キング・オブ・コメディ 1982年 マーティン・スコセッシ監督作品 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アンニョン(^-^)ノ

いつも読んでくださり、本当にありがとうございます・・・キスマーク

 

 

 

女優&映画監督のパン・ウンジンさんが選曲した韓国映画のサントラ集が届いたので聴きながら書いてます。

『パン・ウンジン 我が映画音楽と出会う』って4枚組95曲のセットなんですが、聴いてると、どうも全曲オリジナル・サウンドトラックではないような気がする。

映画のセリフがオーバーダビングされてたりするんですけど。

 

最初は、え~(´・д・`)って感じだったんですが、アルバム通してメリハリはないもんだから、これはこれで気持ちが静まる系でいいんじゃないかと思えてきました。

その代わり、眠くなりますけどね。

安かったしね。

 

ただ、曲目がハングルだけなので、大変(;´∀`)

 

 

 

今日は少し趣きを変えて、アメリカ映画について書かせてもらいます。

 

1月15日、この映画を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

どん底で終わるより

ひと晩だけでも

キングになりたい!

 

 

 

 

 

キング・オブ・コメディ

 

 

キング・オブ・コメディ

原題:The King of Comedy

韓国語題:코미디의 왕

中国語題:喜剧之王

 

(1983年、アメリカ映画、109分)


監督:マーティン・スコセッシ
製作:アーノン・ミルチャン
製作総指揮:ロバート・グリーンハット
脚本:ポール・D・ジマーマン
撮影:フレッド・シュラー
編集:セルマ・スクーンメイカー
音楽:ロビー・ロバートソン

ロバート・デ・ニーロ - ルパート・パプキン
ジェリー・ルイス - ジェリー・ラングフォード
ダイアン・アボット - リタ・キーン
サンドラ・バーンハード - マーシャ
シェリー・ハック - キャシー・ロング
トニー・ランドール - トニー・ランドール
エド・ハーリヒー - エド・ハーリヒー
フレデリック・デ・コルドヴァ - バート・トーマス
マーゴ・ウィンクラー - 受付の女性
キム・チャン - ジョノ
マーティン・スコセッシ - ディレクター
キャサリン・スコセッシ - ルパートのママ
キャシー・スコセッシ - ドロレス
テルマ・リー - 公衆電話の女性


配給:松竹富士

 



解説: 「タクシードライバー」「レイジング・ブル」のマーティン・スコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロ主演によるブラックコメディ。コメディアン志望の青年ルパートは、有名コメディアンのジェリーに接触し自分を売り込もうとするが全く相手にされない。そこでルパートは、ジェリーの熱狂的ファンである女性マーシャと手を組んでジェリーを誘拐し、自らのテレビ出演を要求するが……。ジェリー役に往年の名コメディアン、ジェリー・ルイス。(映画.com)

 

 

去年10月4日に公開された『ジョーカー』(2019年)。

 

公開前に劇場で何回か予告編を目にし、なにか非常に強い煽りを感じたんですが、またまた~、柳の下を狙っちゃって~、そりゃどうせ2008年の『ダークナイト』にはおよばないんでしょ~、とか内心、私は思ってたんですが、どうやらそうではないらしいんやな~あせる

 

いや、今となっては絶対に私向きの映画だったはずなのに、と非常に後悔を感じてるんだけど、それだけ映画が凄い。

私の負けです。

アイム・ア・ルーザー、ベイビ~、ソー・ホワイドンチュ、キル・ミ~♪

 

とにかく、あるブロガーさんがご自分のレビューの中で、マーティン・スコセッシ監督の1983年の作品、『キング・オブ・コメディ』との関連を指摘されてたワケなんですね。

 

『キング・オブ・コメディ』、じゃあ、観ましょうと。

 

いや、実は私、この作品、10代半ばの頃に観てるんですね。

 

当時、友達や従姉妹たちと話し合いつつ、どんな映画を観るか相談してた時期もあったんですよ。

 

そんな中、ある時期、「ロバート・デ・ニーロは演技がもの凄いから、映画を観るべき」って流れがあったんですね。

もう、世界一の俳優、って感じで。

 

でも、従姉妹の一人はそのあとで、ロバート・デ・ニーロが好きではないとか言い始めて。

高校生くらいで。

 

まあ、でも、私はその後も、変わらずに敬意を払ってたわけですよ。

 

実際のところ、演技の何たるかはわかってなかったし、それは今もそうです。

 

で、友達の家庭がお母さんだけで、お母さんが働きに行ってる間、おばあちゃんと妹だけだったので、そこにお邪魔して、夜中に3本とか映画を観てたんですね。

いい思い出やろな。

 

その頃、自分のうちでも両親が映画が好きだったので観てたんですけどね。

両親は好きでしたよ、ロバート・デ・ニーロ。

 

私は・・・どうだったんでしょうね~。

出てくるだけでありがたかったように思いますね、ええ。

でもファンではなかったやろな。

 

だから当時、自分のうちか、友達のうちかは覚えてないけど、『キング・オブ・コメディ』も観ました。

 

でも、よくわからなかったんですね。

 

