マニラへレコーディング
フィリピン事務局の荒井です。
これから、やすえに代わって、私がニニョス・タタッグの報告を
ブログにアップしていきます
よろしくお願いします。
今回、先月末に行われたレコーディングの様子を紹介します。
新ACTIONドキュメンタリー用に作成された
歌のレコーディングです
最終的には、動画と一緒にDVDにする予定です
詳しくは、ACTION代表のこちらのブログへ
http://ameblo.jp/action-hajime/entry-10164185219.html
歌の題名は
Mga Anak ng Langit~空のこども達~
ジャイラの子どもたち3人、ニニョス、タタッグからは
それぞれ1人ずつ参加しました
ニニョスからキャンパーにはお馴染みのジャンビー
練習の様子を見に行く度に、
ジャイラの子たちは誰が行くの?
タタッグからは誰が行くの?
マニラ行きまであと○日だねーと楽しみで仕方がない様子
皆さんご存知の通り、ジャンビーは歌がうまい
しかし、ジャンビーは目が見えないため、
みんなの2倍、3倍歌を覚えるのが大変でした
練習用のCDには、音楽のみで歌詞が入っていなかったため
他の子どもたちは歌詞を見ながら練習することができましたが、
ジャンビーは1人で練習することができませんでした
ニニョスのスタッフの指導のもと、誰よりも練習し、
ジャンビーは誰よりも先に歌を完全に歌えるようになりました
ジャスパーは2回、エドゥケーションの後にタタッグのオフィスで
キャンパーにお馴染みのエドゥケーターの
シーターの指導のもと、練習してくれました
オフィスで練習していると、他の子どもたちも自然と集まってきて、
一緒に練習をしていました
2回の合同練習をジャイラ、ニニョスで行い
当日、ジャイラの子どもたちと一緒にマニラへ出発
レコーディング開始です
歌の指導をしてくださったDJに
ジャンビーうまいね、
ここどうやって歌うんだっけと聞かれるなど
大活躍
最後にみんな一緒に
ジャスパーは限られた時間内に
ジャンビーもクリスマスの出し物用の歌の練習もあったにも
関わらず、一生懸命練習してくれました
おかげで、レコーディングも無事終了
レコーディング終了後も、ニニョスやタタッグへ行くと
次はいつマニラでレコーディングがあるの
JJ(ジャイラの子ども)と会いたいみんな元気
とマニラでのレコーディングが楽しかったようです
完成が楽しみです
もうすぐチルドレンズコングレス
こんにちは、フィリピン事務局やすえです
こちらは大分雨も減り、青空の広がる暑い毎日が続いています
しかし、油断をして傘を持たずに出かけると、
突然のスコールに降られたりもするので、なかなか気が抜けません
さて、現在タタッグでは、今月10月29日に行われる
チルドレンズコングレス(こども議会)の準備で大忙しです。
チルドレンズコングレスは、準備の過程からこども達が参加し、
自らの権利について発言することができる場です。
「間違い禁止だからね!!」「わかってるよ!あ…」
こちらは会場の飾り付けの準備。
「前に業者に頼んだら高いわりにあまりよくなくてね。」と
自分達で手作りで準備しています
ステージ上に飾る今年のコングレスのテーマを製作中。
キレイな紙で文字を切ったあとは、
古い厚紙のファイルに貼り付けて丈夫に仕上げて完成です
「こども達、こども達!
国や社会がよりよく成長するために、
聞こう、動こう、一つになろう」
テーマ係の後ろで…
「たまき手紙どうもありがとう!」「あゆみ、お手紙書くからね!」
テーマ係がステージ上に飾るためのテーマを作っている後ろで、
何やらチョキチョキやってるボランティアのふたり。
テーマの文字を切って出た余分な部分をさらに細かく切っていました。
これはコングレス当日に紙吹雪として使用するそうです。
それにしても、暑いフィリピンではかなり根気のいる作業。。
作業中は大学の試験のこと、教授のこと、自分の家に泊まった日本人についてなど、色々な話をしていました
「無言でやると寝ちゃいそうで…」
え???もう1回!もう1回!!!
