韓国映画ソフト新作情報
『パイレーツ』
DVD&ブルーレイ
12月2日発売
皆様、もうご予約はお済みですか
今、Amazon見たら
なんか私が予約した時点よりも
150円ほど高くなってるんですが・・・(^_^;)
私の韓国映画ベストのうちの1本
いや、最高の一本です
こんな高価なブツ
さすがにみんながみんな買いましょう
とは言えませんが・・・でも
レンタルが開始されたら是非
観てくださいね
もう一つ、耳寄りな情報として
こちらの傑作映画が安価な廉価版で
嬉しいことにDVD再発売ッ(*≧∀≦*)
チェイサー
(2008年、125分) 監督:ナ・ホンジン
現在、予約受付中
一枚でも1390円
アマゾンならDVD3枚まとめてで3000円
一枚あたり1000円
めっちゃ怖い映画ですが
是非、お買い求めいただいて
夜な夜な~超不気味なハ・ジョンウさんと
予感だけで慌てまくるキム・ユンソクさんを
ご堪能くださいませ
‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *
アンニョンハセヨ(^-^)ノ
23日、こんな映画を観ました。
少し感想を書きました。
お暇なら読んでみてください。
その怪物
その怪物
原題:몬스터
英語題:Monster
(2014年、韓国映画、113分)
監督・脚本:ファン・イノ
助監督:オ・ジョンイル
撮影:キム・ギテ(KSC)
照明:イ・ヘウォン
編集スティーブ・M・チョー、パク・キョンソク
音楽:イ・ジェジン
美術:ソン・ヘジン
武術オ・セヨン(Triple-A)、キム・ビョンオ(Triple-A)
出演
イ・ミンギ → テス
キム・ゴウン → パク・ボクスン
キム・ルェハ → イクサン テスの兄
アン・ソヒョン → ケ(キェ)・ナリ ヨニの妹
キム・ブソン → キョンジャ テスとイクサンの母 オミジョン
キム・ボラ → パク・ウンジョン ポクスンの妹
ナム・ギョンウプ → チョン・ミョンファン社長 テスとイクサンの叔父
ハン・ダウン → ケ(キェ)・ヨニ チョン・ミョンファン社長の工場女工
パク・ピョンウン → クァンス 私債(闇金)業者
ペ・ソンウ → ソンムン 脱北者 保衛総局出身
キム・ギョンエ → ポクスンの祖母
ホ・ジュンソク → 撤去班長
チェ・チョンジャ → 隣のおばあさん
チェ・デウン → おじいさん(写真)
チョ・ボンネ → 田舎巡査
ユ・ジェミョン → 田舎警長
キム・グァンヒョン → BAR 男 bar History
イ・ギョンミ → BAR 女 bar History
ハン・サンチョル → 田舎タクシー運転手
シン・ソンフン → ソウルタクシー運転手
ユン・ジナ → 塊り三人組1 クァンスの手下
ペ・ジヌン → 塊り三人組2 クァンスの手下
ユン・ヨンギュン → 塊り三人組3 クァンスの手下
特別出演
パク・チョルミン → パク社長
キム・ガンヒョン → 派出所 警察
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
ソウル。
チョン社長(ナム・ギョンウプ)は
自分の経営する会社の工場で働いていた
娘(ハン・ダウン)を解雇した際に抵抗され
人に知られたくない証拠を握られてしまい
そのことで頭を悩ませていた。
彼は金回りの良くない甥のイクサン(キム・レハ)に
金を渡し、その金と引換えに娘の携帯電話を
奪ってくるよう密かに依頼する。
しかし、イクサンの家計は思ったよりも苦しく
彼はチョン社長から託された金を懐にしまい
尚且つ、娘の口を封じて携帯電話も手に入れようと
悪知恵を働かせる。
イクサンの脳裏を浮かんだのは
もう4年以上も連絡を取っていない弟
今は陶芸を生業とするテス(イ・ミンギ)の顔と
弟が昔、イクサンの粗暴だった父親にやったこと。
「あいつなら何とかしてくれるかもしれない・・・」
イクサンは今は縁を切っているテスを使って
上手くことを成し遂げようと画策する。
ミミズのあばら イカれアマだ
嫁いだ早熟女め イカれアマだ
姑に残飯運ぶ イカれアマだ
操立て 泣く未亡人 イカれアマだ
カボチャに杭打つ イカれアマだ
イカれ野郎とコウノトリめ イカれアマだ
働きすぎも怠け女も イカれアマだ
笑顔にクソをかける イカれアマだ
田舎。
青空マーケットの露店で野菜を売って
細々と暮らしているボクスン(キム・ゴウン)は
赤ん坊の頃、母親に落っことされて
バカになったと「ばあば」から聞いていた。
今は大好きな妹、ウンジョン(キム・ボラ)と二人
天涯孤独の身。
それでも妹が幸せならそれで良かった。
彼女は頭脳明晰とは言えなかったし
カッときやすい性格から乱暴な娘だったが
亡くなった「ばあば」の言いつけを守り
市場の同じ場所に毎日店を出し
今日も地上げ屋たちと戦って追い払っている。
妹を立派に育て上げようと。
ウンジョンは成績優秀でソウルの大学へ行ってしまう。
ボクスンは身の回りの世話をするから
連れてってほしいとウンジョンに懇願したが
ウンジョンは姉妹がお金持ちになるためにも
自分が大学に行っている間は
我慢してほしいと告げる。
そんな姉妹の住まいにある夜
一人の少女(アン・ソヒョン)が転がり込んでくる。
脚本を書き、監督したファン・イノ監督が
どこまで意図的なのか、それは
一介の観客でしかない私には、わからないけど
この映画、一筋縄ではいかない映画だ。
怖がっていいのか、笑っていいのか・・・
最近、特にそう思うけど映画に関しては時に
「ジャンル分け」は無意味である。
だから、レンタル屋さんもきっと、困ってるはず。
韓国映画だから当然、キャストの演技力は高い。
イ・ミンギ、キム・ゴウン、キム・レハ・・・
そして子役のアン・ソヒョン・・・役への没頭は
凄まじいばかり。
とても面白いセリフがいっぱいある。
激しいアクションシーンも
サスペンスフルな緊迫した場面も
そして、コミカルなシーンがさらに山ほど。
私は・・・悲しかったよ、とても。
こんなに悲しい映画に出会ったのは本当に
久しぶり。
もう悲しくって悲しくって・・・とても心苦しい。
私は人に対してあまり「可哀想」というようなこと
言いたくないのだけれど・・・
主人公、パク・ボクスン(キム・ゴウン)が
ほんと、可哀想で・・・今もそう感じてます。
だって、この事件のどこまでを彼女が把握し
理解してるのか・・・わかってないもの、ぜんぜん。
なのに彼女は笑って、日常に戻っていく。
悲しいことを忘れて、これからの未来に顔を向けて。
その表情が気の毒で・・・こんなに悲しくせつないのは
本当にいつぶりやろう・・・??
