埼玉県比企郡吉見町にある吉見百穴に行きました。駐車場から歩いて行くと、山にいくつもの穴が開いているのが見えます。
古墳時代後期の横穴墓とされ、戦前に地下軍需工場建設の際に十数基が破壊されたものもあるものの、219基が残っています。 穴の間を登っていきます。
入れる穴もあります。かつては住居ではないかとかコロボックルではないかという説もあったようですが、これより大きいものもありそうではあるものの、狭くて暮らせません。わざわざ登る手間があることも、人目につきやすいことも、住居とはとても考えられません。
登って下を見ます。スマートフォンのアプリケーションでは標高約40mです。
展望台からの眺望です。
富士山も浅間山も見えませんでしたが、両神山は見えました。
古墳時代にこのあたりに住んでいたら、このかたい山の穴掘りをさせられるところでした。
穴たちの地下には戦前、軍需工場を作ったそうです。
ヒカリゴケです。
正岡子規の句碑もありました。