ハッピーエンドの映画が好きです。
「ハッピー」の定義は人それぞれで難しくて、
「そりゃハッピーエンドちゃうよ」と
言われるかもしれないことも加味しつつ、なのですが。
例えば、ぼくが好きな映画を5本挙げるとすると
確実に入ってくるのが『レオン』です。
ええ、ちょいワルモテオヤジの雑誌ではなく。
ここからは盛大にネタバレしますが
(いいよね? もう30年近く前の映画だし)
ラストシーン、レオンと行動を共にした
マチルダは、孤児院に入り、レオンが大切にしていた
観葉植物を庭に植え替えます。
レオンは、既に死んでしまっている。
コレをハッピーエンドというかどうかは
色々あるのでしょうが、清々しいラストではある。
『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画も、
これまた清々しいラストシーンが印象的でした。
宮沢りえさんが良かったなあ。
こちらは敢えて書きませんが、
「なるほどね!」だし「それがいいよね」と
自然と思える、良いラストでした。
何かを「始める」のと同じくらい、
あるいはそれ以上に「終わらせる」ことは
とても難しい、と思っています。
それは文章でも同じことで。
一つの文章を終わらせるのも難しいし、
何か連載してきたものに終止符を打つのも
とても難しいこと。
ただ一つ言えることは、
読者に「納得」してもらえない限り、
良いラストにはならないということ。
映画も同じですよね。
「アレってどういうこと?」
「コレ、どういう意味?」
というラストだと、なんかモヤッとする。
もちろん、全て納得した上で、
その上をいくモヤッとを残していく
『セブン』みたいな映画もありますが。
(出てくる作品が全部古いな)
読者の皆さんに
「ああ、いい文章を読んだ」
「ああ、面白かった」
「役に立ったなあ」
と思っていただくために。
文章中で出した投げ掛けや、問いには
きちんと答えて、例え答えがなくとも
自分なりの考えや筋道は提示して、
伏線はきちんと回収して、終わる。
それが、ラスト清々しい文章、
と言えるのかなと思っています。
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