オールを取り戻すまでの話 54 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

毎週日曜日は

オールを取り戻すまでの話を

書いています。

 

 

 

 

 

 

 

前回の話はこちらから

オールを取り戻すまでの話 53

 

 

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 

 

 

 

 

ボディーワークのコースを再参加し

新しいコースにも参加し始めました。

 

 

 

新しいコースは「NLP」。

NLPとは

Neuro-Linguistic Programming

の頭文字を取ったもので

神経言語プログラミングの事です。

 

 

 

ウィキペディアによれば

信念を変えることで真の潜在能力を発揮できるようになることを目指す。神経言語プログラミングという名称は、人間の行動は神経学的な過程から始まること、人間は考えをまとめたり他者と交流するのに言語を用いること、人間は自分が望む結果を出すために自身の行動、自身の脳を「プログラム」することができるという3つの概念を含んでいる。

と、あります。

 

 

 

なんだか難しい説明ですが、

私達は言語(言葉)を使って

自分の思考をまとめたり

他者や自分とコミュニケーションを

取っています。

 

 

 

そして、それを司ってるのは

私達の「脳」。

 

 

 

だから、

うまくいかない(と思っている)

思考パターンや

行動パターンや

その基になる「信念パターン」までもを、

脳の使い方を変えることで

もっとうまくいく方法に変換しましょう!

ってこと。

 

 

 

で・・・そのプログラムを

新しくインストールする方法の総称が

「NLP」。

まぁ、そんなところでしょうか・・・(笑)

 

 

 

私は

「脳の取扱説明書」が手に入るよ!

って説明を受けました。

 

 

 

 

 

当時の私は

ずっと、ある事に悩まされていました。

 

 

 

それは、あの阪神淡路大震災の後

Y氏から告げられた突然の別れ。

 

 

 

音沙汰のないY氏に業を煮やし

私から電話をかけたあの時に

突然聞かされたY氏の言葉。

目の前にあった紺色の電話の映像。

耳に当たっていた受話器の冷たさ。

そして・・・耳の残るY氏の声。

「もう、俺のことは忘れてくれ。」

「もう、俺のことは忘れてくれ。」

「もう、俺のことは忘れてくれ。」・・・

 

 

 

当時、Y氏との関係性は

以前の状態に戻ってはいたのですが

あの手痛い別れの衝撃は

未だに私の心を痛め続けていました。

 

 

 

Y氏と逢っている時でも、

私の目の前にいる時でも、、

話しをしている時でも、

ふいにあの瞬間の事が

脳裏をかすめてしまうんです。

とても悲しい、とても寂しい気持ちに

突然陥ってしまうこともありました。

 

 

 

一人でいる時にそうなってしまうと

もう駄目です。

勝手に涙が溢れていました。

 

 

 

この記憶・・・どうにかならないかなぁ

心身ともに蝕まれていくような感覚でした。

 

 

 

 

 

ある日のNLPの講座の中で

記憶についての話しがありました。

 

 

 

Y氏の声。という

強烈な記憶に悩まされていた私は

その講座の中で

「記憶は変換することが出来る!」

という衝撃の事実に出会いました。

 

 

 

もう少し正確に書くと・・・

記憶を「記憶」として留めている

様々な構成要素を変換することで

体験した事の「記憶」自体は変わらないが

その記憶の受け止め方が変化し、

その記憶にひっついていた

「感情」までもが変化してしまう。

という現象が起きることになるのです。

 

 

 

簡単な実習を行いました。

すると・・・

 

 

 

あんなに耳にこびりついていて

思い出す度に

感情がぐちゃぐちゃになっていたのに・・・

 

あの声がすっかり思い出せなくなって

思い出しても

何だか笑けてしまう・・・

そんな状態になってしまいました。

 

 

 

もう~ね~

今までのあの悲しみや寂しさや

蝕まれ感は何だったの!!!

っていうくらい・・・(笑)

 

 

 

 

 

脳の使い方だけで

こんなにも変化するんだ!という

強烈な体験でした。

 

 

 

そこからです。

NLPの虜になりました( ´艸`)

 

 

 

さらに、

それを教えてくれるW先生にも

「もっと近づきたい!」

と、思うようになりました。

 

 

 

 

 

ボディーワークとNLPと・・・

2つのコースを受講するという事は

一ヶ月に4回ある土日のうち

2回の土日をW先生の近くで過ごす。

という事でした。

 

 

 

しかも当時、土曜日の晩には

参加生全員とW先生で

食事会が開催されていました。

 

 

 

W先生は料理も得意だったので

人数分の食材を準備し

冬場は鍋だったり、夏場は素麺だったり

綺麗に盛りつけられた食事と

沢山用意されたビールや日本酒で

大宴会が繰り広げられていました。

 

 

 

みんなで歌ったり踊ったり・・・

それはそれはとっても楽しい時間でした。

 

 

 

時にはあまりにも騒ぎ過ぎて

近隣住民から警察に苦情が入り

「静かにしてください!」

と叱られたこともあるほどでした(笑)

 

 

 

それほど楽しい時間でした。

 

 

 

楽しい宴会には、それ相応の

準備が必要になります。

 

 

 

私は

ボディーワークコースや

NLPコースの

指導者やトレーナーのような存在に

全く憧れを感じませんでした。

 

 

 

というか、参加生の前に立って

W先生のかわりに何かの講義をしたり

内容の指導をしたりすることよりも、

参加生みんなのお世話をしたり

講座の準備をしたり

宿泊の準備をしたり

食事の準備をしたり・・・などの

マネージャー的な活動の方が

性に合っていると感じていました。

 

 

 

そして私は、あっという間に

「大阪マネージャー」的な存在に

なっていました。

 

 

 

 

 

続きはこちらから。。。