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平成25年10月9日 午後4時50分の六甲山




六甲山の後ろが


もくもくしている


そして


もこもこしている




マシュマロマンのように


ミシュランのキャラクターのように


おばちゃんのレオタード姿のように



もくもくしている


そして


もこもこしている



デブな雲たち


というか


心やすらぐ雲たち


というか。





台風一過離散の神戸の空は


いつも神秘的だ



後一時間もすれば


雲真赤出血




飲みすぎ


食べすぎ


吸いすぎ



成人病に気をつけてね





















くちゃくちゃ




今日は店にデザイン事務所の女社長


奥の谷のナウシカさんが来ていた。



ラッシュが過ぎ


仕込が一段落しホールに出てみると


徹夜明けの受験生のようにカウンターにうつぶせになって寝ていた。




僕がお母さんなら


「んもう ナウシカったら風邪ひくわよ。」


とブランケットをそっとかけてあげるか




僕が菅野美穂なら


「ちお びた」


といいながらチオビタをあげていたが



どちらでもないので


起きるまで待とうと思っていたが




次のアポイントがあって


「どうして起こしてくれなかったんですか??」



と試験の時間に遅れてしまい


お母さんに逆切れする受験生のように責められたら困るから


遠巻きに消しゴムを投げて起こしてみた



「えい」



すると奥の谷さんは


自分がよだれたらしていたかどうか


確認をしながら目を覚ました



僕は


「ああ よだれがたれていないか確認しているな」


と確認しコソコソ笑っていた


ウける♪


事務所移転の規模拡大の人員増加で


緊張と不安と希望の入り混じった興奮剤のせいか眠れないらしい




大丈夫 大丈夫



ガラス越しの店外から丸見えのカウンターで


寝ていられる根性があるわけだし




名経営者の話を聞くと必ず


みんなそういう経験をしているわけだしね




僕は僕で


わが人生で夢精をしたことないから


名経営者の睡眠不足はいらないけれども


生涯に一回くらいはね


と壮大なロマンを胸に秘めている




人の悩みや希望は他人から見れば


そんなものだ


大丈夫だ




奥の谷さんが乗っている走行距離14万キロの


車のエンジン音は大丈夫じゃない



だから



意外と繊細で


意外と大胆な奥の谷さんは


チューインガムをかみながら


そろそろメーヴェに乗り換えるべきかと思う




そして


全く関係ないが



宮崎駿は終末世界を回避するために描いた


ナウシカの世界が訪れたことに


表現者としての限界を感じ


PENをおいたんじゃないかと思った。





なんとなくね















アメリカに行きたいかぁー!?



あまりに疲れているから


家についてすぐ寝る



あまりに疲れているから


酒を飲むとすぐ酔う



だから


最近経済的である




三宮もどこか遠くにいってしまい


何もかもが近くなる



何もかも近くなるから



三宮がはるか遠く三田や大阪のように


いや、ときどき片道12時間のNYにさえも感じる




これが年をとるということか




そんなことを考えていたら


三宮に住んでいる後輩がフラッと店にやってきた




32歳にして糖尿病になったらしい





これでいいのだ