はじめてのアートロック | 奇天烈音楽館・別館

はじめてのアートロック

洋楽的にいうと1960年代後半から70年代前半にかけては
激動の時期だった言われます。
リアルタイムで聴いていたわけではないのですが、
後追いで聴いてみるとなるほどな~と思うことが多々あります。

60年代後半に巻き起こった「アートロック」「ニューロック」ムーブメントですが、
そもそもは「既存のロック」と区別するために日本のレコード会社がひねり出した「造語」です。
ですから、世界的にそんなことを言っているのは日本だけだそうです。

あだしごとはさておき。
「アートロック」「ニューロック」の造語に乗っかってしまうと、
そこに当てはまるのはジミ・ヘンドリックス、クリーム、ドアーズあたりが代表格であることは、
誰も異存はないと思います。
さらに突っ込むと、ムーディー・ブルース、ヴァニラ・ファッジあたりも浮上してきます。
個人的にはこのヴァニラ・ファッジこそが「アートロック」に最も相応しいと勝手に思っています。
彼らの代表曲の「You Keep Me Hangin' On」は実はカバー曲で、
元々は米のモータウン系女性コーラストリオ「ザ・スプリームス」(The Supremes)のもの。
ダイアナ・ロスも在籍していました。

「アートロック」のキモはカバーであっても、原型をかなり変えてしまうという点。
それを支えていたのはエレキギターをはじめとした電子楽器の進化であることは
間違いありません。
また、それを「形」として表現されたのはBeatlesの「Revolver」あたりではないかと
勝手に思っています。

それでは新旧「You Keep Me Hangin' On」をどうぞ♪




ついでにBeatlesの「Tommorow never Knows」です。「Rain」で初めて使った「テープ逆回転」
が進化しています。もちろんミスチルではありません。