オーバーヒートと上野動物園
八景島シーパラダイスで3月から新しい施設ができたので、先日早朝から行こうとしたのですが、なんと車のボンネットから真っ白な蒸気が吹き出して変な匂いが発生
しまいには水温計が振り切ってしまいかなり危険な状態に
これがいわゆるオーバーヒートというやつで車のトラブルではかなり危険な症状です
早朝だったためどこも点検してくれる施設が営業してなかったので空になった冷却水に水を足し、しばらくコンビニに駐車してエンジンを冷やしてから近くのディーラーに持っていきました
廃車の方向で考えていたのですが、点検してもらうと結局確実な原因がわからず、走行も問題がなかったためとりあえず乗って帰りました
これから暑くなるし長距離運転はしばらく避けて、次に同じことが起きたら廃車にしようと思います
もう20万キロ以上走ってるんで寿命っちゃ寿命なんですよね
その日はそれだけで終わるのも癪だったので急遽予定を変更して上野動物園に行ってきました
現在、上野動物園はパンダのメスが妊娠の可能性があり展示中止だし、トラの森やマレーグマ舎も展示中止なのを事前に知っていたので、楽しめるか心配だったのですが、偶然アジアゾウのペアリングを見れたりコアリクイの赤ちゃんも展示されていたりして結構楽しめました
行きたいとこがたくさんあるんですが、車が微妙なのでしばらく遠出はできなさそうです
6月と城崎マリンワールド 紹介編 後編
早いもので今日から6月
梅雨入りもしたようで天候に気をつけないといけませんね
春の暴風雨で折りたたみ傘が大破したので新しいのを買わないと
ピーターパンの稽古も本格的になってくるので怪我に気をつけて頑張ります
まず紹介するのはシーランドスタジアムで行われているショーです
日本海を背景にした景観が素晴らしいステージで、プール以外にも仕掛けがたくさん
なんと奥のセットからは炎や霧が吹き上がる迫力の演出です
イルカたちのパフォーマンスも見ごたえ十分
イルカだけでなく、アシカやセイウチたちもコミカルなパフォーマンスで盛り上げてくれます
ドルフィンタンクでは室内にいながらイルカを間近に見ることができるうえに、生態の詳しい解説を聞くことができます
カマイルカについての生態や体の構造がスクリーンに映し出されたり、普段なかなか見る機械のないヒレやへそなどを見ることができます
パフォーマンスもばっちり近くで楽しめます
そして今回、水族館の裏側を探検できるバックヤードツアーに参加してきたのでその様子も紹介します
バックヤードツアーは様々な水族館で行わていますが撮影が禁止のところも多いです
城崎マリンワールドは撮影がOKなうえに館内だけでなくショーステージにもあがれたのでとても楽しめました
これがステージからの客席の眺めです
裏側から見るとセットの機構も見えちゃいます
完全に注目点が職業病です(笑)
スタッフさんにも変わったところに興味をお持ちですねと突っ込まれましたがちゃんとイルカたちにもさわってきました
館内に入ってからは水族館の機構や水槽内の造りについてレクチャーしていただきました
水槽の水をきれいにする、ろ過器のフィルターは3層構造
水槽に使われるアクリルガラスはこんなに分厚いんです
通常のガラスより柔軟性があり加工がしやすく、透明度も高く、最近ではほとんどの水槽がアクリルガラスでできています
まぁアクリルも万能ではなく通常のガラスより傷つきやすいという欠点もありますが
これは擬岩といって作り物の岩です
水槽の中の岩やサンゴ、貝などを本物と思っている方も多いと思いますが、水族館ではそのほとんどが軽くて丈夫なFRP(強化プラスチック)でできた作り物です
本物の岩だととんでもない重さですし、サンゴは生き物で飼育条件が難しいです
貝もパイプやガラスにつかないように作り物です(水槽によっては藻やコケをきれいにするために本物を使用こともあります)
続いて案内されたのは調餌室
名前の通りエサを作ったり管理する部屋で、ボードには各動物たちの名前や食べるエサの種類、量などが細かく記されています
動物たちの体調や季節、性別によって餌も変わるし、餌は健康に大きく関わるので大事な作業です
頭を使うだけでなく、実は結構重労働
