巨星落つーー。

文化勲章受章者で俳優の高倉健さんが逝った。83歳。

まだ、現役かと思っていただけに、惜しまれる。


任侠路線だった映画界。「健さん!」と呼ばれて、すくっと振り向く動作。

子供ながら「かっこいい!」と思った。


福岡県中間市出身。明治大商学部を卒。

1955年、東映のニューフェースとして一躍、脚光を浴びた。


77年の「幸せの黄色いハンカチ」で、刑務所から出てきて、妻に会いに行く男と、寡黙だが芯に強さと優しさを秘めた「日本男児」の理想像とも言うべきキャラクターを演じて高く評価された。


豪快な男の役を必要となくなった日本映画界。健さんのような俳優は二度と生まれてこないだろう。


健さん、ゆっくりお休みください。合掌。



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自著『双極性障害と闘う~患者として、新聞記者として』(無明舎出版)が、地域精神保健福祉機構(NPO法人・コンボ)の会報誌11月号で紹介されました。以下、その全文です。


私は著者と同じく双極性障害Ⅰ型当事者です。現在は精神保健福祉士として、地域での支援をしております。


私が最初に関心をいだいたのが、参考文献でした。18冊中7冊、私も読んだことがあり、自身の回復に大きく関与している著書だったのです。


私は、公私ともに精神疾患をもつ仲間と接する機会が多くあり、双極性障害Ⅰ型の当時者の方とお話をする機会もあります。みなさん、私と同じようにジェットコースターのようなスリルのある人生を歩まれており、つい聞き入ってしまうこともよくあります。


この本もそんなふうに、熱海さんの語らいに、そばで耳を傾ける感覚で読ませていただきました。そして、どんなエピソードもこの病気を患う者なら、「わかる、わかる。そういうことあったよ。しんどいよね」と共感できるポイントがたくさんありました。


「カミングアウト」というフレーズが多くみられましたが、そこには世の中の差別や偏見を打破したいという強い思いと、そうすることで悲しむ人がいるではないか、という不安が混在しているようにも感じました。


双極性障害は、病識を深め、服薬や通院を遵守し、日常生活のリズムを整え、他者への感謝を大切に歩めば、ある程度コントロールできると近頃考えています。著者の熱海さんも私も、閉鎖病棟や保護室、失職を経験していますが、近年は良好な様子です。


新聞記者としての熱海さんですが、躁のエネルギーを上手に取材に活かされた部分もあったと思います。社会に対する使命感のような思いがこの著書にもこめられているのではないでしょうか。この本の魅力は、熱海さんの人生とあわせて各時代の事件等への取材の内容が鮮明に綴られている点だ見受けられています。


双極性障害における躁状態では、友人やお金、仕事等大切なものを失う危険性があり、うつ状態では自身の命を失うこともあります。本人ばかりか周囲の人たちにも影響が強くある疾患のため、この本が世の中に広く知られ、多くの方に読んでいただけると、同じ病に向き合う者として幸いです。


以上。

コンボライター 久賀さやかさんでした。


久賀さん、細部まで読んでいただき、誠にありがとうございました。久賀さんの文章に感激しました。感謝感謝です。




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東京電力は13日、福島第1原発1、2号機東側にあるくみ上げ用の井戸で、同日採取した地下水に含まれるセシウムなどの濃度が過去最高値になったと発表した。東電は「工事でくみ上げ量を減らしたことが関係している可能性がある」と説明している。


東電によると、10日に採取した地下水と比べ、セシウム137が333倍の1リットル当たり約3000ベクレル、ガンマ線を出すマンガン54が2倍の同110ベクレル、検出限界値未満だったセシウム134が同920ベクレル検出された。


この井戸は、改良工事の過程で6日からくみ上げ量を10分の1程度に減らしていたという。


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早稲田大 の鎌田薫総長は7日、記者会見しSTAP細胞論文(今年7月に撤回)の筆頭筆者である小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーが同大に提出した博士論文について、論文の訂正など大学側が提案した条件を満たさない場合は学位(博士号)を取り消す方針を決めた。


小保方氏にも6日、伝えたという。


同大は方針について、学位取得の過程で指導・審査に重大な不備・欠陥があったとして、おおむね1年間の猶予期間を設けた上で論文の訂正と再度の論文指導ならびに研究倫理教育を受ける機会を与え、