『その怪物』は私にとって、とっても悲しい映画・・・。
北朝鮮から脱北してきた
元「名高い護衛総局」出身の
ソンムン(ペ・ソンウ)とテス(イ・ミンギ)の
戦いの結末の惨たらしさといったらないね。
久しぶりに暴力シーンに吐き気を覚えた。
おえっとなった。
笑いと陰惨の落差はあきらかに
監督が狙ったもので、それが私には怖かった。
ブラックユーモア・・・といったなまやさしい感じではなく
現実のこの世界の人の不気味な二面性を思わせる。
ああ、この世で無垢でい続けること
人への優しさを失わずにいることの
なんと困難なことか・・・!!
きっと人は自分でも思いもよらないほど
人に対して残酷に冷たくあるのかもしれない。
この映画は美しく無垢な少女たちが
俗っぽい欲に駆られた男たちすら手に負えない
真に異常で凶暴な暴力にさらされ
それに果敢に対抗する映画だといえる。
結果としてまた「復讐」の映画でもあるのだけれど
・・・復讐は完全には果たされることはなく・・・
自分の手を血で汚さずにこの悲劇を生み出した者に
罰が下されるのか、下されることはないのか・・・。
ありゃ、トカゲか?蛇か?
それともジュラシック・パークの恐竜か
やりすぎにも限度ってものがあるのを知らんのか!?
イ・ミンギくん、好きだったのに・・・_| ̄|○
もう、嫌い
嘘(^_^;)
まー、次は普通の役の映画を。
キム・ゴウン・・・『その怪物』が観た映画
初めてだったけど・・・1月23日から公開される
『メモリーズ 追憶の剣』が
まずます楽しみになってくるわ~
そして、来年には日本での公開も決定している
『コインロッカーの女』
これはもう、おそらく2016年の
私のベスト1になるかもしれない映画に
なるかもしれない気分になるかもしれない(`・∀・´)
そんな有望株のスゲエ女に出会えて幸せだ。
キム・ゴウン・・・あんたとは気が合いそうだぜッ
そしてポン・ジュノの映画に
必ずちょっとずつでも出てる
あ、『スノーピアサー』(2013年)には出てないのか・・・
ま、とにかくキム・レハさん
犬泥棒で逮捕か足切断か体育館ですっ転ぶか
なんかそんな受難な人ですが
今回に限っては己のせいじゃ、ボケとしか
申し上げられない小物感・・・お見事でした(^_^;)
何のかんの言って、好きですね、キム・レハさん。
そう言やあ『甘い人生』(2005年)では
食い方が汚いヤクザの役でした。
ボクスンとのかけ合いが面白すぎるキェ・ナリを
演じたアン・ソヒョン、可愛かった。

ズバリ、この映画は・・・えーっと・・・
オススメはしません
怖い映画とかそうゆうのが好きな人は
観てみたらいいと思うけど基本
観る人を選ぶとゆうか、あまり万人向けでは
ないワケよ、や、まぢで。
好きって人がホンマに少ない気がする。
けど、とてもいい映画だし
他にこんな映画を観たことがないのも確か。
きっと私の記憶にいつまでもとり憑く映画。
サスペンスやスリラーに
コメディがどっさりまぶしてあったらダメ
って、そんなルールもないし
この笑いと陰惨のコンビネーションは確かに
滅多にお目にかかれない代物で
それだけでも稀有な作品だと断言しときます。
そして私は・・・その様々の優れた点の集合に
当てられたかのように、とてもとても
悲しい気分に、なった。
これは悲しい映画・・・私にとっては。
少女たちの明るい未来をせめて祈ろう。
でも、私の「怖い映画の旅」も
ここいらで一旦
幸せな気持ちになれる映画のオアシスで
一休みする時が来たのかもしれませんね
まったく人生、気の休まる暇もないぜー
読んでくれはって、おおきに~
でわ、でわ、また、アンニョンヒガセヨ(^.^/)))
※ 2020年8月30日 画像を追加しました。
人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相
単行本 2015/9/15 一橋 文哉 (著)
大学に入学後、長年の宿願の殺人を実行し、その興奮をツイッターに記した名古屋大学の女子学生。これは計画殺人なのかそれとも心の病なのか? 関係者への取材からその謎を明らかにする。