関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め命じた4月の福井地裁仮処分決定(樋口英明裁判長=当時)をめぐる異議審で、
同地裁(林純裁判長)は24日、関電が申立てた異議を認め、
仮処分を取り消す決定を出した。
原発の運転を禁じた初の仮処分決定から8カ月余りで、司法判断が覆り、
高浜3、4号機の再稼動が法的に可能となった。
地元同意の手続きは完了しており、関電は25日にも核燃料に装着する。
このところ、原発関連の本をかなり読んでいます。仕事ですから、当たり前ですが。
で、日本なかんずく、世界の原発は共有の問題をはらんでいます。
使用済み核燃料をどうするか、というのが最も大事な問題であると、私は考えます。
高速増殖炉「もんじゅ」でシンボリックになっていますし、
それゆえ、原発は「トイレなきマンション」と識者は指摘しています。
それでも、政府、特に自民党は、原発を否定しません。
福島の事故の重みをまるで分かっていない。
私は怒りを通り越して、あきれ果てています。