2026年6月16日(火)Upload
数日前からYouTubeで自身が歩いて来た道筋を他の方々の動画に重ねて思い出に耽っていました。
八経ヶ岳に至る弥山川ルート、鉄山ルート等々・・・
そんな中で冬季に良く登られていた聖宝谷を観ていました。
自身は「雪崩リスクが高そう」と躊躇して「とうとう登れず」でした。
2014年5月頃に「大峰ドラゴンの爪痕」と命名された方がいらっしゃるようで時の流れを感じます。
略して「ドラゴンの爪」という感じて広まっているのに驚く他ありません。
そんな怖がりの私が選ぶ冬・八経ヶ岳に至るルートは12月中旬に冬季通行止めとなる行者還林道(国道309号線)が通行止めとなる直前の土日を中心に
行者還トンネル西口→奥駈出合→弥山→八経ヶ岳のピストン
或いは大川口→行者還林道(徒歩)→行者還トンネル西口→奥駈出合→弥山→八経ヶ岳のピストン
で通って来ました。
近頃は熊渡からカナビキ尾根を経由して河合ルートで登る、或いは天川河合から河合ルート、そして聖宝谷ルートが殆どみたいで、私の様に行者還林道通行止め期間に限っては行者還トンネル西口から登られる方は極少数と思われます。
1993年11月14日(日)の初登頂以来、最後に登った2018年9月23日(日)に至るまで25年間、その間に「全ての月に八経ヶ岳に登ろう!」そして50回を超え「次は100回」と思っていた頃に大怪我を負ってしまいました。
左下腿切断だけであれば再訪も夢ではないと思います。
しかしながら右足の負傷もかなり酷く、可動域が膝関節・足関節共に半分以下。
大きなプレートと多くのビスが入っています。
更に外側に外転していて制約が厳しく、今では整備された登山道でしか登れなくなっています。
おまけを申し上げれば、負傷時に「くも膜下出血」を起していたそうで、それが原因とは言い切れないですが、原因である確率はかなり高いとのことで左耳の音信号が脳に伝わらなくなり、左側の聴力を完全に失ってしまっています。
更に右耳の聴力も酷くって補聴器を装着しても音量は大きくなるのですが、聞き分けが出来ない状態なのです。
当然ですが、音がどの方向から鳴っているのか?全く分かりません。
私生活では足以上に難題となっています。
「メリットは悪口を言われていても聞こえない」なんちゃって(笑)
こよなく愛する八経ヶ岳ですが、登頂回数54回でSTOP。
驚いたことに54回中、12回が冬季でした。
順にリンクを貼っていきます。
弥山から八経ヶ岳に向かう鞍部東側の登り
山頂から明星ヶ岳
次から次へと流れゆく雲の間の僅かなシャッターチャンスが残してくれる絶景、
冬大峰が魅せてくれる別世界の虜になった一日でした。
最も積雪量が多い日でした。
夏(2011年9月23日)の錫杖と比較すれば雪の量が分かります。
近年は温暖化の影響でしょうか?
私が拝見した範囲で、ここまでの積雪がある画像を見かけたことがありません。
当然の如く夏道は通れないし、何処が道なのかも分かりません。
この時期だからこそ選んでしまう胸突八丁の直登!
振り返れば大普賢岳から続く大峯奥駈道
この景色は行者還林道を歩いてトンネル西口から登ってくる、或いは聖宝谷から登ってこないと見ることは出来ません。
胸突八丁を登り切れば弥山テント場
大峰モンスターが待っています。
弥山から八経ヶ岳に向かう鞍部を超えますが、雪が多過ぎて何処から山頂へ上がれば良いのやら?
気付かない間に山頂西側を反時計回りに進んでいて八経ヶ岳山頂の南側に回っていました。
八経ヶ岳山頂から明星ヶ岳、仏生ヶ岳、孔雀岳、釈迦ヶ岳へと続く稜線
しっかりとした霧氷を纏った立ち枯れの木も今は倒れてありません。
そういう意味では二度と見ることが出来ない一枚です。
この日こそ私が登ってきた冬・八経ヶ岳の中で一番美しい日でした。
そんなこんなで思い出に耽り過ぎて当記事を書いてしまいました。
「弥山川も鉄山も何度か行っておいて良かった!」というのが正直な気持ちです。
「行きたいところは行くことが出来る今のうちに行く」ことが大切と感じています。










