引き続き母から娘へ、姉から妹へ、義母から嫁へ等受け継がれたロイヤルファミリー達の衣装をご紹介します。

2022年1月、スペインのレティシア王妃はサルスエラ宮殿で開催された外交レセプションでVALENTINOのヴィンテージドレスを着用されました。
このドレスは義母ソフィア前王妃が1977年にドイツを訪問した際に着用されたものです。

レティシア王妃はボーダーのベルトで同じ衣装をアレンジされたようです。



デンマークのフレデリック国王の長女イサベラ王女から次女ヨセフィーネ王女へイギリスの子供服ブランドCARAMELのワンピースが譲られました。それぞれ2012年と2016年のサマーフォトコール(写真撮影会)での着用でした。




2024年1月24日、デンマーク王室のイサベラ王女とヨセフィーネ王女の姉妹は父フレデリック10世国王の即位を祝うオーフス大聖堂での祝賀式典に出席。お二人のコートは母メアリー王妃が着用していたコートでした。


姉のイサベラ王女はメアリー王妃のPRADAのコートを着用されました。


ヨセフィーネ王女はメアリー王妃のANDIATAのコートにCHANELのカメリアブローチをコーディネート。




2017年6月22日、イギリス王室のベアトリス王女はロイヤルアスコット2017でAmanda Wakeleyのミディドレスを着用されました。
約1ヶ月後の2017年7月29日、ベアトリス王女の母ヨーク公爵夫人セーラ元妃は同じくアスコット競馬場で開催されたキング・ジョージ6世競馬大会に同じドレスを着用して出席しました。母娘でドレスをシェアしているようです。



ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女は、18歳の誕生日を記念して2022年1月に公開された写真でLANVINのブラックシルクドレスを着用されました。
このドレスは母親のメッテ=マリット皇太子妃が2004年のノーベル賞コンサートで着用したものでLANVIN2004年春コレクションのドレスでした。




2022年6月16日、マッタ=ルイーセ王女はノルウェーのオスロにあるダイクマン博物館で行われた姪イングリッド・アレクサンドラ王女の誕生日を祝う政府主催の祝賀会(コロナで延期されていた)にシルバーのトリムとウェストの装飾が特徴のドレスを着用されました。このドレスは2011年9月24日にオスロの王宮で開催されたマッタ=ルイーセ王女の40歳誕生日を祝う祝賀会で、王女の母ソニア王妃が着用されたドレスでした。


その翌日の2022年6月17日、マッタ=ルイーセ王女はイングリッド=アレクサンドラ王女の18歳誕生日を祝う国王主催のガラディナーでもソニア王妃のドレスを着用されました。このドレスは2011年5月30日、ルクセンブルクのアンリ大公とマリア=テレサ大公妃を歓迎する晩餐会等でソニア王妃が着用されたものです。




同じ晩餐会でマッタ・ルイーセ王女の長女モード=アンジェリカも祖母ソニア王妃のドレスを着用しました。



さらに、次女レア=イサドラは母マッタ・ルイーセ王女のドレスを着用しました。胸元のフリルのような装飾が取り外されて胸元がシンプルに。


三女のエマ=タルーラの襟付きのドレスもレトロなデザインのように見えます。詳細不明ですが、姉たちのように母マッタ=ルイーセ王女や祖母ソニア王妃のドレスを着用している可能性もあります。
いつかソニア王妃からマッタ=ルイーセ王女に受け継がれたドレスをさらに三姉妹の誰かに受け継がれ、三世代に渡って着用されるドレスも見られるかもしれませんね。


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以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。