それは『タクシードライバー』(1976年)もそうだった。

『タクシードライバー』なんて何年もかかって何回も観て、ようやく最近、ちょっとだけわかってきたって感じで、実質、チンプンカンプンでしたよ。

そのわからなかった理由もわかってきたんですが、それはまたいつか書きますね。

 

『キング・オブ・コメディ』は『タクシードライバー』に比べれば、もう少しわかりやすい映画だと思うんですが、とにかく最初に観た時、ぜんぜんわからなくって、でも今ならもっと理解できるだろうと、20何年ぶりくらいに観てみました。

 

 

話は、お笑い芸人になりたい、ってゆうか、もうなってる気で、いつ出演できますかビックリマーク僕はもう出れますけど!!みたいなまでに自信と妄想に満ちた男、ルパート・パプキン(ロバート・デ・ニーロ)が、なぜかそこだけは計算高く上手いことして人気コメディアン、ジェリー・ラングフォード(ジェリー・ルイス)に顔を売って、師匠、いつ僕も番組に出してもらえますかね!?みたいな、そんな話を勝手に決めてたところが、当然、そんなもんテレビ局的には門前払い。

そうなるとルパートも思い込みの強い人なので暴走してしまうのでした、やばいわ~、って話ですよね。

 

「コメディ」と題名にある割にはぜんぜん笑えないんですけど、その笑えなさが逆にちょっと笑えるのかもしれませんね。

と言ってさぶいってよりも、怖いんですけどね。

 

やっぱりああして、付きまとわれるとね。

別荘の中にまで入ってきてしまうし。

しかも、思い込みが激しい割には頭が働くので計画とかも立てますし。

 

で、とうとうルパートはやってはならないことをやってしまうんだけど、ここが『パラサイト 半地下の家族』もそうだったけど、微妙で、悪いことをしてるんだけど、そんなに悪しざまに批判する気にはなれないんですよね。

本人にしてみたら、お笑いタレントになれないのなら、もう人生、生きててもしゃあないみたいに思ってるので。

 

だから観てる時、私はやっぱりルパートを応援してました。

一度でいいから彼がステージに立てればね、それはそれで彼にとっては意味があるだろうし、満足するだろうな、ってね。

 

さあ、ルパートはテレビに出れるのでしょうかって話。

 

 

観返してて、ひとつ、強い印象を残してくれたのがマーシャを演じたサンドラ・バーンハードです。

 

『キング・オブ・コメディ』はサンドラ・バーンハードにとって映画デビュー作のようですが、最初に観た時には、この人イヤやな~汗って思ってたんですけど、やっぱりそれから後、考え方も変わって、少なくとも映画で観るのなら、こうゆうキャラ、大好きですね、ええ。

 

なんか、今回、観ててサンドラ・バーンハードがめちゃくちゃ良かったんですよ。

 

 

映画デビュー作にしてすでに油が乗りきってるとゆうか、このイヤな表情にも磨きがかかってますよね。

 

ガリガリなんですけどね、脱いだら。

 

 

思うに、私がこの人をなんで好きか、わかります、自分で。

 

海外の女優さんで、こうゆう役を演じる人が好きだからですね。

 

アマンダ・プラマー、リリ・テイラー、そして、この「思い込みの激しいオンナ」界の大御所、ジェニファー・ジェーソン・リーですね。

 

アマンダ・プラマーだったら『バタフライ・キス』(1995年)、リリ・テイラーだったら『I SHOT ANDY WARHOL』(1996年)、ジェニファー・ジェーソン・リーだったら『ルームメイト』(1992年)、『カンザス・シティ』(1996年)ですね。

 

共通点は敵に回すと怖いよ、みたいな。

 

あと、『ボディ・リップス』(1996年)のアシュレイ・ジャッドも素晴らしかったですわー。

『ボディ・リップス』って埋もれてしまうにはもったいない映画だと思います。

また観たいですよ。

 

そう考えると韓国映画界は、この分野ではちょっと論理的すぎますね。

一見、感情的なようで、実は映画的には無理がないとゆうか・・・。

是非、韓流版の「思い込みの激しい迷惑オンナ」の映画をまたやってほしいです。

 

それと、もし他に「思い込みの激しい迷惑オンナ」がなりふりかまわず周囲に迷惑をかける映画があったら、洋の東西を問わず教えてください。

よろしく音譜

 

 

マーティン・スコセッシ監督だったら、1985年の『アフター・アワーズ』の方が絶対に笑えますよね。

あの理不尽さ加減が。

『アフター・アワーズ』が一番、笑えるスコセッシ監督の映画だと思う。

 

そして、最近はあまり観てないんですが、ロバート・デ・ニーロの映画・・・私が選ぶ出演作ベスト3、パッと思いつくのは、この3作です。

 

ミッドナイト・ラン (1988年)

俺たちは天使じゃない (1989年)

ナイト・アンド・ザ・シティ (1992年)

 

特に『俺たちは天使じゃない』は好きですねー、めちゃくちゃ笑えますからねー。

 

やはり傑作ばかりのロバート・デ・ニーロ!!

 

ロバート・デ・ニーロさん、『ジョーカー』にも出てるんですよねはてなマーク

 

 

 

 

 

『ジョーカー』のソフト発売は1月29日NEW

 

私は買わないけど、観るのを楽しみにしてます。

 

でわ、今日もありがとうでした、アンニョン~(^.^/)))