少し遅れてしまった感もありますが、

以下、毎日新聞の記事を一部引用しながら、列記します。


この問題は四半世紀にわたって、難航を遂げてきたので、

私自身、素直に歓迎すべき出来事であると思います。


岸田外務大臣とユンピョンセ外相の合意によるものです。

ですが、日本が村山内閣時代に設立したアジア女性基金は、

韓国に受け入れことができませんでした。


それを考えると、両国が知恵を絞って、合意に至ったことは、

画期的なことと言えるでしょう。


日本政府が韓国の設立する財団に、10億円を拠出する点も、

大きいでしょう。


アジア女性基金は国からの寄付金を軸にしたため、

韓国側は「政府の責任をごまかそうとしている」と反発してしていました。

今回、公的な資金を出すことは、政府の責任をより明確化させることになります。


今回の合意について「最終的不可逆的な解決」

であることをより明確化させることになります。


私個人の考えですが、韓国は、数十年にもわたり、

植民地にされたのですから、この問題は、同国にとっては、

「負の遺産」だと思うのです。


ですから、これを機に、より親密な友好関係を築いていって欲しいと思います。

昨日から、また、スポーツクラブへ入会しました。

プールがないので、その分安いです。


ですが、全国チェーンではなく、某クラブのように、

何でも売りつけるクラブとは違って、

かなり、いい感じです。

スタッフも良心的です。


あと、会員さんが、はきはきあいさつするなど、

気持ちよく運動できるようで、ラッキーですね。


できれば、体重を10キロ落としたいです。



ジャーナリストの田原総一郎さんが、テレビ朝日系「報道ステーション」

に対する、偏向報道との批判に、持論を展開した。


12年間にわたって「報道ステーション」のメインキャスターターを務めてきた、

古館伊知朗(立教大出身)=元々は、プロレスアウンサーなどを手がけた=

に関するものだ。


その古館キャスターは、来年3月いっぱいで降板することが正式に発表された。


今月24日に開かれた会見で、古館さんは、番組に対する「偏向報道だ」との批判にも言及。「客観を装っても、主観内の客観でしかない。

偏向もある程度は仕方ないと思ってやっていた」と語った。


一方、田原さんは25日のツイッターで「報道ステーションは古館さんなくしてありえない番組だった。キャスターとしての技術も抜群だし、番組の内容にも深くかわっていた」と古館キャスターをねぎらった。


また、「古館さんの番組が偏向なら言うのは当たらない」と断言。

「テレビ朝日全体がバランスが取れていればいいので、それぞれの番組は偏向なくてはおもしろくない」と主張して援護した。


ジャーナリズムの末席にいる私の意見だが、どのメディアにも、中立、公平などはあり得ない。なぜなら、客観報道を旗印にしていても、記者やデスクのカラー(思いいれ)がにじみでるからだ。それがなかったら、無機質な記事になってくるのは当たり前だ。


例えば、時の政権側につく、新聞・テレビがあったり、その逆のパターンもよく見られている。


新聞の例で言おう。朝日、毎日は比較的反権力というか、「革新」を旗しるしにしている。


逆に読売、産経(極右)は保守的だから、新聞各紙に特徴があるのだ。

私はそれを悪くは思ってはいない。新聞には、それぞれのカラーや違いがあるので、それを読者を選択する自由が担保されているからだ。


いずれにせよ、この一連の「偏向報道」が至極、当たり前の状況になってしまったら、民主主義(国民の知る権利)に違うことになる。


ただでさえ、安倍政権は特定機密保護法案やいわゆる安保法案を通してしまうのだから、ここは、私たち、ジャーナリストも正念場だ。


私も関係官庁に、電話やメールで抗議しています。

統一ドイツ初代大統領である、リヒァルト・ファン・ワイゼッカー氏は、

次のように語った。


過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目になる。


歴史を直視しナチスの非人間的行為を心に刻むように、

国民は訴えるべきだと。


世界に大影響を与えただけでなく、この言葉は未来に向かって、

人類の「言葉の遺産」として残ると、私は思う。

関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め命じた4月の福井地裁仮処分決定(樋口英明裁判長=当時)をめぐる異議審で、

同地裁(林純裁判長)は24日、関電が申立てた異議を認め、

仮処分を取り消す決定を出した。


原発の運転を禁じた初の仮処分決定から8カ月余りで、司法判断が覆り、

高浜3、4号機の再稼動が法的に可能となった。


地元同意の手続きは完了しており、関電は25日にも核燃料に装着する。


このところ、原発関連の本をかなり読んでいます。仕事ですから、当たり前ですが。


で、日本なかんずく、世界の原発は共有の問題をはらんでいます。

使用済み核燃料をどうするか、というのが最も大事な問題であると、私は考えます。


高速増殖炉「もんじゅ」でシンボリックになっていますし、

それゆえ、原発は「トイレなきマンション」と識者は指摘しています。


それでも、政府、特に自民党は、原発を否定しません。

福島の事故の重みをまるで分かっていない。


私は怒りを通り越して、あきれ果てています。



今朝の朝刊で読んだ。

タイトル「沖縄返還の米負担費」。

西山太吉元毎日新聞記者を思い出す。

「西山事件」とも呼ばれる。


外務省は24日、第二次世界大戦直後から、

1980年代までの外交文書38冊を一般公開した。


72年5月の沖縄返還に伴い、米軍用地の現状回復に関する保障費をめぐり、

日本政府が返還協定に調印する約1年前から、

米側の負担(400万ドル)を検討していたことが分かった。


対米交渉が本格化する前で、のちに、前向きの米側が支払う形にし、

実際は日本が負担する日米密約に発展する対応方針が、

早い時期から議論されていた。


「西山事件」であるが、当時の外務省の女性職員と、

恋仲になり、機密情報を流した、とされている。

それで、二人とも逮捕される。


だが、一審では無罪。

西山がこの密約文書を手に入れ、当時の社会党衆院議員にこの密約文書を手渡し、委員会で槍玉にあげた。


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二審、三審と有罪。

なぜか?

