1998年8月
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長女=小学6年
次女=小学2年
8/14上高地→横尾山荘
8/15横尾山荘→穂高岳山荘
8/16穂高岳山荘→奥穂高岳→紀美子平→岳沢→上高地・西糸屋山荘
の予定であったがこの年は槍穂を中心に群発地震が発生していて8/16未明に最大の揺れを迎えてしまい縦走路が崩壊し風雨のザイテングラードからの下山を余儀なくされてしまいました。
1999年8月
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長女=中学1年
次女=小学3年
前年同様の日程でリベンジ
雨足が途絶えることのない3日間を頑張ってくれました。

右下の写真の奥に見える岩がムーミンの家に似てるそうでムーミン岩って言うんですって(*^_^*)
祝日法改正後、初めて実現した9月の大型連休。
娘達と歩いた思い出の穂高をママリンと10年ぶりにトレースすることにしました。

2009年9月19日(土)23時自宅出発→9月22日(火)6時帰阪
20日4時過ぎに沢渡駐車場着
凄い台数で第2駐車場の空きにギリギリセーフ!
(第3駐車場になるとどうも職員の到着を待たないと入場出来ないようでした。)
タクシー乗合で上高地入りします。
河童橋から仰ぎ見る穂高は素晴らしい姿で出迎えてくれそうな予感~♪
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明神→徳沢と運動不足のはずのママリンが快調に飛ばすではありませんか!
「なんか途中でエンジンストールしそうな・・・、心配やわ~。。。」
案の定、横尾手前で足の筋肉から悲鳴が・・・
梓川の河原で一生懸命足のマッサージをしていましたら通り掛かりの方がシップを分けて下さり、ピンチを脱出!
「本当にありがとうございます。」
「10年前なら1日目はここまででいいですが、今日は大人だけやし白出のコルまで登らなければ!」
「ママリン、こんなロングっていつの日以来か?大丈夫だろうか??」
最悪は涸沢泊も止む無しと覚悟を決めて上を目指します。

涸沢ヒュッテ直下の万年雪、懐かしい場所:)
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娘達が幼かった頃を思い出します。10年前と違うのは抜けるような青い空;)

ヒュッテで小休止、
「ママリン大丈夫?ここでテント張ってもいいんやで。」
「明日、しんどいから行く。」
「時間あるからゆっくり行こう!」
ぼちぼちと歩き出し、涸沢小屋テラスへ
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11年前、地震で風雨のザイテンを下ってきた日が昨日のようだ。
天気が良ければ、こんなにも素晴らしいのか!

「これから今日一番の登りだ、あんまりプレッシャーを掛けないようにゆっくりと行こう!」
今年は紅葉がかなり早く、見頃を迎えてる木々も結構あります。
緑の中に鮮やかな紅葉が際立ち素晴らしい景観を作り上げています。
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晴れていればこんなにも素晴らしい景色なんだ!
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一足早く日没を迎えようとする涸沢
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ママリンに「最高やなぁ~♪」
ママリンから「10月の連休、山止めてな!」
私(トホホとは思いつつも、ママリンもいきなり穂高なんてキツイのは分かっているはずだが我慢してついてきてくれた。このことに感謝しなければ。)「分かったよ!久し振りに白浜でも行ってゆっくりしようか:)
ママリン「うん~♪♪♪」

(ママリンも山は気持ちいいのは分かってる。けど、そんなに歩いていないから気持ちいい以上にキツイんだろうなぁ・・・)

ザイテングラードを相当なマッタリペースで登ったが何とか夕暮れに間に合いました。
白出沢を眼下素晴らしい夕暮れを迎えます。
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相当な入山者数ではあるが、幸いなことにテラスには空きスペースもチラホラで玄関正面で我が家の初テントを張らせていただきます(^^)V
晩飯を食べて暖かココアを飲んでお休み~☆☆☆

早く寝ると当然の如く、早く目が覚めてしまいます。
テントから静かに頭出して三脚使って星空Get!
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ママリンは未だに見たことがないんで、起こして見せてあげました☆
「星の奥に星がある!」って感じですね;)

大阪より東に位置するだけに日の出も早く5時半には御来光を迎えます。
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二日目もとてもいい天気のようだ!

出発7時には大渋滞で50m進むのに半時間も掛かってしまう酷い状態です。。。
ようよう進みだし高度を上げるに連れて素晴らしい大展望が広がります。
いつかは縦走したいルート
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いつかは、こっち方面から登ってきたいルート
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「いっぱい歩きたいルートはあるけれどママリンとの穂先は最高や!」
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360度遮るものはなし!
時計回りに
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眼下に涸沢
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吊尾根から紀美子平へ
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「雨の吊尾根、娘達も良く頑張ったな!」って感じます。

前穂高岳から明神岳へと続く稜線、そして緑の山肌が美しい。
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娘達が名付けたムーミン岩、ガスに覆われた日にしか浮かび上がらないムーミンのお家。
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まるで登山者の守り神のよう:)
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岳沢から見上げる穂高、なんと美しい!
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そして岳沢ヒュッテ跡
まだ寂しい姿ではありますが、来夏には賑わいが戻ってくることでしょう~♪

ママリンの足は指に水ぶくれが出来て大変な状態になっていたにも関わらず、最後まで痛みをこらえて頑張ってくれました。
我侭を聞いてくれたママリン、
そして3度目の正直とでも言おうか・・・、最高の好天で出迎えてくれた穂高の峰々にありがとうヽ(*^o^*)丿


以下余談です。
この度、6年3ヶ月も使ったコンデジもとうとう冬季のスタミナにかなりの不安を抱く状態となり感謝の気持ちで御隠居していただくことにし、新たにPENTAX_Optio_W80を今回の山行でデビューさせました。
このモデルの選択理由は
①耐寒-10℃
②5m防水
③1m耐ショック
ということでアウトドアでの要望をほぼ満たしてくれてます。
そして最近では当たり前の手振れ補正機能付。

手振れ補正がこれほどありがたいものかと実感しました。
また長い間、お付き合いして行きましょう!