本日未明、伊予灘を震源とする地震が発生し最大で震度5強の強い揺れを観測し、関西から四国、九州までの広い範囲で揺れ感じたという。
自分は東京にいるので全く揺れは感じなかったが、ニュースで地震を知り、震源域が南海、東南海地震の震源域に近いことから直感的にこれは天からの警告ではないかと思った。
これは天からの警告ではないかと。では何に対する警告か?それは原発再稼働の動きに対してだ。
震源域の近くには再稼働の話も出ている伊方原発がある。
今後原発推進派の声も高まり各地で停止している原発の再稼働が進められるであろう。
しかし、日本は地震列島であり東日本大震災の影響で大地震が発生しやすくなっている。もし地震による揺れや津波で福島第1原発事故のような深刻な事故が発生したらどうするのか。
原発推進派は日本の原発の耐震技術は高いから絶対に大丈夫とタカをくくる。
だが、所詮人間の造る物など天の力にはかなわない。人間が造る以上、絶対はありえない。
人知を超えた遥かなる力が加われば、原発など鉄屑同然である。天の力とはそれほど強大なものだ。
だからこそ日本人は古来より天に対する畏怖の念を抱き続け、謙虚な姿勢を持ち続け、驕りや傲慢を戒めてきた。天に対する畏怖が信仰にもなってきたのだ。
福島第1原発事故から3年も経過し、国民は原発事故に対する恐怖心が薄れていたのではないか。そして経済成長至上主義の財界からの要望もあり、日本は再び原発推進に舵を切ろうとしている。
今日未明に伊予灘で発生した地震は、そうした原発推進に対する天からの警告に見えてしまうのだ。
日本の耐震技術は高いから大丈夫だの、経済成長のためには先祖代々守り抜いてきた土地や麗しき山河を汚染されるリスクすら軽視する日本人の驕りや傲慢に対する天からの怒りが聞こえてくる。
天からの警告に耳を傾けようともせず、原発を推進するならやがてそれは深刻な事故による国土喪失という「天罰」が下ることになるだろう。
原発推進派よ、天からの警告が聞こえぬか。