本筋の日本政府の現状復帰の肩代わりという問題を、

いつのまにか、西山氏、と女性職員との関係にスライドしていって、

三流週刊誌が大大的に報道されたからである。


つまり、機密文書のことがあったのか、なかったのか。

そういう本質的問題を反故にして、

異性関係にばかりに視点を集めた。


言ってみれば、「世論操作」ではないだろうか?

私は西山氏のかなり年少ではあるが、会社の後輩に当たる。

『沖縄密約』(岩波新書)も読んでるので、この手の話はかなり得てになった。


西山元記者は、東京本社政治部で、かなりのやり手の記者だったという。

結局は当局のスケープゴートにされたのであろう。

仕事ができる人だった上、惜しい人材ではあった。


最後になるが、佐藤栄作元首相は、この沖縄密約の張本人なのに、

なんと、ノーベル平和賞を受けている。

皮肉というか、自己矛盾というか、何か不思議な気持ちになった。


昨日午後10時からの、NHKの特番・長嶋茂雄を見た。


東北や関東地方(長嶋は千葉県佐倉市出身)

では、ほとんどが巨人ファンである(旧来)。

そのため長嶋は、他のチームが契約金が5000~6000万であるにも、

かかわらず(巨人の契約金は1800万)、巨人に入団した。


長嶋は、当時の国鉄の金田投手に4打席4三振をしても、

「全然落ち込みませんでした」と語った。

初たる天覧試合で、阪神の村山から、劇的ホームランをはなった。


長嶋は、通算444本の本塁打をはなっているが、

打撃ばかりか、守備も華麗だった。

彼が言うには「歌舞伎」の所作を真似たそうである。


長嶋は運にも恵まれた。ドラフトで長嶋は松井秀樹を当てた。

その後、松井は大リーグのヤンキースで大活躍した。


長嶋にとって、悲運は二つある。

一つ目は最愛の奥さまを亡くされたこと。

二つ目は、脳梗塞になってしまったことである。


長嶋は、ファンや記者らには、夜遅くまでの自発的な練習には、

一切明らかにしなかった。

ただ、脳梗塞の場合は、200万のこの病の患者のために、

あえて、公表した。尊敬に値する人だ。


それと忘れてはならにいのは、王の存在だ。

いわゆる「0N」。この二人が巨人の黄金時代を築いた。

野村監督に言わせると、「この二人のような選手は二度と出てこない」という。


ここまで、書いていて、思い出した。

私は長嶋の現役時代のプレイを見たことがある。

当時、小学5年生で、地元の野球場で見た。

肩幅がかなり広くて、テレビで見るより、はるかに、すごかった。


数年前、長嶋と松井はそろって国民栄誉賞を受けた。

この賞をとったのは、単に、高い成績を残せただけではなく、

人間的にすばらしいこととが考慮されたことであろう。


長嶋さん、松井さん、ありがとう。


どうでも良いことかも知れませんが、

今日、床屋へ行ってきました。


私は極度の剛毛なので、大学1年からパーマをかけています。


4860円也。


(関西ではあてるというらしいですが)

これで、正月に向け、すがすがしく迎えられます。

少し遅いニュースですが、ご勘弁を。


政府は21日、2016年度予算編成の焦点となっていた、

診療報酬改定について、

全体で0.84%引き下げることを決めた。


マイナス改定は08年度以来8年ぶりで、消費増税の対応分を除くと、

マイナスだった前回14年度に続き、

実質的に2回連続のマイナス改定となった。


財政再建に向けて、社会保障費の抑制を図る一方、

医療機関の経営安定や医師らへの報酬には決着となった。

麻生財務大臣と塩崎労働大臣が21日の閣僚折衝で合意した。


診療報酬は2年に1回改定され、医師や薬剤師らへの技術料などの

「本体」部分、医薬品などの「薬価」部分で構成される。


本体は、医師や薬剤師らの賃上げや医療充実につながるため、

0.49%(約500億円)引き上げる。

薬価は市場価格に合わせて1・33%(約1400億円)引き下げる。


この記事を書いていてあることを思い出した。

あることとは、以下の通りです。


私の主治医(勤務医)によると、

症状が悪化するような極度の病状患者が運ばれてくるとようなケースはほとんど総合病院で、当然、勤務医が当たる。

逆に、開業医(クリニックなど)は重篤な患者を総合病院へ送る。

確かにこれは、矛盾ともいいたくなる。


それに、主事医によると、開業医の年収は勤務医の3倍に当たるという。

これでは、勤務医がやってならねーよ、と思うのは当たり前ではないでしょうか。