さて。
イタリアで働くという事。
ラファエラです
イタリアで働く為の情報シリーズです
イタリアでお仕事シリーズ
第1弾、一般情報編
① イタリアの就労事情 
今ココ。
第2弾、滞在許可編
イタリアでは
色んな情報が頻繁に変更されるので、
最新の必要情報は
各自でお調べ頂きますよう
お願い致します。
昨日の記事で少し話しましたが、
ラファエラ、現在、飲食勤務です。
イタリアで仕事をする場合、
色々と就労制限があり
所持している滞在許可の目的によって異なります。
就学用滞在許可の場合、
就労可能時間に制限があります。
1週間で最大20時間、
1年間で最大1040時間と決まっており、
それは
就学目的で滞在しているのだから、まずは勉強しろ
という事なので当然の規制です。
※以前は『1日最大4時間』ともあったのですが、現在その文面がどこにも見当たりません。
就学用滞在許可で仕事を始める方は、各自でご確認下さい。
家族用滞在許可や
特殊技能者滞在許可など、
所持している滞在許可が変われば
職種などの制限も変わります。
イタリアで学生が働く際、
見つけやすい、始めやすいのは被雇用契約ですが、
イタリアの被雇用契約にはアルバイト／正社員の概念が無く、
パートタイム（4時間勤務）／フルタイム（8時間勤務）の2種類です。
パートタイムであってもしっかりと雇用契約をし、
「4時間勤務の正社員」という扱いです。
外国人である以上、
イタリア語レベルの問題や契約無しで雇われるという話もよく聞きます。
前者は個人の語学力の問題ですが
後者の無契約就労は違法なので、
その場合、
契約をしなかった雇用者への罰則だけでなく
無契約で働いていた学生にも
イタリアから強制退去という措置が取られるので注意です。
仕事を探すには、
ハローワークに登録する方法もありますが
1番多いのは
とにかく色んな店を回って
直接履歴書を置いてくる、
いわゆるばら撒き手法です。
詳しくは
下記サイトにも様々な情報があります。
イタリアでの職探しは
運とコネが大部分を占めます。
ラファエラの個人的なケースも、
ある日突然
道端で友人に声を掛けられ
偶然その場にいた
現職場のオーナーに即雇用されたというミラクル
『あの子の知り合いなら信用して雇うで』という軽さ
本当に運とコネ100％
日本でレストラン勤務経験はあったものの
その頃はウェイター業務ではなくレセプション業務担当だったので、
コース料理のウェイター業務は
タイミングを覚えるのが結構大変でした。
初日の仕事は
テーブルに出すパンを切る事だけだったという。。
地元料理の店なので
イタリア語だけでなく英語でも
料理の説明やワインのオススメ、
果てにはパリオ競馬の説明などもします
日本では馴染みのない食材があると
そもそも自分が知らなかったりするので
覚えるのが大変な反面、勉強にもなるし、
語学においても
今までより敬語表現が得意になりました。
更には
今ではホールスタッフで1番の古株なので、
皆が効率良く動けるよう
指示を考える力、他のスタッフの育て方も養われたと実感しています。
仕事をするという事は
日本でも外国でも苦労が付き物。
例えばイタリアは
日本のような先輩後輩意識があまり無い為に
人間関係が上手く行かず
精神的ダメージを受ける場合もありますが、
それも含めて全てが異文化交流。
外国で仕事に就くという経験が、
色々な物の見方や
考え方の幅を広げてくれると思います。
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