新学期が始まりました!
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
6月15日から新学期がスタートし、
オロンガポの街でも、カラフルな制服を着た子どもたちが
元気に学校に通う様子が見られるようになりました
フィリピンの制服は、日本の制服よりも
鮮やかな色を使っていることが多く、
見ているだけでわくわくしてきます
さて、新学期が始まる前の最後の週末、
TATAGでは支援先の子どもたちに向けて、
学用品の配布が行われました
当日の朝、TATAGに行ってみると、
えんぴつ、ノート、クレヨン、ボールペンなどなど
各学年ごとに必要なものがまとめて1袋になって
山積みになっていました
2日間かけて、これらがすべて子どもたちに配られました
学用品を受けとった子どもたちは、
全部でなんと500人以上
受け取りにくる人の列で、TATAGのオフィス前は
一時、お母さんと子どもたちであふれていました
もちろんこの2日間、TATAGのスタッフは大忙し
自分の名前や住んでいる地域をリストに記入してから、学用品を受け取ります
そんな忙しさの中でも、笑顔を絶やさずに
冗談を言い合いながら仕事をするスタッフたち
さすが、フィリピンです
一方、自分用の学用品を手にした子どもたちは
とっても嬉しそう
これで、新学期に向けて準備は整ったかな
みんな元気に学校に通って、友達と一緒に楽しみながら
いろいろなことを学んでいってほしいですね
もらった学用品は大切に使おうねー
フィリピン事務局
戸塚 真希
Summer Camp★3日目
みなさま、こんばんわ
フィリピン事務局のまきです
早速、サマーキャンプ最終日の様子を
お伝えしていきたいと思います
3日目は朝から、昨日の午前中に考えた劇の練習を
各グループごとに行っていました
PETAのスタッフの人の合図で全員集合し、
いよいよ最後のプログラムがスタートです
まず最初は、ウォーミングアップをかねたリレーゲーム
シーピットバーオ(ココナッツの殻を使った遊具)&
ボウルを持って二人三脚です
紐を足の指に挟んで殻を固定し、軽快に走ります
砂袋に片足ずつ入れ、更に手には料理用のボウルなかなか難しそう
みんな体が温まったところで、
今度はジェスチャーゲーム
お題にあわせてチーム全員で表現をし、
解答者がその答えを当てるというもの
解答者は、何度も答えをいうことができ、
ジェスチャーをするチームメイトは、その答えに対して
「近い!」「間違ってる」など決まった単語だけを
ヒントとして出すことができます
答えをおでこにはられる、解答者のニコなかなか答えにたどり着けません
「Conflict」という答えをジェスチャーで表す子どもたち
このアクティビティの後は再び、演劇の練習へ
今度はPETAのトレーナーの人たちが各グループに入り、
指導に当たってくれました
一言アドバイスをもらうたびに、
みんなの演技により動きが出たり、表現力を増していきます
PETAマジックにこの日も終始、私は驚かされていました
立ち位置や動きのアドバイスをもらい練習中
そして、いよいよ発表のとき
みんな1日目とは比べものにならないくらい堂々としていて、
見ている人に伝わりやすかったです
演劇には、1日目に学んだ8つの要素はもちろん、
ストーリーの中におかしさや争いといった要素が入っていたり、
体の動きで魅せる場面があるなど、
さまざまなポイントが盛り込まれていて、
見ている人を引き込んでいく構成になっていました
レストランでのワンシーン
「料理がいつまでたっても来ないのよどうなってるの
」
「こちらも忙しいんです、お客様」
と、だんだん店内中の人を巻き込んだ言い争いに
Conflict(争い)の要素を盛り込んだ場面でした
また、演技の途中に緊張してセリフを忘れてしまった子がいたときも、
観てる側の子たちから、「頑張れー!」との声があがっていて、
お互いに励ましあうこともできていたのが良かったと思います
全部の発表が終わると、いよいよサマーキャンプの修了式へ
最終日は、1人1人に賞とメダル代わりのアクセサリーが
トレーナーたちから授与されました
1人1人アクセサリーをつけてもらいました
そして、3日間子どもたちのファシリテーターとして頑張ってきた
エドゥケーターたちにも、賞とメダルが授与されました
最後に1人1人キャンプの感想を言い合って、
プログラムの全日程が終了しました
「とにかく楽しかった!」
「来年もまた参加したい!」
「今回参加できなかったみんなにも、この経験を伝えたい!」
など、子どもたちからはとっても積極的な感想がたくさん出ていました
感想をいうみんなの顔には、3日間で最高の笑顔
充実したキャンプになったようです
