしい」と頼んでも、「俺には関係ない」と突き放されました。
こうした孤独感から、拒食や過食にいっそう拍車がかかったのです。

逆に、体の状態が心に影響を及ぼすこともあります。

D子さんは、生野さんの治療を受けるようになってからも、実家の母親に
食事の不満などでどなり、後で自分を責めることもしばしば。
そんな時は、生野さんからこう説明されました。
「栄養失調になると、イライラや気分の変わりやすさ、落ち着きのなさ、
うつといった症状が強く出ます。今のあなたの言動は、病気がそうさせて
いる。治れば、本来のいい自分が表れてくるはずです」
D子さんはそう言われ、少し気持ちが楽になったそうです。


摂食障害は、心と体が相互に関連している病気。
だからこそ、その両面から治療を進めなければならないのです。


http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28185


























[摂食障害(過食症・拒食症)と日本女性]


摂食障害(過食症・過食症)の責任遺伝子は見つかっているそうです。
この摂食障害遺伝子の変異が最も多いのが、実は日本女性であると言われて
います。
米国女性よりもずっと多いそうです。


[出典]
DNA研究会セミナー
「世界一受けたい授業」に3度出演した美人講師の話より










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[ハイなジーンのための免疫学「ヘルパーTリンパ球とアレルギー」]


ヒトの身体は肉厚の土管にたとえることができます。
中央部の管が消化管です。
一方の穴が口と鼻であり、他方の穴が肛門です。

身体の奥深くに位置しているように感じる小腸も、土管の内壁であり、
凖外部と言えます。


外敵・・・主に微生物(細菌やウイルス等)は、土管の外壁か内壁から侵入を
試みています。
外壁=皮膚は傷がない限りなかなか侵入できません。
これに対して内壁は侵入の可能性が高く、外敵にとっては狙い目です。
内壁は外壁と異なり、ただ丈夫につくれば良い訳ではないからです。
消化・吸収などの役目があるからです。


外壁や内壁の直下には、免疫部隊の中の第1部隊が主に配置されています。
陸軍です。
マクロファージなどの「貪食細胞」が外敵を食べることによって排除しようと
戦っています。


第1部隊をうまく突破した外敵は、血管を通って侵攻を続けます。

細胞は、外壁や内壁を構成する細胞も含めて「組織液」に取り囲まれて
います。
ベネチアのようなイメージです。

微生物は、外壁や内壁直下の部隊をすり抜けると、組織液=運河を通って
海=血液へ侵攻します。

運河や海の免疫を担当するのが、海軍の第2部隊です。
第2部隊の主力はBリンパ球です。

Bリンパ球は空母です。
しかも、空母艦載機の製造工場を持っている空母です。

空母艦載機が「抗体=免疫グロブリン」です。


抗体の攻撃をすり抜けた外敵は、住みやすそうな家(細胞)や集落(組織)に
上陸侵攻します。

集落に上陸した外的に対抗するのが、総司令本部(ヘルパーTリンパ球)と
特殊部隊(キラーTリンパ球=細胞侵害性Tリンパ球)とからなる第3部隊
です。

Tリンパ球には他にNK(ナチュラルキラー)細胞もありますが、NK細胞は
第1部隊へ出向しています。


総司令本部のヘルパーTリンパ球はCD4陽性細胞とも呼ばれます。
「CD4」とはアンテナの種類です。
総司令本部であるので、第3部隊にとどまらず、第1部隊や第2部隊の
司令=応援も行います。
CD4陽性細胞は、HIV(AIDSウイルス)や成人T細胞白血病 (ATL) の
ヒトT細胞白血病ウイルス (HTLV-1) が感染する細胞です。
AIDSウイルス感染によって総司令本部機能が徐々に破壊されるため、感染
防御機構がダメージを受けて、いろいろな感染症にかかりやすくなるのです。

総司令本部のヘルパーTリンパ球には、現在のところ3種類が知られて
います。
今後さらに増える(発見される)可能性はおおいにあります。
  ・Th1細胞
  ・Th2細胞
  ・Th17細胞:主に使用するメーリングリスト「IL-17」
Th17細胞は、発見順で行けばTh3細胞になるはずですが、主に使用する
メーリングリストがIL-17であることからTh17細胞と名付けられました。
このあたりの一貫性の無さが免疫学をさらに難しくしているのですが、Th17
細胞の発見には日本人研究者が大きく関与しているため、国内では批判
されてはいません。

数年前まで、Th1細胞とTh2細胞との割合がアレルギーに関与しているの
ではないかとしきりに論議されていましたが、Th17細胞発見後は下火です。
Th17細胞は、アレルギー疾患や自己免疫疾患の際に増加しているため、俄然
注目をされていますが、何故増えるのかについては結論が出そうにありま
せん。
歯周病の一部、急激に進行する浸襲性歯周炎は自己免疫疾患的側面を有すると
考えられているため、歯科でもTh17細胞については盛んに研究されて
います。



一方、特殊部隊であるキラーTリンパ球=細胞侵害性Tリンパ球はCD8陽性
細胞とも呼ばれますが、ゴルゴ13のイメージです。
敵に侵攻された細胞や組織は、他の細胞や組織に迷惑がかからないように、
自分自身を殺してくれとキラーTリンパ球に依頼します。
キラーTリンパ球はいったん仕事の依頼を受けた以上、敵の様々な妨害工作を
かいくぐって目的を達成します。

