ablindspotのブログ -154ページ目

国境なき餃子団



宇治川商店街の


大井肉店の近くの一角に


餃子屋さんができた



僕は餃子に目が無い



しかしながら気にはなっていたものの


なんだか入る勇気がわかなかった




買出ししていたある日 


店の女性スタッフが


店から出てきたころを目撃した





腐った魚の目の正反対


真剣そのもののまなざし



それだけに感動し


先日初めて覗いてみた



聞けば半年経つという





78%の日本語


88%の日本版笑顔


100%のエネルギー



異国の地 日本で出会い


恋をし家庭を築き


修行して


無機質な3坪くらいの一号店を立ち上げて半年




バイタリティぷんぷんな


古きよき昭和の匂いがする彼らにであえたことが


なんだかうれしくて


僕は紹興酒をがぶがぶ飲み干した




加油という気持ちをこめつつ


謝謝という気持ちもこめ1000円多めに支払った




彼らはとても喜んでくれた


僕もとても喜んだ



あの空間に擦りにんにくと国境は存在してなかった


だけど擦ってくれた




またと来ようと思った









無意味という言葉が存在する意味




最近 Ablindspot@Kobe のFBページに


一日一回はノーコメントの写真を投稿するように心がけている




コメントをはさんでいないから


プライベート以上にすこぶる反応が悪いが


僕はこの自慰的な投稿がとても好きである




どう見られているか


どう美しく撮るか



ではなく


僕が感じる何かをそのままに投稿するようにしている




たとえば


タクシーのロータリーの写真であれば


「ああ タクシードライバーっぽいよね


デニーロいないかなぁ」


とか



「ああ 昔付き合っていた子が


スコールをこよなく愛していたよね」


とか


「この蜘蛛の糸の頼りなさがいいよね 」





僕にとってさえ どうでもいいことだし


それ以上に受け手にとっては すこぶるどうでもいいことで


きっと迷惑の域に達していると思うだけど




表現そのものって


それを発信する何かのメッセージはあっただろうはずで


それを受信していた子供のころは



「何か意味があるのかしらん」


感じると思ってただろうはずなんです



ただ年を重ねるたびに


「意味わかんない」度が増していき


いよいよ


やきもきまではしないにしても


イライラしていくんよね きっと。



「は?」



「で?」



「だから?」



「なにが言いたいの?」



おなかいっぱいのスポンジのように


アイデンティティの確立という名の主体的感度が


できあがっちゃう





ただね


風に説明もなければ


花にも説明ってなくって


そこらへんの風景にも説明なんてないし


死にさえ説明が無い



そこにただ存在しているだけ




背景に何があるんだろう


吹き出しは何なんだろう





そういうような探究心って大人になると忘れがちになるし


大人になると関心ないものにきわめて関心がなくなるし


とにかくめんどくさがる




とりわけ目の前の画面と目の前の現実を行き来しては


マッハGOGOな取捨選択を繰り返し


立ち止まらることを知らなくなった現代人へのアンチテーゼとして



余計なお世話と知りつつも僕は禅問答を繰り返すのです





よっこらせ






いつもギラギラする日




現在絶賛公開中のエキシビジョンを行っていただいている


エブリデイクリエーションのお二人と先日ご飯にいった。





若干24歳と若干20歳のこのユニット



ディレクターが現役三回生と若いゆえに


「一段階段を下りて話すんかいの」と思いきや


とてもしっかりしておりビックらこいた。



ビックらこいたから僕はあわてて階段を上った。




今までの生き方から


表現者に行き着くまでのプロセス


ビジネスの展望 野望 


起承転結がはっきりしていて


5W1Hもはっきりしている



加えて


こちらが恥ずかしくなるくらいに


目をそらしたくなるくらいに


ギンギラ目力も半端ない





それだけだったら



うんちくを語る可愛げのない若者で終わるのだけれども


彼らの作品たちもまたすばらしく


それを裏付けるように初日から売りに売れている





評論家から見た


20歳のころのイチローもこんなんやったんやろうね



若いのにすごいのか


若いからすごいのか



そもそも「若い」という形容詞を付ける必要性はあるのか





彼らの作品がルーブル美術館にも展示されるし


それは彼がシアトルマリナーズでアメリカを席巻したように


彼らはゆくゆく海外で活躍していくと思う




嵐の前の静けさ


離陸前のエンジン音


トゥワイライト


それを皆様にじっくりと堪能してもらえたらなと思うわけです






彼らと別れる際



ありがとう第一回目のエキシビジョンに


わがブラインドスポットを選んでくれて



と手の甲にキスをしたくなりました