津波警報で那覇空港滑走路閉鎖(2024/4/3) | トリプルセブンの低空飛行

昨日は台湾で大きな地震があったようですね。その直後に津波警報が八重山諸島や沖縄本島に出されました。

 

沖縄方面で私が行ったことある空港のうち、那覇空港は海に面しています。津波警報が出たとするとさすがに離着陸は厳しいのではないか、グラハンも危険だしと思っていると、案の定那覇空港の滑走路が閉鎖されました。

 

那覇空港に駐機中の飛行機はどうしようもないでしょうが、搭乗客や職員の方々は屋内避難でとりあえず様子見でしょうが、問題なのは目的地から那覇に向かっている飛行機です。

 

津波警報なんていつ解除になるかわからないし、そもそも天候に懸念がない中余分な燃料をいっぱい積んでいるとは思えないし、代替空港といっても宮古や石垣のキャパは限られているし、そもそもそれらの空港も本当に降りられるかわからないし、以前、羽田→那覇便でCAさんが「オルタネートは嘉手納基地です」とログブックで教えていただいたのですが、日常的になんちゃってオルタネートとして嘉手納基地としていたとしても、嘉手納基地に日本の飛行機が降りたらすっごくめんどくさそうなことは想像に難くないので、本当の緊急時以外はそんなところ降りないだろうし、と思っていたら、続々とエアターンバックもしくはダイバートしたようです。

 

ANAの羽田→那覇の運行状況を見てみたら

 

宮崎と福岡にダイバートしていました。

 

飛行機の運行って大変だなってつくづく思います。CAさんの彼氏とのお約束❤️も一旦白紙ですね。

 

ところで、津波の高さってどうやって予測しているかご存知ですか?どこそこで、震源の深さがこれくらいで、どれくらいの規模の地震かを推定し、そこから津波の高さを推定する。しかも津波の高さといっても、場所と時間によって異なりますよね。これを瞬時に計算して警報や注意報を発令する。ちょっと無理ゲーだと思いませんか?

 

これ、いつものウェザーニュースでの解説の受け売りなのですが、あらかじめ、地球上のありとあらゆる場所(メッシュ状に分割して)で深さ別、規模別の地震が発生したときに、どういう津波になるかをあらかじめ計算しておき、その膨大な計算結果が保存されているそうです。で、いざ地震が起きたとなると、その地震に該当するデータを引っ張ってきて、津波の高さを予想し(予想というかその時点では単に表示させているだけ)警報等を出すということみたいです。

 

 

私は、考えた人、頭いいなあって思いました。