6月と7月の読書記録
暑中お見舞い申し上げます〜!夏休みも、学校図書館はゆるりと開館中。いつもより静かな館内。うっすら聴こえてくる吹奏楽部の練習の音、微かに香るプールの匂い。すれ違う先生たちも立ち寄ってくれる児童生徒も、のんびり穏やかな空気。あ〜なつやすみだ〜と噛み締めております。最近読んだ本たち『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』/川上和人"美しいだけの自然なんてない。テレビの風景は嘘ではないが、真実の一部でしかない。裏切りのない不二子ちゃんなぞ魅力は半減だ。美とは、毒に支えられてこそ真の魅力を発するものと心得てほしい。"『こっちだったかもしれない』/ヨシタケシンスケ展かもしれない公式図録うかうかしていたら入場券が完売していた展示。図録だけでもと会場へ。ボツになったたくさんの構想メモも収録。見過ごされてしまうような日常のディテール。観察する眼と地道な記録の積み重ね。考えすぎたからこその思わず笑ってしまう物事の捉え方、クルクル表情が変わる人間らしいキャラクターたちに、ゆるく人生を教えてもらえる。『COJICOJI FANBOOK』『コジコジにきいてみた。』/さくらももこコジコジ万博にて購入。キャラクター全員の尊かったりしょうもなかったりする願望が読めるコジコジ名鑑すき。美しいカラー画もたっぷりで大満足!『しばわんこの四季の庭』/川浦良枝犬と猫が二足歩行な上に畑仕事してる...。春の植物がいきいきと咲きはじめる頃しばわんこは夏のお庭の準備。いま目の前にある季節をゆったり楽しみなよーというみけにゃんとのコントラストに和む。『オオルリ流星群』/伊予原新28年ぶりに再会した高校の同級生4人。45歳の今はじめて知る事実。手作りで天文台をつくりたいと故郷に帰ってきた彗子(通称スイ子)がひとりで必死に抱えてきたもの。少しだけでも仲間と分け合えてよかったね。『はじめての』/島本理生 辻村深月 宮部みゆき 森絵都4つの短編からYOASOBIが楽曲を創作する企画。"ごめんなさい。ごめんなさい。あなたの気持ちが分からずにごめんなさい。僕には分からないのです。なぜなら僕はしょせん機械だから。"ーアンドロイドの物語『私だけの所有者』より。感情が溢れることにちょっと疲れていたんだけど、感情が湧かなかったらそれはそれでつらいよなぁと見方を変えてくれた。