TATAGの奨学生近況!
みなさま、こんばんは
フィリピン事務局のまきです
毎日があっという間で、ついていけていない今日この頃です
2月に入ってもう1週間・・・早い・・・
日本の大学生のみなさんはテストも終わり、
そろそろ春休みが始まるころでしょうか
ACTIONのワークキャンプも今日からいよいよスタートです
ニニョスやタタッグでプログラムを行う、
「ストリートチルドレンキャンプ」も
2月10日(~2月23日)にA日程が始まります
今回のキャンプは今まで3週間で行っていたところを2週間に短縮し、
より多くの人が参加しやすい日程にしました
プログラム内容も厳選してありますので、
以前の3週間同様、充実した2週間になると思います
3月3日スタートのB日程は引き続き参加者を募集中ですので、
ぜひぜひACTIONのホームページをチェックしてみてくださいねー
【ACTIONホームページ⇒http://www.actionman.jp/】
前置きはこのくらいにして・・・
今回は以前ブログでも紹介した、
「Growing People's Will(GPW)」という
奨学金支援を行っている団体のサポートを受けて支援を行っている、
TATAGの奨学生たちの近況をご報告したいと思います
【以前の関連記事はこちら!
⇒http://ameblo.jp/action-ninostatag/entry-10577792648.html】
現在、サポート受け学校に通っているのは小学生6人
どの子も兄弟姉妹が多い・家庭が貧しいなど
厳しい環境の中で生活をしていますが、
GPWさんのサポートにより、学用品などに困ることなく、
きちんと学校に通い、授業を受けることができています
お家に勉強に適した机はなく、電気がないという子もいます
下の子の面倒を見なければならない子や、
学校に通いながらマーケットで働いている子もいます
それでも、
「学校は大好き休まず通っているよ
」
「机や電気がなくても大丈夫だよ勉強がんばるよ
」
「もうノート使い終わってしまったよ新しいのがほしい
」
こんな言葉から、子どもたちががんばって学校に通い、
勉強しているんだろうなーというのが伝わってきます
私には想像もできないくらい、たくさんのことを抱えながらも
みんな毎日元気にがんばっています
また、6人の中には、
今まで週末に行われているストリートエドゥケーションには
あまり参加したことのなかった子たちもいるのですが、
嬉しいことに、ほとんどの子が
ほぼ毎週エドゥケーションに顔を出すようになりました
みんなとメリエンダを食べるジョルナリン(左端)&カルロータ(前中央)
小さな妹弟を連れて、毎週エドゥケーションに来ているプレシャス(後ろ右端)
エドゥケーションは、他の子どもたちと一緒に
ゲームをしたり勉強したりすることを通して、
チームワークやコミュニケーション力を身につけることができる、
また、子どもらしくのびのびと過ごすことができる、
子どもたちにとってとても大切な居場所です
平日は学校で、そして、週末はエドゥケーションで、
勉強はもちろん勉強以外のこともたくさん学んで
すくすくと成長していってほしいなと思います
エドゥケーションのあとにミーティングをしている様子
学校のことをエドゥケーターのジャスミンに報告しています
また、そんな子どもたちに、スポンサーの方から
先日嬉しいプレゼントが届きました
GPWさんが製作し、販売を行っているオリジナルTシャツです
Tシャツにはいくつか種類があり、さまざまな国の言葉で
「ありがとう」と書かれています
このTシャツの販売で得た収益を使い、
パキスタン・ミャンマー・フィリピンなどで
子どもたちの教育支援を行っていらっしゃいます
【Tシャツが気になる方はこちら!⇒http://www.gpw39.net/index.html】
明るい色のTシャツは元気な子どもたちにぴったりですねー
GPWのスタッフのみなさま、
Tシャツの購入等を通じて支援をしてくださっているみなさま、
子どもたちを温かくサポートしてくださり、どうもありがとうございます
これからも、子どもたちのためにご支援をよろしくお願いします
さて、子どもたちも頑張っているのですから、私も負けてはいられません
子どもたちの未来の可能性が広がるよう、
さまざまな形でサポートできるように頑張っていきたいと思います
フィリピン事務局
戸塚 真希
デニース通院後2
みなさまこんにちわ
12月に、デニースの内反足治療をしたときのことを
ブログでご紹介したと思いますが、通院を終えて早2カ月半が経ちます
詳しくはこちら
今回は、その後のデニースの様子についてお伝えしたいと思います
11月24日が最後の通院日でしたが、その日に矯正器具をいただきました
とても丈夫で、デニースも普通に歩けるようになるため毎日履き続けていました。
時には嫌な時もあって大泣きするときもありましたが、
それでも我慢して履き続けてくれました。
しかし、12月の中旬に矯正器具を見てみると・・・ヒビが入っていました
どうやら、ダダをこねて足をバタバタさせたり、
靴を履かないでそのまま歩いてしまったり、
そういうことの積み重ねでヒビが入ってしまったようです。
そして、年末にはキレイに壊れてしまいました
ヒビが入ってしまった時点で先生には連絡をしていたので、
いつでも修理や新しく作ってもらうことはできたのですが、