ストリートエドゥケーションでいつも大活躍のふたりは、
コングレスで発表するダンスの練習です。
ヒップホップは大の得意のジャスパーですが、
意外なことに、モダンダンスのステップに大苦戦
汗だくになりながら、見るとつられちゃうからと目をつぶりながら、
一生懸命練習していました。
オフィスでのみんなの人気者
キャンパーやツアー参加者にはおなじみのジェイドも
オフィスに遊びに来ていました
この日はECCDの先生達のミーティングがあったので、ママのRジョイもオフィスへ。
ちょっぴり風邪気味のジェイドでしたが、たくさんのお兄ちゃんお姉ちゃんに
遊んでもらい、お菓子をもらい、ご満悦の様子でした
こどもが考える環境の問題
こんにちは、フィリピン事務局やすえです
最近日本では、バナナがなかなか手に入らないというニュースを目にしました。
こちらでは、マンゴーやランブータンなどの果物は季節があるのですが、
バナナだけは年中どこでも売っています
みなさん今年の秋の連休は、ぜひこども達に会いに、
そしてバナナ食べ放題ツアーにフィリピンに遊びに来ませんか
さてタタッグでは現在、
10月末と11月に控えたチルドレンズコングレス(こども議会)の準備で大忙し
コングレスでは、
こども達が、自分達が抱えている問題を大人や同じこども達に向けて発表します。
ストリートエドゥケーションでも、
発表の準備に向けて、こども達が色々と話し合いをしていました。
今週のテーマは「環境」です
大学生のストリートエドゥケーターが最初に説明した後は、
話し合いはすべてこども達で進められます。
「じゃあ、まずは問題をみんなで出し合って、どの問題について話し合うか決めよう。
それで、選んだ問題の解決方法を次に決めようか。」
特にハイスクール(日本の中学生)になると、
話し合いの進め方をしっかりわかっているようです
読みやすい字、読みやすい字…あ!間違えちゃった
一人で一生懸命話し合いの結果を清書するバリエンテ。
「グループの子は?」と聞くと、
「みんな話し合いが終わったら遊びに行っちゃったよ。でも、いいんだ。」と、
ひたすら書き続けていました。
おーい、みんなー、話し合いは話すだけで終わりじゃないですよー!
最近では、9月末に行われたリーダーシップトレーニングを受けたこども達が、
色んな場面で前に出てくるようになってきました。
以前は恥ずかしがってばかりだった子、きちんとアクティビティに出席していなかった子も、「リーダーだから!」と、まわりのこども達をひっぱていくようになってきました。
そんなこども達の成長を見られることは、何よりも嬉しいですね
「みんなで一緒に、大切な環境を守っていきましょう」
土曜日に話し合いをし、発表しあったことを、日曜日はさらに掘り下げて考え再び発表をしました。
発表は劇、歌、踊り、スピーチ等、様々な手法が使われました。
「ゴミはゴミ箱に捨てましょう!」
小学校3年生以下、4~6年生、ハイスクール、と3つのグループに分かれて発表。
優勝は小学校3年生以下でした
①お金を得るために山の木を切ってしまうこと、
②不注意や考えが足りずに、どこにでもゴミを捨ててしまうこと、
③生活のために水を汚したり使いすぎてしまうこと、
の3つの問題を劇で表現しました。
そして、木が無くなってしまった世界、ゴミだらけになってしまった世界、
汚い水だけになってしまった世界を表し、
こうならないためにも、みんなで考えて生きていこう!と発表しました。
ゴミをポイ捨てしていた人が、
最後にはゴミに食べられてしまうというシーンが印象的でした
今回の発表が、少しずつでもこども達の今後の行動につながっていってくれるといいなと思いました。
また、キャンパー等日本からのビジターは、よくフィリピンの街の様子を見て、
ゴミのことや環境問題について色々と気付くことが多いようです
確かに、フィリピンでは色んな場所で捨てられているゴミを目にします
しかし、考えてみると、環境問題はどこの国にも存在する世界規模の問題。
日本で捨てられた見本用の携帯が、ここではおもちゃとして売られていることも…
考えれば考えるほど複雑に…
まずは、国や場所に関わらず、
自分のできることから、行動に移していきたいと思います
では、キャンパー等におなじみのメンバーの最近の様子です
キャンプ等で家庭訪問をしたアッパーシーボルで暮らす女の子。
次の日本人の訪問を楽しみにしています
偶然青い服を着ていた4人。
同じ色の服を着た人を見かけると、
ここの人達は、「どこでコンサートしたの?ここでも歌ってよ。」と言います。
「アツヒロ手紙ありがとう!お返事待っててねー」
8月にエドゥケーションを訪れた高校生から早速手紙が届き、
大喜びのジュビリンでした
夏に訪れたキャンパーとメールをし、
また遊びに来るって言ってた!と嬉しそうに話していました。
以上、今週のストリートエドゥケーションの様子でした