これはセイウチが一回に食べる量で、重さ9キロ
1日に何回も重い餌を持ち運びしないといけないんですね
餌を冷凍保存しておくための冷凍室はマイナス23℃
中に入ってじっくり観察したかったのですが、前編で書いたように自分はこの日、相当薄着で寒さにやられていたので10秒で出てきてしまいました
ちなみに解凍した餌はビタミンなどの栄養素が流れ出して少なくなるのでサプリを混ぜて与えたりします
続いて展示水槽の裏側に行って魚たちに餌を与えてきました
水族館はお客さんの通る表側はとても綺麗なんですが、裏側はいろんな機械やパイプや飛び出てていて天井が低かったりして工場のようです
展示水槽の上に立つと不思議な気分です
ゴーグルを使って水中を覗くといつもと違う視野で楽しめます
メガネモチノウオに直接餌をあげたのですが結構大きくて勢いがあり、ビビってしまいました
こんな貴重な体験ができる城崎マリンワールド最高でした
ただアクセスしづらい場所にあるので、行く際は城崎温泉などの観光もかねて行かれると一層楽しめます
城崎といえば温泉とカニです
行かれる際はじっくり堪能してください
桃鉄と城崎マリンワールド 紹介編 前偏
先日仕事の先輩たちと自分の家で桃鉄をやりました(笑)
桃鉄とは桃太郎電鉄というゲームの略称で、日本全国の名産物件を買って資産を増やし競い合うゲームなんですが、これがまたやり始めると時間を忘れてしまうんです
夜通しやり続けてしまいました
結果は2戦やって2戦とも自分が土壇場逆転で1位
先輩は悔しがってましたが逆転勝利は最高に気持ちよかったです(笑)
そして今日は城崎マリンワールドの紹介です
兵庫県の北端、豊岡市の日和山海岸にある水族館です
「水族館の枠にとらわれず水族館以上であること」をコンセプトに掲げているだけあって施設やショーなども独特で、どれも一見の価値ありです
各施設の見所を紹介していきます
まずはシーズー(Sea Zoo)
地元の日和山の海から世界の魚、深海の魚など様々な生物を見ることができます
メインの水槽はなんと日本で一番深い水深12メートルを誇り、日和山の海をまるごと切り取ったかのような景観
時間帯によってはダイバーさんと交信して質疑応答ができます
日本で一番といえばここのオオサンショウウオは大きさ、重さともに日本一で有名だったのですが、つい先週死亡してしまったようです
見た目のインパクトがものすごかっただけに残念です
人気者のセイウチのランチタイムは生態の紹介だけではなく、コミカルなパフォーマンスも見せてくれてくれます
続いての施設はTube(チューブ)
昨年3月にできた新しい施設で、主にトドやアザラシの海獣やペンギンを飼育展示しています
5メートルの高さからダイビングするトドの迫力は相当で、大きい個体がダイブしたらものすごい水しぶきが上がります
ペンギンの散歩の時間にはフンボルトペンギンたちが散歩する可愛い姿を見ることができます
個人的に一番素晴らしいと思ったのは施設のTUBEの名の通りの巨大チューブ型水槽
飼育員さんの合図でいったりきたりするアシカとアザラシを見比べて、水泳方法の違いや特徴をわかりやすく見比べることができます
アシカとアザラシの違いは多くの水族館でレクチャーしてくれますが、実際に水中の様子を見比べることは困難です
しかしこの施設では水中の様子もしっかり見て確認できるのでとっても理解しやすいのです
そしてとっても癒されたのが、まだショーに参加できない生後2年ほどのゴマフアザラシの赤ちゃんがショーの様子をこっそり見つめてるんです(笑)
好奇心旺盛なこいつもいつかショーに加わることでしょう
次の施設はDive(ダイブ)
磯の岩場でウニやヒトデに触れるロック・フィールドや、イルカに触れたりトレーナー体験ができるドルフィンコーブがあります
有料のドルフィンタッチやトレーナー体験も楽しいのですが、普通に見るだけでも楽しい技を披露してくれるし、コミュニケーションをとることができます
面白いのが服を着たまま擬似ダイビングができるダイブアドベンチャー
360度映し出される映像、音楽、光や泡、イルカたちによって表現される神秘的なアトラクションです
これは体験しないと分からないと思うので城崎マリンワールドに行ったら是非体験してもらいたいです
