⚫︎仙骨について⚫︎
仙骨とは人体のほぼ中央に位置しており、
腰椎の下にある逆三角形の骨で5個の仙椎が成人期以降に融合した骨。(赤ちゃんが立つまでの間は5個の骨として存在。)
身体の要として全身の機能(骨、筋肉、諸器官)をコントロールしている重要なパーツ。
その役割は物質的な肉体面だけでなく、精神面(感情や思い)や霊的な部分、
さらには前世の記憶(カルマ)なども蓄積されていると言われています。
仙骨を調整する事で溜まっているものが解放される事もありますが、
軽々しく扱う事は控えておいた方がいいと言われるほど繊細な場所でもあります。
仙骨は sacrum と書き、語源はラテン語 sacre『神聖な』になります。
sacrum は『仙骨』の他に『聖所』、関連語には sacred『神聖な』、sacrifice『供物』、su nctuary『聖域』があります。
またドイツ語では kreuzbein(十字架のような骨)と言います。
ちなみに解体新書では膠で固められた骨という意味で【膠骨(せんこつ)】と書き、その後の重訂解体新書で【御神骨】と訳し、明治時代には神に薦める骨の意味で【薦骨(せんこつ)】
そして昭和20年に画数の少ない【仙骨】で代用したとか、、、。
仙骨を神聖視する由来は宗教や伝説などから様々あります。