10日ほど前に奈良のある所でスズランに出会いました。

その日より我が家では何故かスズランを追い求める衝動に駆られる日々が続いています。

探していると長野県の入笠山にスズランの群生地が出て来ました。

スズランの見頃が悩ましい・・・

ドイツスズラン = 5月下旬〜6月上旬

日本スズラン = 6月上旬〜6月下旬

 

遠出なので天気予報も大切です。

いつまでもスズランを観れる訳でもないし・・・

10日間天気予報でも6月1日(水)が一番望ましい様なので決行します。

 

5月31日深夜出発

 

2022年6月1日(水)

6:55

富士見パノラマリゾート

青空をバックに新緑のカラマツが鮮やか

チケット売り場が開くのを待ってゴンドラに乗車

僅か13分で一気に標高差730mを上がってくれます。

 

大普賢岳と同じ標高1,780mにあるゴンドラ山頂駅は9℃

裾野にいると蒸し暑さも感じる時期であるにも関わらず涼しい~

入笠すずらん山野草公園にあるドイツスズラン

東北東に八ヶ岳

標高1,734mの入笠湿原まで一旦下ります。

白い花を咲かせた木はエゾノコリンゴ

入笠山案内図

カラマツ林の中を進みます

景色が新鮮で心地良い

爽やか

せせらぎ沿いにちらほらと

初めてみるサンリンソウ

帰宅してからWebで気付くまでニリンソウだとばかり思いこんでいましたが、葉柄があることから貴重種であるサンリンソウと分かりました。

 

紅い花はクリンソウ

金剛山のクリンソウとは花の色が違います。

 

花畑に入って直ぐに出会ったサクラソウ

日本スズランは開花前

入笠山の凄いところは一面に広がるカラマツの純林

登山道沿いにはちらほらと関西では見た記憶がない木もあります。

シラカンバ

素晴らしいカラマツ林

暑がりの私が長袖で汗もかかずに歩ける登山道

展望デッキから南東方向に

富士山

東北東に八ヶ岳

見事なシラカンバ

新コースを山頂へ登って行く辺り、少しトウヒやツガなどが自生している様です。

画像では分かりにくいですが、あまり整備されていない登山道で私の脚には特訓レベル(笑)

山頂まであと一息

入笠山頂1,955.4m

負傷して以降、最も高い山頂です。

 

東北東には2008年に登った八ヶ岳

南東に1997年に登った富士山

登りたいと思いながら行けずじまいの甲斐駒ヶ岳

見たいと思っていた北岳は甲斐駒ヶ岳の向こう側

西南西に2009年に登った木曽駒ヶ岳

山頂には山座同定が出来るプレートがありました。

図示すればこのような感じです。

西に2007年に登った御嶽山

西北西に

2002年に登った乗鞍岳

北西には

1998年の群発地震で撤退を余儀なくされザイテングラードを下ったこと

1999年の奥穂高岳

2001年の槍ヶ岳

2009年の奥穂高岳

思い出が詰まった槍・穂連峰

北北西には

剣岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳

と名峰が360度の大パノラマに並びます。

 

岩場迂回コースを下りましょう!

シラカンバ

花畑の西側

歩いたコースは時計回り

距離5.0km、単純標高差221m

 

天気は高気圧のど真ん中とはいかない予報ではあったものの富士山はもちろん、360度の大パノラマを楽しめたことに感謝です。

 

スライドショーをどうぞ

 

 

歩いている動画も撮られてました。

 

 

 

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