「博士学位論文としてふさわしい」と判断されれば学位を維持するという。期間内に訂正が完了しない場合には、学位は取り消すとしている。


同大はまた、先進理工学研究科の指導・審査体制に不備があったとして、小保方氏の指導教官であった常田聡教授を停職1カ月、副査の教員を訓戒の処分とした。


管理責任があったとして、鎌田総長自身が役職手当の20%を5カ月分、当時の研究科長も同じく役職手当の20%を3カ月分、それぞれ自主的に返上するという。


私の母校だけに、何とも情けない。



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原子力規制委員会が新規制基準に適合していると判断した九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の原子炉の設計変更許可について、再稼働に批判的な立場の計約1400人が行政不服審査法に基づき許可の取り消しを求める異議申し立てをした。


規制委が12日、発表した。川内原発の許可への異議申し立ては初めて。規制委は今後、内容の審理をする。


規制委によると、申し立ての代表は3人だが、具体的な名前などは非公開。


異議申し立て書によると、許可取り消しを求める理由として、規制委が東京電力福島第1原発事故の真相解明をせずに新規制基準の作成と審査を優先した▽避難計画の実効性を確認していない--などを挙げている。


書いていて、がっかりする内容だ。福島の事故がまるでいかされていない。原発のメリット、デメリットを考える時、もう「脱原発」以外に、日本の原子力行政はないと思う。



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安倍晋三首相は来週にも衆院を解散し、年内の総選挙に踏み切る調整に入った。だが、当の本人は「そういったことは全くない」。APEC開催地だった中国・北京の記者会見でそう言った。だから、政治家にはほとほとあいそをつかすのだ。


消費税率を10%に引き上げるかの判断材料となる7~9月期の国内総生産(GDP)の速報値が17日に発表されるのを受け、最終判断するそうだ。


第2次安倍改造内閣の発足後、二人の女性閣僚の「政治とカネ」に関する疑惑追及が続き、政権の求心力を回復するためにも早期解散が望ましいとの判断に傾いた、と言える。


政府・与党内でも勝算があるとして年内総選挙への容認論が強まっていて、それが今回の流れにつながったとみられる。


師走に総選挙ーー。



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日本スケート連盟は10日、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(19)が9日に東京都内の病院で精密検査を受け、頭部挫創などで全治2~3週間との診断を受けたと発表した。


直前のアクシデントにもめげず演じきった羽生選手 は不屈の精神を見せたが、選手の健康や競技の安全性の観点では決して美談で終わらせることはできない。頭部も負傷しており、専門家は「棄権させるべきだった」と警告する。


 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長によると、日本チームには今大会、医師が同行しておらず、2人の激突後に羽生選手 は米国、閻涵選手はカナダのチーム医師の診察を受け、競技に支障がないと判断された。


伊東部長は「(氷には)頭を打っていなかったし、医師のゴーサインもあった」と述べ、フリー演技を行った判断に問題はなかったとの認識を示した。


だが、脳神経外科医らで組織する日本脳神経外傷学会員の野地雅人・神奈川県立足柄上(あしがらかみ)病院医師は、テレビや新聞の報道を基に推測した激突後の羽生選手 の状態が、


(1)すぐには立てなかった(2)視点が定まらなかった(3)コーチとの会話で混乱があった(4)演技で5回も転倒するなどバランス感覚を失っていた--ことなどから、脳しんとうが疑われたと指摘。「絶対に演技をさせるべきではなかった」と懸念した。


フィギュアスケートは演技では選手同士が激しい身体接触を伴わないため、コーチらに安全への意識が浸透していない。その中で今回の事故は起きた。


フィギュアの大会では6人程度が一つのリンクで同時に練習を行うのが通例。日本選手関係だけ見ても、2010年GPファイナル(北京)の練習中に高橋大輔さんと小塚崇彦選手(トヨタ自動車)が激突するなど、事故は度々起きている。




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先月下旬になって福田康夫元首相が北京を訪問して習主席と会談したり、麻生太郎副総理兼財務相が政治局常務委員の張高麗・筆頭副首相と面会したりするなど、関係改善を模索する動きが活発化している。


日中の喫緊の課題は、緊張が続く沖縄県・尖閣諸島周辺の海と空の安全を確保することだ。


海の安全については今年4月、日米両国や中国など21カ国の防衛当局が参加して中国・青島で開かれた「西太平洋海軍シンポジウム」で、偶発的衝突を避けるための行動基準が採択された。


だがこの基準は空軍を対象にしていない。このため日本政府は、空も含めた包括的な日中2国間の「海上連絡メカニズム」を早期に運用開始するよう呼びかけてきた。


海上連絡メカニズムは、防衛当局間の定期会合、ホットラインの設置、艦艇・航空機間の直接通信の3本柱からなる。2012年に日中で基本合意したが、尖閣の国有化後、たなざらしになっていた。


