4月に西伊豆の松崎町へ行きました。鏝絵で有名な長八美術館にセット料金で入館料を購入しましたが、セットのもう一方の国指定重要文化財の岩科美術館へ行きました。長八美術館については書きました。
松崎町②伊豆の長八美術館 | ここはいいところ (ameblo.jp)
松崎町振興公社のホームページには「なまこ壁を生かした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風を取り入れた伊豆地区最古の小学校です。明治12年4月に着工、翌明治13年9月に完成した洋風デザインが印象的な建物で、長野県松本市の国宝・旧開智学校(明治9年)などに次ぐ古い学校として知られています。」と書かれています。平成4年に改修工事が行われているそうです。
ホームページによると「正面玄関に掲げられた「岩科学校」の扁額は、時の太政大臣・三条実美の書。その上にある龍の彫り物は、入江長八が棟梁の「のみ」を借りて彫ったと伝えられております」だそうです。
近づくと、玄関の横は古い日本建築のようです。
それにしてもよくぞ松崎町の中心地から数キロ離れた田舎に作られたものです。そのころ養蚕と林業で村は豊かで、教育熱が高かったようです。蚕の展示もありました。
校長先生です。
授業風景です。
開始の合図は太鼓の場合と鐘(太鼓の下)と使い分けられていたのでしょうか。
教科書の展示は充実しています。
松本の開智学校と姉妹校だそうです。ブログに書きました。
長野県松本で半日 | ここはいいところ (ameblo.jp)
民俗資料の展示です。
入口近くの古い民家ではカフェを営業していました。