顎または頸部の痛み・・・心臓障害かも | アクティブエイジング アンチエイジング
[心臓障害の症状を理解する人が少なすぎる]

(HealthDay News  2008年9月13日)


胸部の執拗な痛みがおさまらず、呼吸が苦しいと感じたら、救急車を呼んだ
ほうがよい。
これらの症状は心臓発作か心停止が近いことを示している可能性があるため、
症状が治まるかどうか待っていると生命を落とすことになりかねないと、
米国の専門家が警告している。


米国では毎年約33万人が病院に行く前に、心臓障害や心疾患が原因で死亡して
いる。


心停止や心臓発作の前に起きる症状には次のようなものがある:
  ・胸痛または胸部の圧迫感や締め付けられるような感じがある。
  ・息切れ。
  ・極度の疲労。
  ・左腕への放散痛。
  ・顎(あご)または頸部の痛み。
  ・上腹部の痛みや消化不良感。
  ・悪心または嘔吐。
  ・突然の発汗。
  ・めまい感やふらふら感、場合によっては失神。


米ピッツバーグ大学メディカルセンター(フィラデルフィア州)のJoon Sup
Lee博士は「心疾患は治療の機会さえあれば良好な転帰が得られる。症状が
数分以上続くなら、医師を受診すべき。突然死は症状があっても無視した人に
多い」という。

また、特に女性は、ばかにされたり、医師の時間を無駄にしたくないと考え、
受診が遅れがちであるという別の専門家の指摘もある。


米医学誌「Circulation(循環器)」に掲載された最近の研究では、多くの
患者が心停止の最大2時間前に胸痛や息切れなどの症状がみられ、 CPR
(心肺蘇生法)を受けた人の生存率は約23%、受けなかった人はわずか4%で
あった。

Lee氏は「この研究は、多くの人に救急救命を受ける時間の余裕が1時間以上
あることを示唆するもの。他人の目を気にせず直ちに受診することが重要で
ある」と述べている。


http://www.healthdayjapan.com/
















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