新型コロナウィルスに感染していたチャールズ皇太子とモナコ大公のアルベール2世の隔離生活が終了しました。回復されて本当に良かったです!
その他、コロナウィルスに関わるロイヤルファミリーの様子をお伝えします。
●ベルギー王室
イギリスへ留学中だったエリザベート王女(18)がベルギーに帰国。ガブリエル王子(16)、エマニュエル王子(14)、エレオノール王女(11)と共に住まいであるラーケン城の近隣の2件の老人ホームに自家製ワッフルを届けました。
また、エリザベート王女等はコロナウィルスの為に隔離された孤独な老人に電話を掛けて励ましました。
●イギリス王室
チャールズ皇太子は、コロナウイルスのパンデミックと、コミュニティの高齢者への影響についてメッセージを共有しました。
「@age_ukのパトロン、そして妻の@thesilverlineukのパトロンとして、私たちは今、大きな困難を経験しているこの国のすべての年配の人々に心を注ぎます。」
ウィリアム王子とキャサリン妃もコロナウィルスに関してInstagramを更新。
「自己分離と社会的距離は、私たちのメンタルヘルスに大きな課題をもたらす可能性があります。ここ数週間、ケンブリッジの公爵と公爵夫人は、この困難な時期に直面している問題を理解するために組織や後援者と定期的に連絡を取り合っています。 先週、電話でウィリアム王子はマインドチャリティーのCEOポールファーマーに、キャサリン妃ははPlace2beのCEOであるキャサリンロッシュに話しました。 両方の慈善団体は、それぞれ王室がパトロンを務めています。」ヨーク公爵夫人(セーラ・ファーガソン)と次女のユージェニー王女、王女の夫であるジャック・ブルックスバンク氏が第一線の国民医療サービススタッフにケアパッケージを提供しました。 先週の水曜日に西ロンドンのハマースミス病院に、そして土曜日に再び、食品や洗浄剤などの物資を含むケアパッケージを届けました。
●スウェーデン王室
4月1日、スウェーデンのビクトリア王女とダニエル殿下がコロナパンデミックに関するウェブセミナーに参加しされました。
このウェブセミナーはコロナ危機が公衆衛生に及ぼす影響を評価し、コロナパンデミックが生命、健康、経済に及ぼす短期的および長期的な影響について議論するために、ビジネスおよび政策研究センター(SNS)が主催し、オンラインで放送されました。
●旧パルマ公国
ブルボン=パルマ家の一員でスペイン国王フェリペ6世の遠戚でもあるマリア・テレサ公女(86)が新型コロナウィルス感染により、3月26日にパリで亡くなりました。
王族が新型コロナウィルスにより亡くなったのは初めてです。
27日にマドリードで追悼式が行われました。
マリア・テレサ公女は生涯未婚で子供も居ませんが、多くの甥や姪と親しくしていたようです。
右端の女性が旧パルマ公国のプリンセス、マリア・テレサ公女です。一緒に写るのは甥のハイメ公子と妻のヴィクトーリアです。ハイメ公子はオランダのイレーネ王女(ベアトリクス前女王の妹)であるため、以前ブログでお伝えしたクリスティーナ王女の葬儀にも参列しています。
また、ルクセンブルクのアンリ大公の祖父はブルボン=パルマ家のフェリックス公子であるため、ルクセンブルク公室とも血縁関係があります。
●オランダ王室
●デンマーク王室
テレビ番組「デンマークの共生」だはコロナパンデミックにより、全国のデンマーク人が現在の社会の特別な状況について語っています。 そのテレビ番組に関連して、デンマーク皇太子一家はこの困難な時期に特別な努力をするすべての人にテレビを通してメッセージを送りました。
●ノルウェー王室
慢性肺疾患を患っているメッテ=マリット皇太子妃はホーコン皇太子等家族と自主隔離を選択されました。
2018年秋から慢性肺線維症と診断されており、新型コロナウィルスに感染した場合に高いリスクをもたらす状態です。メッテ=マリット皇太子妃が最後に公務に出席したのは2月27日でした。それ以降数週間公務の欠席が続き、自主隔離に至りました。
メッテ=マリット皇太子妃は、夫であるホーコン皇太子と共にどのような生活を送っているのか公表し、国民にサポートと励ましのメッセージを送り、Instagramで複数の写真を紹介しました。
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以上です。
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