前々回投稿した吉見百穴の入口には、百穴のある小山の反対側の小山に松山城址があるという案内板がありました。百穴の受付の方に、松山城址に行くと何があるか聞くと、ここに何があったという看板があるということで、迷いましたが、今回は行きませんでした。
その山の端にある岩殿観音です。
2箇所お参りすると四国八十八箇所を廻ったことになるようです。
岩殿観音から吉見百穴とその駐車場を見ています。
吉見百穴と同じ字にあるそば屋「八丁」です。十割そばです。11時開店とともに入ろうと思っていましたが、車のナビゲーターへの住所の入力を千番間違って迷子になり、11時20分に着きました。
先客は二人でした。店内にはジャズが流れていました。
「十割そばとそばがき」を注文しましたが、はじめに出されたのがこれです。これは何ですかと聞くと、「サービスのそばあげです」と言われました。カリカリではなく、モチモチで不思議な食感です。塩が利いていてビールが飲みたくなります。
数分経ってそばとそばがきが来ました。おいしそうなそばだと、はじめはつゆにつけずに食べますが、とてもおいしかったです。そばがきはねっとりとしてざらざら感は全く、硬さもちょうどよいものでした。
食べ終わって出されたそば湯をたっぷり入れて飲んでいると、出されたのがこれです。厨房に「あづき」と言っていたもののようです。何か聞くと、そばの寒天に氷と小豆をかけているのだと言います。とてもおいしいです。
1100円でしたが、1500円から2000円してもおかしくはないでしょう。サービスで2品付くなどとはどこにも書かないで(壁にもメニューにも)、出して驚かせるとは(そんなつもりもないのでしょう)、なんと奥ゆかしいというか、謙虚というか……。もっと宣伝すればいいのにとは思いましたが、予約の電話も入っていましたので、このペースを崩したくないのでしょう。
感動ものでした。また来たいです。