心の中に目を移してみよう。

目を閉じ、内に思いを向けてみよう。

やがて内界に真実なものの姿が映ってこよう。

意識の世界と申すか、そのような世界に気づき、思いの向け方によって、それが変化していくことに気づくであろう。

美しい思いを抱けば、内に光る光は輝きを増す。

醜悪な思いを持てば、内の世界はくすんでしまう。

そのように霊の世界とは、自分の魂の反映、そのようなものなのである。


たわごと、不調和、粗野で荒々しい世界を通り抜けて、上へ上へ霊界へと、もっと調和と優しさの世界へと思いを向けなされ。

そこに調和の境がある。

その世界は、雰囲気そのものが音楽、住人の着衣も美しい調和とメロディーで振動している。

少しでもその辺がわかっていただけるかな?


その聖音に同調できれば力が湧いてこよう。

これは肉体への贈り物にとどまらず、また魂の糧。


その音は地上で聞くより鮮明に正確に響き、その音を耳にすれば、人は力が湧いてくる。

そこにあるのは調和、純潔。そして愛である。


人はすべて法の支配下にある。

人はまさにその置かれている場が自分に相応しいものであり、それは自分で選び取ったものである。

「冗談ではない、こんな人生を私は選んだ覚えはない」と、その人は言う。

それは我の声であって、本当の自我、つまり内在の霊は、本人に何が必要であるかを知っているものである。