Summer Camp★2日目AM
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
今日は、早速サマーキャンプ2日目の午前の様子を
お伝えしていきたいと思います
2日目はなんと朝7時半からプログラムスタート
それでも、子どもたちは昨日の疲れなど見せず、
元気いっぱいです
2日目はまず、ヨガでリラックスするところから始まりました
トレーナーの動きを見ながら、
体を伸ばしたり動かしたりして、
ゆっくりゆっくり体をほぐしていきます
体がほぐれたところで、
次は、2人1組で向かい合って鏡の動きをする
というアクティビティ
1人がリードし、もう1人がリードする人の動きに合わせます
2人の次は4人組、最後に全員で
先頭の人に合わせて同じ動きをしました
このときは、4人以上の場合には、
先頭の人が体の向きを変えることによって、
先頭が変わります
そのため、常に一番前にいる人に合わせて、
動きを変えていくことになります
例えば・・・
まず、先頭のニコがみんなをリードします

リーダーの人が予想外の動きをすると
ついていくのが大変ですが、
子どもたちは終始、楽しそうに参加していました
さて、次のプログラムは、チーム「Magalang」と
チーム「Mapagmahal」に分かれて行われました
なかでも子どもたちが苦戦していたのは、
conflict(ケンカ・言い争い)をテーマにして演技を行うというもの
まず2人1組になってAとBを決め、
順番で相手に対して怒りをぶつけます
怒られるほうは、相手はなぜ怒っているのか、
そもそも自分と相手の関係はなんなのかということを
推測しなければなりません
自分の相手は兄弟両親
友だち
それとも・・・
そして、最後にはトレーナーの掛け声で
2人1組で全員が同時に言い争いをする
ということにも挑戦しました
全員がいっぺんにしゃべるので、
相手の言葉を聞き取るのも一苦労
挑戦した子どもたちからは、
「自分の相手がいうことだけに集中することが難しかった!」
という声もちらほら・・・
途中で言葉に詰まってあきらめてしまう組もあり、
特に年齢の小さい子どもたちにとっては大変だったようです
このころ、もう1つのチームは
「自分のはいているサンダルを何かにたとえて表現する」
という即興表現をやっていました
サンダルをくしにたとえて、髪をとかすジェスチャーで表現
動きのないものはNG、また、動いていても
もっといい表現ができる!と判断された場合には、
PETAの人から「もう1度」との声がかかります
頭を悩ませながらも、よりよい表現をしようと
みんな頑張っていました
両チームともいくつかのアクティビティを終えた後、
3日目に発表する劇の練習を少しして、午前中のプログラムが終了
午後もまだまだ続きます
*午後のプログラムは、次回のブログでお伝えしたいと思います
フィリピン事務局
戸塚 真希
Summer Camp★
みなさま、お久しぶりです
フィリピン事務局のまきです
長らくTATAG関係のブログを更新できず、申し訳ありません
フィリピンは雨季に入り、
雨が降ることが多くなってきました
少し暑さは和らぎましたが、
それでも毎日30℃以上の日々が続いています
さて、今週から新学期が始まりましたが、
今回のブログからは数回にわたって、
TATAGが夏休み中の5月22日~24日に開催した
サマーキャンプの様子を紹介していきたいと思います
今回のサマーキャンプには各地域とストリートから選ばれた
29人の子どもたちが参加しました
サマーキャンプ1日目は7時にTATAGのオフィスに集合
みんなちょっとそわそわしながら出発のときを待っていました
キャンプの説明をするエドゥケーターのシータ
バスが来るといよいよ出発
着いた先は・・・・
TATAGのオフィスから1時間半ほど離れたところにある、
FARMLANDIA(ファームランディア)という宿泊施設
敷地内にはプールもあって、
子どもたちのテンションはいっきに急上昇
しかし、すぐにプールというわけにはいきません
サマーキャンプのプログラムが終わったあとのお楽しみです
さて、今回のサマーキャンプは
例年とはちょっと違う様子・・・
実は、今回初めてサマーキャンプに
PETAのトレーナーの方々が来てくださったのです
PETAについて詳しく知りたい方は、
代表ブログをご覧ください
↓ ↓ ↓
記事URL
http://ameblo.jp/action-hajime/entry-10402906670.html
代表のブログやこのブログでも
何度か名前が出てきているPETAは、
演劇ワークショップ業界では世界的に有名な団体
プロのトレーナーのトレーニングを受けられるということで、
始まってすぐの子どもたちはちょっと緊張気味・・・
今回は、まず子どもたちを全6チームに分けて、
エドゥケーターが1人ずつチームにつきました
さらにその6チームを3チームずつにわけ、
チーム「Magalang(礼儀正しい、丁寧なという意味)」と、
チーム「Mapagmahal(もっとも大切な、貴重なという意味)」
ができました
6チームにもそれぞれ名前がつき、
いよいよプログラムがスタートです
最初は緊張気味だった子どもたちも、
アイスブレーキングで体を動かすうちに
みんなリラックスしてきた様子
午後からはエドゥケーターたちが一時的にチームを離れ、
PETAのスタッフと子どもたちだけで、
プログラムが進められていきました
まず、1つ目のプログラムは
あるシーンを設定して、3コマに分けて
そのシーンを展開していくというものでした
イメージとしては、4コマ漫画のような感じです
しかし、3つのシーンには言葉も動作も一切ありません
そのため、目で見ただけでわかるようなシーンを
作る必要があります
文章だけではわかりづらいので・・・
