仙骨と蝶形骨。双竜。ダブルヘッダー。
なんとなく、カタチも似てますね。
【=蝶形骨=仙骨=(距骨)=
∞】キングギドラ★
仙骨は常に微細な振動をしていて、背骨を介して蝶形骨に伝わり、また蝶形骨の振動も背骨を介し仙骨に伝わる事になります。
仙骨は身体の中心となる場所で身体の全情報を受信し全身をコントロールしています。
身体に不調があるとその振動を背骨を通し蝶形骨に伝え自律神経や内分泌を刺激し、リカバーしようと働きます。
例えば自律神経失調症やホルモンバランス異常になると、頭痛、めまい、動悸、不眠といった症状が現れます。
その時、蝶形骨が柔軟に動くようになるような行動をとれば首や頭、顎などの緊張はなくなります。
手が自然にこめかみや眉間にいくのはこのためです。
また仙骨は顎関節(あご)の動きとも連動し、
咀嚼筋の一部である外側翼突筋と内側翼突筋は、蝶形骨を起始部としています。
咀嚼(噛む)という動きは、唾液の分泌と脳脊髄液の循環とも関連しているといえます。
仙骨と蝶形骨の関係は皿回しに例えられます。
皿回しは細長い棒の上に皿を載せ、手で微妙なバイブレーションを皿に伝えることで回転させます。
これを人体に置き換えると、手が仙骨、皿が蝶形骨、棒が背骨にあたります。
皿回しの棒は硬くてまっすぐなものよりも、
少しカーブのついているもののほうが手の微妙な振動を皿に伝えやすく、背骨もS字形のカーブを持っていることで仙骨の精妙なバイブレーションを蝶形骨まで正確に伝えられるようになっています。
この仙骨と蝶形骨だけは人工骨で代用することができない、人体の中でも特別な働きを持った特有の骨です。
その仙骨と蝶形骨に対してアプローチしていく施術がクラニオセイクラル=頭蓋仙骨療法です。