続いてのエリアはフィッシング
名前の通り、水族館では珍しく釣りができます(笑)
実はこの日は天気が悪く、たまに雪も吹雪く天候で日本海に面するためかなりの寒さでした
そんな天候の中、薄着で来てしまったうえに遠征のため朝から何も食べていなくて水族館に来ながら寒さと飢えで倒れそうでした
そんな時に食べたこの釣れたてアジの天ぷら。
この世の物と思えないほどの美味しさが体に染み渡ったのを今でも忘れません
城崎マリンワールドに行ったら是非味わってほしい一品です
長くなったので今日はこの辺で
紹介編後編はまた後日
まだまだ見所たくさんの城崎マリンワールドです
内職と市原ぞうの国 紹介編
自分はこんな仕事をしていて、こんな外見なのでよく意外と言われるのですが実は芸大出身で、ちょっとしたデザインやイラストを描くのが特技だったりします
舞台でオリジナルデザインのTシャツを作ったり、誕生日プレゼントにオーダーメイドの品を作るにあたりデザインを考えたりすることがあるのですが、今回会社の上司からスタント備品にペイントを施す依頼を受けて家でちょくちょく作業しています
火や爆発物を防ぐ防火布なんですが、ちょっとしたネームと社名をいれることになり、マスキングテープで型を作り、スプレーでペイントしました
デザインはともかく実際にペイントする作業は久々なので試行錯誤です
もう少しで完成なのですが、部屋がシンナー臭くなるので気をつけながら頑張ります
そして今日は市原ぞうの国の紹介です
千葉県市原市にある動物園で、湘南動物プロダクションを前身に1989年に山小川ファーム動物クラブとして開園。
その後1996年に市原ぞうの国に改名しました
動物園としては珍しく有限会社で、園長の坂本小百合さんの独特な発想とプランのもと、オリジナリティのある動物園として展開しています
名前の通りゾウの飼育展示の内容に関してはおそらく国内トップクラス
飼育頭数も国内最多でアジアゾウ8頭にアフリカゾウ1頭
ショーの前に園内を練り歩く様子は圧巻です
その中の子ゾウは2007年に国内2例目として誕生し、人工保育ではなく母ゾウによる自然保育で育ちました
これは国内初の快挙で、翌年には繁殖賞を受賞しました
この子ゾウは園内の人気者で様々な特技を持っていて、特に絵を描くのが得意
ショップでは画集も販売されているぐらいです
現在、この子ゾウの母ゾウには第二子が宿っているので今後の展開にも注目です
園内の見所はなんといっても「ゾウさんショー」
タイ人の象使いによる本格的なショーは必見です
実際にさわれる距離まで近寄ってくるし、直接手渡しでエサをあげることもできます
さすがにちょっと緊張しました(笑)
体感型のアトラクションも豊富で歩くゾウの下で寝転がらせてもらいました
他にも有料ですがゾウの背中に乗れる「ゾウさんライド」や・・・
有料ですがチケット制で売り切れることもあるので参加希望の際はお早めに
ちなみに重量制限はなく、過去に力士の方も楽々持ち上げたこともあるそうです
夏季限定の「ゾウさんの水浴び」も最高でした
ゾウが水をかけてくれるんですが想像以上の水量です(笑)
ゾウたちも水浴びして気持ちよさそうでした
アトラクションだけではなく、「ゾウのものしり館」ではゾウの生態に関する資料、国内の飼育状況なども展示されていて知識の面でも幅広く活動していることにも注目です
意外かもしれませんがゾウ以外の動物もたくさん飼育展示されていてなんと100種類以上
動物と身近に接することができる展示という方針のおかげで、他の動物園では近くでみれないような動物たちも近くで見れたり触れたりします
ちょっと紹介
●アメリカビーバー
また園内で飼育展示されているチンパンジーは数年前にフジテレビの「CHIMPAN NEWS CHANNEL」という番組にゴメス・チェンバリンという名で活躍したチンパンジーなので、ご存知の方はチェックです
2005年に公開された邦画「星になった少年」は、ここ市原ぞうの国の園長、坂本小百合さんの著書「ちび象ランディと星になった少年」を原作にしていて、実話に基づいているので興味のある方は是非観てみてください
