ロシアによるウクライナ侵攻はロシアが一方的に何ら問題など一切起こしていないウクライナに対して侵攻したものです。
遡ればクリミア半島も一方的にロシアが占領しているに過ぎず全ての責任はロシアにあります。
ロシアが停戦条件にあげている「根本的な問題」とされる内容は「ウクライナの中立化・非武装化・非ナチ化」、つまり「ウクライナがNATOに加盟しない」・「軍備縮小 及び 軍事支援辞退」・「ぜレンスキー大統領の退任」ということで、あり有り得ない要求を並べています。
そもそもロシアがウクライナに対して「中立化・非武装化」を要求するのであれば、先ずはロシアが「非武装化」をしなければ相手に対して「中立化・非武装化」を要求など出来る筈がありません。ウクライナが「武装」していなければならないのはロシアが侵攻してくる可能性が極めて高かったからです。
ウクライナが「武装 及び NATO加盟」を達成しても隣国・他国に自らが戦争を仕掛けるなど決してありません。あくまで自国の自衛のみの目的にあります。
ロシア・プーチン大統領の究極の目的はウクライナを完全にロシアに併合することでしょう。
事実上の独裁国家のTOPが今回、起こした他国への侵攻で「たった一人の判断が自国・他国を問わず、どれほど多くの犠牲者を出し、どれほど多くの家族を不幸のどん底に陥れたか?」どう考えても許せない暴挙です。
アメリカのトランプ大統領が選挙戦で「大統領就任から24時間以内に終わらせる」と仰っていらっしゃいました。後に「6か月はほしい。できればそれより早く終わらせたい」と訂正されはしましたが、現状はどうでしょう?
戦争終結までの期間につきましては今更云々申し上げる気はありませんが、少なくとも戦争終結までウクライナ・ぜレンスキー大統領を助け、ロシアがウクライナの領土を奪うことなく手を引くまで支え続けなければ公約は満たされませんし、平和を望む多くの方々からの信用というもの失われてしまいます。
「冷戦終結」と言われた時代がありましたが、現在でも実際は世界は二分され冷戦状態にあるように感じます。
しかし、どの国も現在の「ウクライナに対するロシアの侵攻」を筆頭に現在起こっている紛争に対して地球規模で考え、戦争終結・紛争終結させなければならないと思います。
国連、抜本的改革が必要でしょう。