産卵前で身が太り、うま味が増す3月~5月が旬です。 味噌汁、酒蒸し、パスタなど和洋問わず幅広い料理に使えます。 疲労回復効果があると言われるタウリン、鉄分、亜鉛などを豊富に含まれているようです。


 岡山県では瀬戸内市、浅口市寄島町などでとれますが、地元で消費されることが多く、市場では主に愛知県や熊本県産が多いようです。 殻が固く閉じ、横から見て丸く膨らんでいると新鮮とのことです。


 スーパーなどでは、100gが120円~160円で平年並みのようです。




◇アサリの炊き込みご飯◇

 アサリを酒で蒸し、殻と身を分ける。 炊飯器に米、だし汁、アサリの蒸し汁、ニンジンなどの具を入れて炊きます。 炊けたら10分ほど蒸らし、アサリの身をを混ぜ込めば出来上がりです。


 日本では祝い事などに欠かせない高級魚ですよね。 適度な歯応えがある白身は高タンパク質で低脂肪。 刺し身、あら炊き、塩焼き、鯛めしなど調理法は幅広いです。


 年中店頭に並んでいますが、瀬戸内海では産卵のため浅瀬に来る春に水揚げが増える。 桜が咲く時季にちなんで「桜ダイ」とも呼ばれるようです。 倉敷市下津井地区などで漁が盛んです。


 スーパーなどでは、切り身(80g~100g程度)が150円~300円程度と平年並みかやや高めのようです。流通量は平年並みのようです。



◇鯛そうめん◇

 ゆでて流水でもみ洗ったそうめんの上に、タイの煮付けをのせ、だし汁を加えて薄めた煮汁をかけて食べます。 錦糸卵や椎茸の甘煮と一緒に食べるとおいしいですよ。


 パッチリと飛び出しそうな目が特徴で、漢字で書くと「眼張」になります。 岡山県ではカサゴと区別して「黒メバル」とも呼ばれています。


 柔らかい白身は淡泊でくせのない味わい。 煮付けの他、塩焼き、蒸し焼き、空揚げなど幅広い料理に向きます。 年間を通して市場には出回ってるようですが、3月と4月は漁獲量が多く、瀬戸内海の「春告げ魚」の一つになっています。 岡山県内では、倉敷市下津井地区などで漁が盛んです。


 スーパーなどでは、100gが300円~500円程度のようです。 入荷量、価格ともに平年並みのようです。



◇メバル選び方◇

 黒目が澄み、眼底が黄金色だと新鮮です。 20cm前後の中型サイズは、脂肪の乗りがほどよく美味で、料理もしやすいです。切り身で売られている場合は、身のつやが良いものを選びたいものです。


 成長すると2mほどにもなる緑褐色の海藻がワカメですよね。 湯通しすると鮮やかな緑色に変色します。 低カロリーで、鉄分やカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいると言われています。


 塩蔵や乾燥物は年中出回りますが、1月~3月は磯の風味豊かな生ワカメが楽しめますよ。 全国的には三陸沿岸、徳島県などが産地のようです。 岡山県内では倉敷市下津井地区や、児島地区で養殖が盛んです。 ワカメは葉、茎に分けて出荷されるそうです。


 スーパーなどでは、葉、茎とも1パック(200g程度)が100円~150円で、量、価格ともに平年並みのようです。




◇卵とワカメの炒め物◇

 酢の物や煮物と合わせる場合が多いですが、油との相性も良いようです。 生ワカメを一口大に刻み、油を引いたフライパンで炒めた後、溶いた卵を加え、さらに炒めます。 ゴマを軽く振ってもおいしいですよ。

 春の訪れを告げる魚の一つとして知られているのがイカナゴではないでしょうか?


 サワラやタイなどの餌にもなり、瀬戸内海の豊かな生体系を支えています。 冷たい水を好み、初夏から晩秋までは砂地に潜り「夏眠」します。 産卵した後に身が太り、脂が乗ってくる2月~4月が旬と言われています。


 岡山県内では倉敷市下津井地区などで水揚げが多く、10cm以上の成魚が出回ります。


 釜揚げや天ぷらのほか、軽くあぶってポン酢で食べるのもお薦めですよ。


 流通量は例年並みで、スーパーなどでは、成魚が100gで150円~200円のようで、少し高めの感じです。



◇イカナゴの南蛮漬け◇

 小麦粉をまぶして揚げ、砂糖、しょうゆ、酢、酒を合わせたたれに漬けます。 彩りにスライスしたタマネギやニンジンを添えます。 揚げてすぐ、たれに漬ければしっかり味が染み込みます。