最近、中国側も前向きに転じ、近く防衛当局間の協議が再開される見通しだ。安倍首相と習主席は、メカニズムの運用開始を首脳間で確認してほしい。




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少し前(10月27日)の毎日新聞朝刊におもしろい記事が載っておりました。全文を紹介いたします。


長年、性同一性障害 に悩んできたが、阪神大震災(1995年1月)を機に新聞記者から高野山真言宗の僧侶に転身し、性別も変えた人がいる。四国八十八カ所巡りを通して「自分を偽らずに生きていい」と思えるようになったという柴谷宗叔(そうしゅく)さん(60)=和歌山県高野町=だ。


2010年に性別適合手術を受けて戸籍上の性別を男性から女性に変更。性的マイノリティーのための駆け込み寺を作ることを目指している。


幼い頃から性別に違和感を抱いていた。大学卒業後、読売新聞大阪本社に入社。「周りに知られると仕事を続けられなくなる」と思い、男性として振る舞い続けた。


旅行で西国三十三カ所の一番札所、青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)に行ったことがきっかけで、四国八十八カ所巡りを始めた。病気や障害、家族の自殺など、さまざまな苦難を乗り越えた巡礼者に出会った。


脳性まひの若い女性は「笑顔に励まされる」と同行する人が増加。霊場を開創したとされる弘法大師になぞらえ、「笑顔の大師」と呼ばれていた。


そんな頃、阪神大震災が起きた。当時神戸市東灘区に住んでいたが、発生した1月17日は大阪府内の実家に帰省していた。会社に泊まり込んで仕事を続け、1週間後に自宅に戻ると全壊。東灘区の死者は1471人に上り、自分も捜索対象になっていた。


がれきの中からずたずたになった四国遍路の納経帳を見つけた。その瞬間、「助けてくださってありがとうございます」と弘法大師に手を合わせた。「生かされた恩返しとして、苦しんでいる人の力になりたい」と考えるようになった。


弘法大師について学ぶため03年、高野山大学に入学し、僧侶になろうと決めた。2年後に会社を退職。得度して僧名を与えられた。10年に戸籍上の性別を変えると同時に、高野山真言宗では初めて僧籍簿の性別も変更した。


昨年、高野山真言宗の教えを説くことができる「本山布教師心得」の資格を取得。今年4月には、約10年間の集大成として「江戸初期の四国遍路」(法蔵館発行)をまとめた。


高野山開創1200年の来年、本山で説法する。柴谷さんは「社会に合わせれば周囲とのあつれきはなくなるが、自分の中に葛藤が生まれる。それを解決できるのが宗教。人知れず悩んでいる人に寄り添いたい」と話す。




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東京都の小笠原、伊豆両諸島の周辺海域で横行する中国漁船によるサンゴ密漁 は、船団の規模が200隻を超え、地元の漁業に深刻な影響を与えている。


なぜ今、船団は押し寄せてきたのか? 密漁船の拠点の一つとされる中国・福建省寧徳(ねいとく)市の漁港を歩くと、一獲千金を狙って日本近海を目指す漁民と、取り締まりを逃れて巧妙にサンゴを売りさばく業者らの姿が浮かんだ。


「日本で取った赤サンゴだ。8500元(約16万円)でどうだ」。目の前に広大な東シナ海が広がる寧徳市霞浦(かほ)県三沙鎮(さんさちん)の漁港。中年の密売人の男は、カバンの底から小さなビニール袋に入った赤サンゴの宝飾品を大事そうに取り出した。


男はある店先にいた。「赤サンゴを売っているところを知らないか」と声をかけると、最初は「知らない。この辺には売っているところはない」と目をそらし

たが、私服の公安関係者ではないと分かると安心したように交渉を始めた。


深紅の高級品と比べると色が薄く、値段も安いが、紛れもなく赤サンゴだ。上海などからも業者が買い付けにくるという。


私は軽々に「反日」とは言わないようにしているが、上記のように、コンプライアンスに欠けるこのような「蛮行」には腹が立つ。いまや世界の軍事費の第2位(日本は同8位)まで上がってきた中国は、確かにあなどれない。


だが、目には目をで応じるような冷戦時代では今はない。「対話」を基軸にした「平和外交」が最も理想である。抑止力に頼っている時代ではなくなりつつあるのだ。


中国よ、あなたたちの4000年も続く「中華思想」はその程度のものだったのか?





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