デニース通院後2
みなさまこんにちわ
12月に、デニースの内反足治療をしたときのことを
ブログでご紹介したと思いますが、通院を終えて早2カ月半が経ちます
詳しくはこちら
今回は、その後のデニースの様子についてお伝えしたいと思います
11月24日が最後の通院日でしたが、その日に矯正器具をいただきました
とても丈夫で、デニースも普通に歩けるようになるため毎日履き続けていました。
時には嫌な時もあって大泣きするときもありましたが、
それでも我慢して履き続けてくれました。
しかし、12月の中旬に矯正器具を見てみると・・・ヒビが入っていました
どうやら、ダダをこねて足をバタバタさせたり、
靴を履かないでそのまま歩いてしまったり、
そういうことの積み重ねでヒビが入ってしまったようです。
そして、年末にはキレイに壊れてしまいました
ヒビが入ってしまった時点で先生には連絡をしていたので、
いつでも修理や新しく作ってもらうことはできたのですが、
そういうことではなく、もっと大事に使ってほしいということを改めて伝えました。
ヒビが入ったときにまず私から伝え、
壊れたときにはスタッフからも一緒に伝えてもらいました。
とはいってもまだ3歳の子ども。デイジー(デニースのお母さん)にも伝えましたが、
四六時中デニースのことを見続けるのは無理な事もわかっていますので、
ニニョスのスタッフの方々にも注意して見てもらうことになりました
デイジーにも他のスタッフにも気にかけさせることが増えてしまいましたが、
今頑張って治療すれば手術の必要はなくなります
ですので、しばらくはみんなで協力してデニースを見ていきたいと思います
デニースの矯正器具を直すため、すぐ先生に見せにいきました
と言っても、病院へ行ったのではなく、先生のお店へ行きました
ここで「えっ?」と思った方、フィリピンでは普通のことなのですが、
病院にはそれぞれの科にお医者さんはいらっしゃいますが、
各自独立して患者さんを見ています。
つまり、病院の中に各お医者さん達のクリニックがいくつもあるような感じです
日本では「○○病院が良い、悪い」みたいな感じだと思いますが、
フィリピンでは「○○先生がいいからあそこの病院へ行こう」
という風になっていきます
デニースが見てもらった病院の先生は、内反足患者さんの治療をしていますが、
それ以降のケア(例えば今回のような矯正器具をつける)などは、
それを作る専門の先生にバトンタッチしていますそれ以降はノータッチです。
そして今回その矯正器具を作って下さった先生は、
病院や知り合いの先生から連絡がきたら
そこの病院へ行ってオーダーを受けているようです
今回、実際先生の仕事場へ行きましたが、
これがまたアクセスの悪いところにありました
バスを降りたら、裏道を登っていきました
私の暮らしているオロンガポという町は
アクセスが良かったので今まで気づきませんでしたが、
少し町から外れるとアクセスが本当に悪く、
不便な場所もたくさんあるのだと思いました
さっそく、矯正器具を作るためにサイズを測りました
足首は以前の柔らかいままで、今のところ問題はないとのことでした
そして取りに行くと、以前よりかわいいデザインになっていました
ピッタリです
そして靴を履きます
先生は足だけではなく、体の各所の歪みなどを直す矯正器具も作っています
真ん中のでかいものは、腰用だそうです
先生は本当に優しくて面白い方で、
患者さんの不安を拭うようにデニースにも話しかけてくれていたり、
冗談を言ったりと、終始和やかな雰囲気でした
デニースはまだまだしっかり話すことができませんが、
言ってることはちゃんと理解しています
今回は結局恥ずかしがってお礼などを言えなかったですが、
帰りには、新しい矯正器具がまだ慣れていないのに歩いてみたりと、
デニースを見ていて歩けることが楽しいんだろうなと思いました
まだ完治したか判断されるまで時間がかかりますが、
たくさん歩いて、今の歩き方の癖がついて、早く治るといいなと思いました
フィリピン事務局
赤石ゆい