オールを取り戻すまでの話 55 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

毎週日曜日は

オールを取り戻すまでの話を

書いています。

 

 

 

 

 

 

 

前回の話はこちらから

オールを取り戻すまでの話 54

 

 

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 

 

 

 

 

ボディワークやNLPを学びながら

さらに、マッサージも学び始めました。

30代の私は、ひたすらに

学び続けていたとも言えます。

 

 

 

リンパマッサージ

筋膜はがしマッサージ

随分と、体についても学びました。

 

 

 

そして、全てのコースに参画しながら

マネージャーとして

参加生のお世話もしていました。

夕食や次の日の朝食の準備。

 

 

 

さらにW先生が作成した資料内容を

ホワイトボードに書き写して

講座の準備をしたりもしました。

 

 

 

講座を行う部屋の環境整備や

椅子の準備。

講座に必要な備品の準備。

音響・マイク・ビデオなどの調整。

ありとあらゆる事をしていました。

 

 

 

私以外にも

サポーターが大勢いたので

当然、準備の全てを

私1人がやっていたのではなく

みなで分担していたのですが

・・・なんていうか

「統括していた」

そんな状況になっていました。

 

 

 

 

 

4・5年経った頃でしょうか・・・

W先生が「感謝祭をしよう!」と

言いだしました。

 

 

 

 

 

当時、W先生は

自社ビルの1階で鍼やマッサージの

治療院を開設されていました。

 

 

 

そして、土日は

様々なコースを開講していて

私達はそのビルの中で

講座も受け、

宿泊もし、食事も頂いていました。

 

 

 

その1階から4階までの

全てのスペースを活用して

今まで治療に来てくれていた人

コースに参加してくれていた人

新しい参加生を紹介してくれた人

それらの人達を招待し

1日、様々な体験をしてもらう

「感謝祭」

を、開催することになりました。

 

 

 

 

 

1階の治療院スペースでは

W先生が1人10分で体の調整。

1時間で

6人の方に施術を受けて頂く。

 

 

 

3階の広いスペースは半分に区切って

A会場・B会場に設定し

ボディワークのトレーナー2人による

体のワークを30分ずつ提供。

3名ずつ、30分で交代。

 

 

 

4階のスペースは

6名のNLPトレーナーが

1時間かけて、その方の

今困っていることや

解決したいことについての

セッション提供を行う。

 

 

 

 

 

記憶が定かではないのですが

確か・・・24名の方を招待して

1時間単位で移動させることで

1階の施術

3階のボディワーク

4階のNLPセッション

それら全てを受けて頂く

という「感謝祭」を実施しました。

 

 

 

 

 

招待した24名様。

その全ての皆様を

滞りなく、待ち時間なく、

スムーズに移動させ

スムーズに体験させ

感謝祭の1日を満喫して頂く。

その為の準備。。。

これは、

私が1人で全て行いました。

 

 

 

「自由に受けたいものを受けていい」

としてしまえば

一か所に集中することは

目に見えているので、

24名全ての方の動線を考え、

移動の順番を記載した紙を

24名分作成し、

受講したものはスタンプを押し、

一糸乱れぬ動きが出来る様に

考えて準備しました。

 

 

 

2名のボディワークトレーナー。

6名のNLPトレーナー。

そしてW先生。

そして、そして、全てを統括する私。

更に、何か困った事があった場合に

対応できる助っ人1名。

完璧な体制を作り上げました。

 

 

 

感謝祭が行われまでの日々。

私は本業の仕事をほぼ放棄して

職場でもこっそり「感謝祭」の

スタンプを押すカードを作ったり

招待状を作ったりと

忙しい時間を過ごしていました。

 

 

 

 

 

この「感謝祭」の準備を

全て1人で行いながら気づいたこと。

 

 

 

1人で考えて、1人で実行するので

誰かと相談することがない。

それは、

自分の考えのまま行えるので

反対意見もなくスムーズに動ける。

ただ、

1人で頑張り続けなければならず

疲労困憊してしまうし、

実は楽しくない・・・という事でした。

 

 

 

感謝祭が私の指揮の下、

大成功に終わったことは

周りの皆からも

「凄いね~」

「さすが!」

と、随分お褒めの言葉を頂きました。

 

 

 

しかし、正直な私の気持ちは

「無事に終わってよかった~!」

ただ、それだけでした。

達成感もなにもありませんでした。

本当に、終わってよかった!だけ・・・

 

 

 

招待した24名の全ての方に

満足していただけた。

という事より

「終わってよかった」

しか感じないって・・・どうなんでしょうね?

今の私なら、もっと違った方法が

出来るんだろうな~と思いますが

当時の私は本当に、ただただ

がむしゃらに、突っ走る事しか

出来ませんでした。

 

 

 

 

 

多くの方の協力によって

感謝祭を無事に終える事ができ、

肩の荷を少し下すことができました。

 

 

 

しかし、この後

W先生との距離感で

悩み始めることになっていきます。

 

 

 

 

 

続きはこちらから。。。