こんな感じです
ある授業中の風景
「先生授業を抜け出そうとしている人がいます
」
このように、各シーンでは1人1人がいかにも動いているように見せ、
全員でそのシーンを表現していきます
ここで、活躍していたのは年上のマラやジュビリン、ニコ、
アンソニー、マニュエリーといった年上のお兄さん、お姉さんたち
エドゥケーターがチームを離れている間、
しっかりと仕切っていました
そして、子どもたちが各シーンを作り終えた後、
PETAのトレーナーの方が各チームに入って、
演技指導が始まりました
トレーナーが1人1人の動きをチェックして、
丁寧にアドバイスしていきます
その少し立ち位置を変えたり、表現を変えるだけで、
みるみるうちにそのシーンがよりわかりやすくなっていきます
どんどん表現力を増す子どもたちをみていると
まるでPETAの魔法にかけられているようでした
トレーナーのアドバイスを真剣に聞く子どもたち
そして演技が完成
これは夜のプログラムで発表することになりました
次のプログラムは
「なぜ、このサマーキャンプに参加しているのか?」
ということを考えるアクティビティ
ただ考えるのではなく、2チームに分かれ
リレー形式で紙に書いていきます
あまり考える間もなく自分の番が回ってくるので、
子どもたちは集中して自分なりの答えを考えていました
「特別な経験をするため!」
「学校生活に生かすため!」
「とにかく楽しむため!」
と、さまざまな意見が出ていました
このアクティビティを通して、このキャンプに参加する目的や、
どんな3日間にしたいかをそれぞれ
考えることができたのではないでしょうか
また、みんなで考えを共有することで、
お互いの考えも理解しあい、
みんなでどんなキャンプにしたいかを
シェアすることができたようです
そのあとは
「芸術的な表現をするために必要な要素」
についてみんなで考えました
ちなみに、必要な要素は・・・
「Line(線)」
「Shape(形)」
「Space(空間)」
「Sound(音)」
「Movement(動き)」
「Texture(構造)」
「Color(色)」
「Rhythm(リズム)」
の8つだそうです
なるほど~
今後のプログラムはこの要素を意識して
取り組んでいくことになりました
さてさて、このころエドゥケーターたちはというと・・・
夜のプログラムで子どもたちに渡す賞のためのメダルづくり
そして、夜のステージ用の横断幕づくりをしていました
ラジオにマイクにハサミにヘビにウサギバラエティにとんだメダルです
2つのチームの名前とエドゥケーターたちの手形がいい感じ
夕方のプログラムまでが終わったところで
念願のプールタイム
子どもたちもエドゥケーターもみんな楽しそう
私は写真係としてプールサイドを走り回っていました笑
プログラムを終え、みんなとってもリラックスした様子
うーん、2人ともとってもいい笑顔
プールからあがり、夕飯を終えたら
いよいよ夜のプログラムがスタートです
昼間に何回も練習した演技は、
練習の成果がきちんと出て、とてもよく表現できていました
発表を終えた子どもたちの顔もとても充実していました
この後に、有志による歌やダンスの発表があり、
いよいよ今日の賞の発表です
各チームごとに
「協力できていたで賞」
「積極的に取り組んでいたで賞」
などなどたくさんの賞が渡されました
チームごと各プログラムに取り組んできた
子どもたちはちょっと恥ずかしがりながらも
笑顔で自分のチームの賞を受け取り、
チームの旗にくくりつけていました
こうして長い長い1日目が終了
みんなおつかれさまでしたー
次回のブログでは2日目の様子をお伝えします
フィリピン事務局
戸塚 真希
ニニョスへ通う新しい生徒 ネリーサ
みなさんこんにちわ
早いことに6月ももう半分が過ぎてしまい、7月に突入しようとしています
7月はACTIONのスタディーツアーがありますので、
宜しかったら参加してみてください
貴重な体験と、素敵な思い出を作れることをお約束いたします
ちなみに、スタディーツアーは11月まで毎月行う予定です
また、8、9月はワークキャンプも行いますので、こちらも是非参加してみてください
さて、今回は、ニニョスのセンターへ通っている
ネリーサという女の子についてお伝えしたいと思います
彼女は聴覚に障害があり、以前のストリートチルドレンキャンプ
(旧ニニョスキャンプ)に参加してくださった地頭所文平(文平)さんと、
澤田佳代(かよ姉)さんが奨学金を出してくださるということで、
ニニョスへ通うことが決まった女の子です
さかのぼること4年前…2006年の春に行われたキャンプで、
ACTIONではリバースという地域でワークをしました
そこにはまだ赤ちゃんのネリーサが住んでいました
そのキャンプに参加してくださったのが、文平さんと、
ネリーサの家にホームステイをしたかよ姉さんです
文平さんは、2009年、2010年の春のキャンプに再度参加してください、
その後奨学金をだすことを決めてくださいました
学校へ通うことのできたネリーサは、毎日楽しそうに授業をしています
ノートには、自分で書いた名前を見せてくれました
また、彼女は小学1~4年生の教室で、頑張って手話を勉強していました
積極的に本を見て手話を使っていたり、みんながしている手話を真似したり、
とても意欲的に感じました
お昼休憩のときには、ニニョスっこたちと仲良く遊んでいました
まだまだ手話で会話している姿は見られなかったですが、
常に笑顔で授業を受けていて、とても楽しそうでした
ニニョスっこたちも一緒に遊んだり、新しく友達ができて嬉しそうでした
これからも、勉強頑張ってね
そして、文平さんと、かよ姉さん、本当にどうもありがとうございました
みなさまも、これからも温かなサポートを宜しくお願いいたします
フィリピン事務局
赤石ゆい