ここ10年ほどでエコという言葉がすっかり定着し、エコ活動が流行っている。
「地球に優しい」「温暖化防止」などのスローガンが掲げられている。

企業もCMで頻繁に「○○は地球温暖化防止に貢献しています」と流している。

では本当にエコ活動が地球に優しいのかと考えると疑いがある。

例えば今流行っているソーラー発電。家庭にも普及していて二酸化炭素も排出しないと言われているが、実はソーラーパネルを造るためにかなりのエネルギーを消費している。

ソーラー発電でその製造にかかったエネルギーの元をとるには10年以上かかる。

また、ペットボトルのリサイクルも、ペットボトルを洗浄し溶かし加工するのにかなりのエネルギーを消費するのだ。

そのエネルギーはペットボトルを造るのに消費するエネルギーよりもはるかに大きい。

また、ペットボトルのキャップを集めるエコキャップもかなり非合理である。

キャップ800個を集めて1人分のワクチンとなり途上国に送られる。

800個でワクチン代40円分になるのだがよく考えてほしい。例えば1万個集めたとする。

そこで12人分のワクチンが集まった訳だが、代金にすると480円分である。
さらにそのキャップをエコキャップを集めている団体に送る必要がある。

その送料に1000円かかったとすれば、かなり損をする。しかもそのエコキャップを集めている団体の職員の人件費を考えればエコキャップは損をするだけではないか?

またエコキャップを加工するのにまたまたエネルギーがかかる。

それならエコキャップではなく現金をそのまま寄付したほうがよっぽどいいのだ。

企業が自社のイメージアップのためにエコを利用しているのが多い。

それに地球温暖化の原因は二酸化炭素ではなく、太陽の活動や地球規模の気候変動とする研究成果もあり、一概に二酸化炭素が原因とは言えない。

なにしろ二酸化炭素原因説を唱えていたIPCCのデータに偽造が見つかったのだ。
なのに相変わらず国も企業も二酸化炭素削減にばかり視点を向けている。

鳩山は国民に説明もなく、実証性もなく国連で二酸化炭素を25%削減すると言った。

二酸化炭素が本当に原因かもわからないし、経済や国民生活を圧迫するのに25%削減といったのだ。

鳩山は「地球を守りたい」と言っていたがいつから地球防衛軍になったのかとツッコみたくなる。

そういいたいなら中国に環境改善をしろとでも言えばいい。エチゼンクラゲ大量発生は中国からの排水が原因である。

エコばかり唱え、二酸化炭素削減に視点を向けるよりも限りある化石燃料や鉱物の有効利用に視点を向けるほうがよっぽど日本のため、世界のためになる。