そういうことではなく、もっと大事に使ってほしいということを改めて伝えました。
ヒビが入ったときにまず私から伝え、
壊れたときにはスタッフからも一緒に伝えてもらいました。
とはいってもまだ3歳の子ども。デイジー(デニースのお母さん)にも伝えましたが、
四六時中デニースのことを見続けるのは無理な事もわかっていますので、
ニニョスのスタッフの方々にも注意して見てもらうことになりました
デイジーにも他のスタッフにも気にかけさせることが増えてしまいましたが、
今頑張って治療すれば手術の必要はなくなります
ですので、しばらくはみんなで協力してデニースを見ていきたいと思います
デニースの矯正器具を直すため、すぐ先生に見せにいきました
と言っても、病院へ行ったのではなく、先生のお店へ行きました
ここで「えっ?」と思った方、フィリピンでは普通のことなのですが、
病院にはそれぞれの科にお医者さんはいらっしゃいますが、
各自独立して患者さんを見ています。
つまり、病院の中に各お医者さん達のクリニックがいくつもあるような感じです
日本では「○○病院が良い、悪い」みたいな感じだと思いますが、
フィリピンでは「○○先生がいいからあそこの病院へ行こう」
という風になっていきます
デニースが見てもらった病院の先生は、内反足患者さんの治療をしていますが、
それ以降のケア(例えば今回のような矯正器具をつける)などは、
それを作る専門の先生にバトンタッチしていますそれ以降はノータッチです。
そして今回その矯正器具を作って下さった先生は、
病院や知り合いの先生から連絡がきたら
そこの病院へ行ってオーダーを受けているようです
今回、実際先生の仕事場へ行きましたが、
これがまたアクセスの悪いところにありました
バスを降りたら、裏道を登っていきました
私の暮らしているオロンガポという町は
アクセスが良かったので今まで気づきませんでしたが、
少し町から外れるとアクセスが本当に悪く、
不便な場所もたくさんあるのだと思いました
さっそく、矯正器具を作るためにサイズを測りました
足首は以前の柔らかいままで、今のところ問題はないとのことでした
そして取りに行くと、以前よりかわいいデザインになっていました
ピッタリです
そして靴を履きます
先生は足だけではなく、体の各所の歪みなどを直す矯正器具も作っています
真ん中のでかいものは、腰用だそうです
先生は本当に優しくて面白い方で、
患者さんの不安を拭うようにデニースにも話しかけてくれていたり、
冗談を言ったりと、終始和やかな雰囲気でした
デニースはまだまだしっかり話すことができませんが、
言ってることはちゃんと理解しています
今回は結局恥ずかしがってお礼などを言えなかったですが、
帰りには、新しい矯正器具がまだ慣れていないのに歩いてみたりと、
デニースを見ていて歩けることが楽しいんだろうなと思いました
まだ完治したか判断されるまで時間がかかりますが、
たくさん歩いて、今の歩き方の癖がついて、早く治るといいなと思いました
フィリピン事務局
赤石ゆい
フィリピンと日本のいいところ再発見。
みなさま、あけましておめでとうございます
フィリピン事務局のまきです
約1ヶ月もの間、ブログを更新できず、新年のごあいさつもできず
すみませんでした
私ごとですが、1月10日から25日までお休みをいただき、
日本に一時帰国させていただいていました
11ヶ月ぶりに戻った日本は出国したときと同じように寒く、
常夏から突然、冬に飛んだため体はかなりビックリしていました
もともと冬は大の苦手なのですが、
2週間限定となると、毎日の寒さも心地よく、初めて冬もいいなーと思いました
フィリピンは乾季と雨季があり、日本のような四季はありません
私は日本人なので、春の時期には桜が見たくなり、
秋の紅葉も大好きです
それぞれの季節にしかない食べ物も豊富で、
食事をしていても四季を感じることができますよね
日本にいるときは当たり前すぎて気づきませんでしたが、
四季があることは日本のいいところだなーと改めて思いました
一方、フィリピンはまだまだ人と人とのつながりが強く、
町を歩いているとたくさんの人に声をかけられます
友達のお家に遊びにいけば、親戚の子や近所の子が一緒くたになって
遊んでいて、近所同士でもお互いの子どもたちのことをよく見ています
日本ではあまり見られなくなった光景が今でもあちこちで見られます
そんなフィリピンから日本に戻ってくると、
人が足早に行き来するだけの東京は少しさびしく感じられました
1年前の自分もいつも時間に追われていたことを思い出し、
フィリピンに行かなければ気づかなかったことなのかなーと思うと、
なんだか不思議な感じがしました
こんなふうに、1年ぶりに日本に戻ったことで、
今までは気づかなかったこと日本とフィリピンのいいところを
再発見することができました
ですので、今年は更に日本とフィリピンのいいところを
もっともっと発見して、お互いの国に生かせるように
頑張っていきたいと思います
これまた私ごとですが、私はうさぎ年生まれなので今年は年女です
12年に1度しか来ない自分の干支なので、
干支の動物であるうさぎのように、
ぴょーんと飛躍できるような年にしたいなぁと思っています
みなさまにとっても明るく充実した1年になりますように
それでは、今年もよろしくお願いいたします
フィリピン事務局
おまけ写真①ニューイヤーの花火
1月1日という特別な日仕様です
元気いっぱい1年を過ごしてねー