奇天烈音楽館・別館 -4ページ目

はじめての12弦ギター

ギターには6弦と12弦(最近では8弦も)の2種類があるのですが、
12弦ギターの使い手となると有名どころではジミー・ペイジや
ジャズ系ならジョン・マクラフリン、ラルフ・タウナーあたりを思い浮かべます。

と考えていたら忘れていました、重要人物を。
ジョージ・ハリスンは中期Beatles時代から12弦を使っていますが、
最も印象的だったのがラストアルバム「Abbey Road」収録の「Here Comes The Sun」です。
Abbey Road/Beatles

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友人だったエリック・クラプトンの家へ遊びに行ったときに作られた曲だとか。
当時は珍しかったモーグ・シンセサイザーも実に効果的です。

はじめてのアートロック

洋楽的にいうと1960年代後半から70年代前半にかけては
激動の時期だった言われます。
リアルタイムで聴いていたわけではないのですが、
後追いで聴いてみるとなるほどな~と思うことが多々あります。

60年代後半に巻き起こった「アートロック」「ニューロック」ムーブメントですが、
そもそもは「既存のロック」と区別するために日本のレコード会社がひねり出した「造語」です。
ですから、世界的にそんなことを言っているのは日本だけだそうです。

あだしごとはさておき。
「アートロック」「ニューロック」の造語に乗っかってしまうと、
そこに当てはまるのはジミ・ヘンドリックス、クリーム、ドアーズあたりが代表格であることは、
誰も異存はないと思います。
さらに突っ込むと、ムーディー・ブルース、ヴァニラ・ファッジあたりも浮上してきます。
個人的にはこのヴァニラ・ファッジこそが「アートロック」に最も相応しいと勝手に思っています。
彼らの代表曲の「You Keep Me Hangin' On」は実はカバー曲で、
元々は米のモータウン系女性コーラストリオ「ザ・スプリームス」(The Supremes)のもの。
ダイアナ・ロスも在籍していました。

「アートロック」のキモはカバーであっても、原型をかなり変えてしまうという点。
それを支えていたのはエレキギターをはじめとした電子楽器の進化であることは
間違いありません。
また、それを「形」として表現されたのはBeatlesの「Revolver」あたりではないかと
勝手に思っています。

それでは新旧「You Keep Me Hangin' On」をどうぞ♪




ついでにBeatlesの「Tommorow never Knows」です。「Rain」で初めて使った「テープ逆回転」
が進化しています。もちろんミスチルではありません。

はじめてのサンタナ

カルロス・サンタナ率いる「サンタナ」が華々しくデビューを飾ったのは、
1969年8月にNYで開催された「ウッドストック・フェスティバル」でのこと。
ラテン音楽とロックを融合するという新しいアプローチが大いに注目されました。

個人的にサンタナというとこの曲です。
1976年の曲です。
当時、日本でも大ヒットしたのですが、その後、全国のストリップ劇場でBGMとして使われていたとか。
いや、よくわかりません。
いわゆる「官能のギター」「泣きのギター」ですね。
原題は「Europa」ですが邦題は「哀愁のヨーロッパ」。こっちほうがしっくりときます。

ところで「サンタナは果たしてギターが上手いのか?」の論争が
昔から繰り広げられていますが、
個人的にはこの10年くらいで急激に上手くなったように思えます。
もしかしたら影武者的な人がステージ後ろに控えているのかも。

Moonflower/Santana

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