2024年5月に印刷物等に掲載された私の俳句の一部です。
■『NHK俳句』6月号 (NHK出版 2024年5月20日)
堀田季何選 佳作
すぐ消える無数の言葉しゃぼん玉
■『麦』2024年6月号(麦の会 2024年6月1日発行)
「地熱集」対馬康子会長選(6句まで出し5句まで選)
細胞に宿る狂気や春の雨 ……*1
半熟の夜が明ければ浅い春
春めくや人類きょうも二本足
図書館にカオスのめまい春の宵
病む臓器押し合うごとく春・地球
「踏生集」(同人の自薦欄5句)
「夢か現か」
幾たりの夢を渡れる春の蝶
夢満ちた浅き夢みし目借時
われという夢のさなかで惑う春
我置いて此岸ずれゆく花の雲
花の雲此岸ずれゆく彼岸へと
踏生脚光……4月号より(中村せつ) ……*2
湯豆腐に青菜と徳利自足せり
句会報 麦の会4月例会 会長選
どこにもないここという場所鳥雲に
■『現代俳句』5月号(現代俳句協会 2024年5月1日発行)
「現代俳句の風」(1年に自薦の4句掲載)
言語野の彼岸から来る春の蝶
■ブログ「大井恒行の日日彼是・続」5月15日
浜町句会第1回 =現代俳句協会の金曜教室(講師:大井恒行先生)が終了して、講師の多い先生と受講生有志で年4回程度、句会を行うことになりました。
合歓の花余白に憩う哀れかな
*1 対馬会長の「地熱深耕」で句評をいただきました。ありがとうございます。
*2 中村せつ様、ありがとうございます。
4月30日、山梨県丹波山村で車を停めて一之瀬川へ下りて行きました。
4年前のこの車に関する記事です。
ナンバーは 819(ハイク=俳句) | ここはいいところ (ameblo.jp)