このキャンプで学んだことを今後の生活に生かして
それぞれ頑張っていってほしいと思います
フィリピン事務局
戸塚 真希
Summer Camp★2日目PM
みなさま、おはようございます
フィリピン事務局のまきです
週末はいかが過ごされましたか
私は事務局の女性スタッフみんなで、
久しぶりに外食に行きました
たまには、外でご飯もいいですね
さて、長くなっておりますが、
今日もサマーキャンプの様子を
お伝えしていきたいと思います
2日目の午後は、2チームずつでペアになり、
用意された4つのステージを回るという
タイムトライアルから行いました
どのステージも子どもが夢中になってしまうしかけがたくさん
みんな時間を忘れて、
各ステージでアクティビティを行いました
ステージ:オリジナルランタン作り
ランタンとは、日本でいう「ちょうちん」
ランタンの側面に「自分のシンボル」を
描き、カッターでくり抜いていきます
シンボル人によってさまざま
空に輝く太陽とお家、たくさんの花、大きなハート・・・
それぞれの思いを形にしていきます
みんながつくったランタンは夜の会場に飾られるとのこと
うーん、楽しみ
ステージ:音・リズムを使ったアクティビティ
ここでは、歌を歌いながらステップを踏んだり、
楽器を使って4拍子のリズムのパターンをつくり、
チームごとに歌に合わせて発表をしたりしました
ステップは全員で合わせなければいけません
ステージ:影絵遊び
紙を花や木、草、鳥、葉っぱなど好きな形に切り抜いて、
その形の中のなかの一部も切り抜いて、
裏からカラーセロファンをはったときに色が出るように作ります
どのようにセロファンが見えるように切り抜けば、
プロジェクターごしにスクリーンに映したときに
キレイに色がでるのか、それを考えるのが難しそうでした
葉っぱのすじをくり抜き、ここにセロファンをあてるようですなかなか上手
ステージ:自分の今と将来について考えるアクティビティ
人型にカットされた紙を上から3等分し、
一番下に「今、自分にできること」
真ん中に「今、自分が持っているもの」
一番上に「将来、自分は何をするのかor何をしたいのか」
という質問の答えを絵で描きます
各ステージともかなり充実したアクティビティ
でも、これだけでは終わりません
続いてのプログラムは、
PETAスタッフに出されたお題を1ずつ解決していく
レクレーションラリーです
これは「Magalang」と「Mapagmahal」の2チームに分かれて
タイムを競って行われました
お題:単語を組み合わせてできた言葉を全員で伝えよ
お題に書かれていたのは、
「お母さんたち、いつもお世話をしてくれてありがとう!
朝・昼・夕飯とメリエンダを作ってくれてありがとう!」
という、TATAGのお母さんたちへのお礼の言葉
子どもたちからお礼の言葉をもらった
アテマルー、アテジョ、アテビシンもとっても嬉しそうでしたー
TATAGのお母さんこと、コミュニティーオーガナイザーのアテマルー&アテジョ
お題:「芸術的な表現をするためのの8つの要素」を全員で答えよ
このように、昨日学んだことの復習も
しっかりと組み込まれていました
ただし、石畳を通れるのは10人まで
でも、チームにいるのは10人以上
みんなでアイディアを出し合い、
体の大きい子が小さい子をおんぶして進むことに
教会の出口を出ると、張り巡らされたロープここを抜けて次のミッションへ
このとき、ピースを探す役の人は目隠しをしているため、
ビーチサイドにいるほかのメンバーが、
ピースのある場所まで声をかけて案内します
うまく案内をしてあげないと、
探す役の人は全然違う方向に行ってしまいます
このあと、パズルを完成させ、
PETAのスタッフと一緒に「Congratulations」といって、
プールに飛び込み、ゴールとなりました
ゴール後のチーム「Magalang」のみんな充実した笑顔です
こうして、午後のプログラムは終了
このあと、夕飯までの間みんなはプールを満喫しました
そして、夕飯の後はいよいよ夜のプログラムです
夜の会場には、昼間作ったランタンや
みんなの夢などが描かれた人型の紙などが飾られました
会場に飾られた、みんなが作ったランタンたち
まず最初は、各グループが
昼間つくったリズムをそれぞれ曲に合わせて発表しました
ポーズも決まり、演出もばっちりです
このあとには賞の発表があり、
「一番、積極的だったで賞」
「リーダーシップを発揮したで賞」
などの賞が子どもたちに手渡されました
「リーダーシップを発揮したで賞」を受賞したジェイド
最後に今日1日の振り返りをして、
2日目も終了となりました
次回はいよいよ最終日の様子をお伝えします
お楽しみにー
フィリピン事務局
戸塚 真希