ウイルス性肝炎では免疫システムがなかなかウイルスを排除できないため、
ウイルスに侵攻された細胞は、他の細胞に迷惑がかからないように、自分
自身を殺してくれとキラーTリンパ球に依頼します。
当初はウイルスに侵攻された細胞のみを攻撃していたキラーTリンパ球ですが
敵=ウイルスがしぶといために、掃討作戦に突入します。
すなわち、まだ敵が侵攻していない正常細胞も含めて広め広めに攻撃を
せざるをえなくなるのです。
肝炎が進行するのは、免疫細胞であるキラーTリンパ球の攻撃によるものが
主であると考えらえています。


[参照]・実験医学
    ・基礎免疫学


(横山歯科医院)





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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ『本当は怖い肩こり~肝っ玉母さんの悪夢~』

K・Tさん(女性)/44歳(当時)  主婦


忙しく子育てを始めた頃から太りだし、いつの間にか体重が92キロに達して
いたK・Tさん。
最近いつもの肩こりが特にひどくなって来ていました。
肩こりなんて病気じゃないと軽く考えていたK・Tさんですが、さらなる
異変が襲います。


<症状>
(1)肩こり
(2)頭痛
(3)悪夢を見る
(4)胸に激痛


<病名>睡眠時無呼吸症候群が原因で心筋梗塞 


<なぜ、肩こりから睡眠時無呼吸症候群に?>
「睡眠時無呼吸症候群」とは、寝ている時に突然呼吸が止まってしまう病
です。
一晩7時間の睡眠中に10秒以上の無呼吸数が30回以上起こるか、睡眠1時間
あたりの無呼吸数が5回以上の場合、この病気と考えられます。


K・Tさんがこの病に陥ってしまった最大の理由は「肥満」。
彼女は、空気の通り道である気道の周りにもたっぷりと脂肪がつき、さらに
舌も太り、大きくなっていました。
このような状態で仰向けになると、脂肪が重力で気道を塞ぎ、さらに太った
舌も落ち込んでしまうため、気道を圧迫。
睡眠中に呼吸が止まるという事が起こるのです。


K・Tさんが悩んでいた肩こり、頭痛、そして悪夢は、すべてこの病が原因
でした。
無呼吸症が続くと全身に酸素が行き渡らず、肩の筋肉や脳が酸欠状態になり、
結果、このような症状が現れたのです。


この病気になると、深い眠りに入れないため、極度の睡眠不足に陥ります。
そのため決して寝ないような緊張状態でも、突然、眠ってしまうことがあるの
です。

夕飯の調理中に起きた、天ぷら火災。
実はあの時K・Tさんは完全に眠っていたのです。


そして彼女の体の中では更なる恐ろしい事態が起こっていました。
それは「濃縮型血液」。

K・Tさんのような無呼吸症になると、慢性的な酸欠状態になり、
体内では酸素をより多く運ぼうと赤血球が増えるのです。
さらにもともと肥満だった彼女は、動脈硬化が進行し、徐々に血管が細く
なっていました。
つまり血液の濃縮と動脈硬化が同時に進行してしまったのです。
これこそがこの病の最も恐ろしいところ。
その結果、赤血球が血管の盛り上がった部分に付着していき、日に日に血栓が
大きくなっていったのです。


そして最後の瞬間。
ついに心臓の冠状動脈が血栓で塞がれ、血流がストップ。
心臓の筋肉が活動を停止。
K・Tさんは帰らぬ人となってしまったのです。



睡眠時無呼吸症候群の患者が、心筋梗塞などの心疾患になる確率は、普通の
人と比べると1.5倍から3倍。
現在、睡眠時無呼吸症候群を治療中の患者は、およそ5万人。
しかし潜在的には200万人とも300万人とも言われているのです。


http://asahi.co.jp/hospital/






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[睡眠時無呼吸が脳を消耗させ、脳卒中リスク高める]

(HealthDayJapan  2009年1月15日)


睡眠時無呼吸患者では、脳内の血圧や血流が増減を繰り返すため、睡眠中に
脳卒中や死亡が起こりやすいことが、新しい研究によって示された。


米エール大学医学部(コネチカット州)の今回の研究では、閉塞型睡眠時
無呼吸(OSA)により、エピソード(症状発現)時に、脳への血流が減少する
ことが判明。

症状が発生すると、臓器の血圧が上昇する。
これが繰り返されると、最終的に、そのような状態での脳自身の保護能力も
低下してしまうという。


米国では1,800万人以上が睡眠時無呼吸と診断されている。
睡眠時無呼吸は、気道上部が閉塞するために呼吸が妨げられたり、止まったり
する状態。
この状態では血中酸素レベルが低下し、血圧が上昇するが、目を覚ますと元に
戻る。
このサイクルが夜間に繰り返される。


同チームは初期研究で、睡眠時無呼吸患者は、呼吸障害のない同様の健康
状態の人に比べて、脳卒中や死亡の発症率が3倍高いことを明かにしている。


今回は、睡眠時無呼吸患者はそうでない人に比べて、睡眠中の脳血流速度が
遅く、血中酸素量が著しく少ないことが判明。
また、血圧低下が回復し、脳への血流が正常な状態に戻るまでの時間が
長かった。
研究者らは、これは脳が必要に応じて血流を調節する脳の自己調節機能
(オートレギュレーション)の問題であるという。


研究結果は、医学誌「Journal of Applied Physiology(応用生理学)」
2008年12月号に掲載された。


http://www.healthdayjapan.com/






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