他にも2011年に開園した「さゆりワールド」は本園からシャトルバスに乗るか自家用車で移動していくのですが、これがまた変わった施設で分園というか、ペンションというか、園長のプライベートガーデンというか・・・
癒しの動物との究極のふれあいというコンセプト通り動物たちが近い(笑)
キリンテラスのアミメキリンもこの近さ
カピバラにもさわれて・・・
ラマやカンガルー、ホロホロチョウたちも放し飼い
ケヅメリクガメが自由に歩き回り・・・
キンカジューもこの近さ
ミナミコアリクイも放し飼いで、さわることができました
こいつが放し飼いになってるのを見たときは開いた口がふさがりませんでした(笑)
おそるべし「さゆりワールド」
夏季は夜間開放もしてるので、静かな夏の夜を動物にかこまれて満喫です
ふれあいや体験型イベントが豊富なのですが、その分汚れることもあるので動きやすくて汚れてもいい格好がお勧めです
立地場所が辺鄙なとこなんですが、先月から園の近くに新しい高速道路の降り場が出来たらしいので、少しは行きやすくなったはずです
また2005年に千葉市勝浦に勝浦ぞうの楽園という施設もできましたが、来園するには「日本のぞうさんを幸せにする会」の入会が必要なので自分は行ったことがないです
13ヘクタールの広大な自然の山にゾウたちがのびのび暮らしていて、ゾウ使いの方と一緒に自然を散策できるエレファントトレッキングができるそうでいつか体験したいです
ここを体験したら他の施設のゾウの展示が物足りなくなるぐらいの素晴らしい施設です
ゾウが好きなら是非行ってほしい動物園です
歌と羽村市動物公園 紹介編
ピーターパンの稽古が始まってはや数日
最初は歌稽古に勤しんでいます
この前の滝沢演舞城の太鼓や殺陣では感情の赴くまま叫びまくり吠えまくりましたが、歌となれば話は別
繊細に音程をコントロールしつつ、感情を乗せて表現したいのですがなかなかうまくいきません
6年目の参加といっても歌はやっぱり難しいです
本番では踊ったり激しく動きながら歌わなければならないので、しっかり稽古して完成度を上げていきたいです
そして今日は先日行った羽村市動物公園の紹介です
当時は羽村町でしたが現在は羽村市になり市営です
大きい動物園ではありませんが、園内は動物の展示エリアだけでなく芝生広場や西洋庭園などのスペースもあり、アットホームで地元の人たちに愛されていて、家族連れの来園者がたくさん
モルモットやヒヨコなどの小動物とふれあえる「どきどきハンズオン」は子供たちに大人気で自分が行ったときはたくさんの順番待ちが
土日祝日のハンズオンタイム終了のときには「モルモットの大行進」を見ることができます
展示の特徴としては童話をモチーフにした「童話の動物園」が面白いです
ブレーメンの音楽隊をテーマにした「ロバさんの童話ランド」や・・・
オオカミと七匹の子ヤギをテーマにした「ヤギさんの童話ランド」
三匹の子ブタをテーマにした「ブタさんの童話ランド」の展示エリア内にはレンガ・木・わらの小屋が(笑)
「サルの童話ランド」のサル山は、さるかに合戦をイメージしていてカニ・栗・ハチ・臼がいます
ウサギとカメをテーマにした「ウサギとカメの童話ランド」では童話らしいこんな姿も
他にも天然記念物である日本のニワトリをかなり豊富な種類揃えているのも見ごたえがあります
エサあげやガイドイベントも豊富で、平日と土日祝日で内容が違うので要チェックです
びっくりしたのが、なんと絶滅したニホンアシカの剥製が
世界でも十数体しかないとわれるニホンアシカの剥製で、しかも幼体
必見です
個人的な注意点としては展示施設は檻が多く、少し見づらいところもあったり、レストランや食堂がなく、売店で買ったものを公園で食べることになるので真夏や真冬は要注意です
小規模ながらも、独特な工夫と地域住民に愛されるアットホームさが伝わってくるいい動物園でした
詳しい展示動物の紹介はだいぶ先になりそうなので、よく撮れた動物たちをいくつかアップします
●サーバル
●シンリンオオカミ
ここの個体は国内最高齢
●トナカイ
ここのトナカイは人懐こくて近寄ってきます
●アミメキリンの親子
こどもは生後1年ほど
●ホンドタヌキ
●プレーリードッグ
●アメリカビーバー
●ケヅメリクガメ
まだまだたくさんいますがいずれまた