 体長10cm~20cmの円筒形をしているナマコ。 岩場に生息する赤ナマコと砂泥地で育つ青ナマコに大別され、赤は青に比べ軟らかくて好まれます。


 薄くスライスして大根おろしとポン酢で食べるのが一般的です。 コリコリとした歯応えが楽しめます。 ビタミンやコラーゲンが豊富です。 岡山県近海では11月~3月が漁期で、倉敷市下津井地区や瀬戸内市牛窓町での水揚げが多い。


 スーパーなどでは1パック(スライス100g)が、赤ナマコ:500円~600円、青ナマコ:300円~400円程度で、量、価格ともに平年並みのようです。



◇このこ◇

 ナマコの卵巣で、1匹から少量しか取れない珍味です。 産卵前の12月~3月、肥大した卵巣を取りだして塩水で洗い、水を切れば食べられます。 そのままでも良いですが、三杯酢などであえてもおいしいですよ。


 頭のように見える胴に雄が卵を抱く1月から2月が旬と言われています。 卵が米粒に似ていることから、漢字で「飯蛸」と書くようです。


 体長5~20cmと小型で内湾の浅瀬を好み、瀬戸内海では全国有数の漁場として知られています。 岡山県内では倉敷市下津井地区、岡山市東区宝伝地区などで水揚げが多いようです。 身が柔らかく、丸ごとゆでて酢味噌和えにいいですね。 煮付けやおでんだねとしても楽しめます。


 市場での流通量は例年より少なく、スーパーなどでは100g当たり80円から130円で例年並みの価格のようです。



◇イイダコの下処理◇

 銅の中から墨袋や内臓を取り除き、足の付け根にあるくちばしも抜き取る。ぬめりがなくなるまで塩でもみ、流水で洗う。 熱湯に足から入れると四方に広がるように形よくゆであがります。


 ツバス、ハマチ、メジロ、ブリと成長するにつれて呼び名が変わる出世魚。 脂が乗る冬場が旬で、「寒ブリ」として重宝させます。 西日本では縁起物として正月料理を彩ります。


 タンパク質やミネラル、ビタミンを豊富に含んでおり、刺し身や塩焼き、照り焼き、煮つけなど幅広い料理に向く。 天然物は富山県、石川県、長崎県など日本海産が多いようです。


 流通量は平年並みで、スーパーなどでは、養殖が100g当たり240円~300円で例年並みのようです。



◇ブリのたたき◇

 皮をつけたまま、さく状に切ったブリをこんろやバーナーであぶります。 冷水に、1~2分漬けると身が締まります。 食感はカツオのたたきに比べ若干硬くなります。 仕上げはネギ、ニンニクをトッピングし、ポン酢などをかけます。


 刀を連想させる銀色の細長い体が特徴で、漢字では「太刀魚」と書くようです。 柔らかくて淡泊な白身は塩焼きやバター焼き、ムニエルなど幅広い調理に向くようです。


 市場には年中出回っていますが、漁の最盛期は10月~12月です。 愛媛県、山口県沖などで水揚げが多くされています。 岡山県内では倉敷市沖などで捕れます。 この時期は身太りも良くておいしいですよ。


 市場での流通量は平年並みのようです。 スーパーなどでは、切り身(約100g)が210円~330円程度で例年並みかやや高いようです。




◇銀皮造り◇

 鮮度がよければ、銀色の体表を生かし、昆布締めして皮が付いたまま刺し身にするのがお薦めです。 店頭では切り身で売られていることが多く、きれいな銀色で、切り口に透明感がある物を選んだ方がいいですよ。


 エネルギー源になるグリコーゲンやタンパク質、ミネラル類といった栄養分を豊富に含み、「海のミルク」と呼ばれています。 産卵期に向けて栄養を蓄える秋から冬が旬です。


 岡山県では備前市日生町地区や瀬戸内市邑久町地区、浅口市寄島町などで養殖が盛んです。 今季は、昨夏採取した種苗が少ないようで例年より水揚げ量は少ないようです。 でも、生育は上々で身太りはいいそうです。 生食、鍋物、グラタンなどと料理の幅は広いようです。


 市内のスーパーなどでは、むき身130gが400円前後で例年より高めのようです。



 料理のこつは、鍋物やフライなどの調理前、むき身を軽く洗ってさっと湯通しした後、流水で良く洗えば、汚れや臭み、えぐみが簡単に取れるそうです。 余った身はラップにくるんで冷凍保存してもいいようです。



◇生ガキ◇

 酢やレモン汁などで酸味を加えるとうま味が引き立つうえ、ぬめりも抑えられるようです。 もみじおろしやペッパーソースで辛みをアクセントにしたり、ケチャップをかけて洋風にするのもおすすめです。