慢性の腰痛で常時コルセットを装着している方がいらっしゃいますが、基本的にはコルセットは装着せずに、腹筋の力をつけて頂いています。


例外としては、急性腰痛で椎間板ヘルニアを発症した時と、骨粗鬆症による圧迫骨折を発症した時です。


この2つの疾患は、治療してからある程度改善するまで(体位変換がスムーズに行なえるまで)コルセットを装着していただいています。


椎間板ヘルニアによる神経根の炎症・浮腫は安静で速やかに改善するとの事です。


また、圧迫骨折により激痛を呈している時は、通院することや体位変換で症状が悪化しますので、しばらく安静にして頂き、ある程度改善してから通院していただいた方が良いと思います。

眼精疲労を訴える患者さんは多いですが、メガネが原因のこともかなりあります。


良くあるものとしては、メガネの度が強過ぎるものです。


メガネ店で検眼してメガネを作ると出来るだけよく見えるように作ることが多いです。


近視だと1.21.5まで矯正してしまいます。


そうすると良く見えますが、非常に目が疲れやすくなります。


以前私がメガネ店で検眼して作ったメガネは、かけるとグラグラめまいがして階段が下りられないほどでした。


眼科で検眼をすると、極端に矯正せず、生活に支障ない程度で楽に見えるように矯正してくれることが多いです。


現在使っているメガネは視力0.91.0くらいに矯正されており、疲労感が全く出現しない状態です。


眼精疲労の治療をしても、メガネが極端にあっていないと回復が難しいと思います。

肩こりがひどく、治療してもなかなか良くならない場合、つけているアクセサリーが原因のことがあります。


問題となるアクセサリーは、1つ目がネックレスです。


素材が金・銀・プラチナなどの場合は問題がないことが多いようです。


それ以外の素材のもの(安いもの)をつけると気の流れが悪くなっていることが多いです。


2つ目がピアスです。


治療をして首・肩の筋緊張が改善した後、ネックレスやピアスをつけて頂くと悪化するので判定出来ます。

靴についての問診は意外と重要です。

踵の高い靴を履いていると、腰椎の前弯が増大し、腰痛の原因になります。


元々腹筋が弱く、腰椎の前弯が強いタイプで特に腰痛が起こり易いです。

先の細い靴を履いていると、外反母趾や内反小趾の原因となります。


母趾が長い足(エジプト型)や扁平足・開張足があると更に足のトラブルが起こり易いです。

逆に、靴が緩過ぎても足が疲れ易くなります。

程良くフィットし、踵が高過ぎない靴を勧めて下さい。

お茶は積極的に飲むべきなのかという質問を受けることは多いと思います。



私は、基本的にお茶は嗜好品であり、病気を治すものではないと思っております。


むしろ体調不良の原因となっている場合があります。


本当に病気を治す目的であれば、漢方薬を服用していただいた方が良いと思っております。


お茶の中でもカフェイン含有量が高いコーヒー・緑茶・抹茶・紅茶などは摂取量を少なくして頂いたり、夜間に摂取しないように指導しています(特に不眠症の方)。


特にコーヒーはカップ1杯/日以内にしていただいています。


34杯/日(250mg)以上では不眠・頻尿・不整脈・胃腸の不調などの副作用が出現しやすいことが分かっております。


嗜好品として飲むお茶はカフェイン含有量が少ないものを勧めています。


番茶・玄米茶・ほうじ茶・ウーロン茶・デカフェ(カフェインレスコーヒー)などです。


ちなみに最近私はスターバックスのデカフェにはまっております。


飲んでみると炭火焼コーヒーの味に似ていてカフェインレスとは思えないおいしさです。


メニューには出ていませんが、「デカフェ」と注文すると出してくれますので1度お試し下さい。


水を多く摂った方が良いのか、摂り過ぎは良くないのかという質問は多いと思います。


1日に何リットルも飲むように指導している治療家がいます。


これは私個人の意見ですが、水を短時間に多く飲み過ぎるは良くないと思っています。


車酔いしやすい人が自動車の中で水をガブガブ飲むとすぐに車酔いします。


また、短時間に大量に水を飲むと眼圧が上昇することが科学的に証明されています。


元東北大学医学部助教授の木村良造先生の研究によると、1リットルの水を飲んだ後、健常者で1.98㎜Hg、開放隅角緑内障の人で6.89㎜Hg、閉塞隅角緑内障では9.83㎜Hg眼圧が上昇したとの事です。


眼圧が上昇する機序としては、血液の膠質浸透圧の上昇に加えて、房水の流れが悪いことがあげられています。


東洋医学的に痰飲(水毒)傾向のある人は、短時間に大量の水を摂ることは控えた方が良いと思います。

体がだるい・胃がもたれるなど脾胃の症状を訴えている場合、食べ過ぎが原因のことが多いです。


食欲不振を訴え、食欲がないことを大変心配している方もありますが、単に食べ過ぎによる場合も多く見受けられます。


私は一日二食から二食半位の食事量(腹七分目)を患者さんにお勧めしています。


食事量を減らすだけで、消化器症状・全身倦怠感が改善するだけでなく、風邪を引きにくくなったり、喘息が悪化しないようになります。


また、腰痛・肩こりなどで脾虚が関与しているものも改善しやすくなります。

患者さんの食事について色々聞いてみると、寒熱の片寄りが多いようです。


寒証なのに、ビールなど冷たい飲料を好む、刺身をよく食べる、果物を多く食べる、アイスクリームを好むなど、より寒証を促進していることがあります。


逆に熱証なのに、生姜をたくさん食べる、根菜ばかり食べる、朝鮮人参の入った漢方薬を飲んでいるなど、更に熱証を促進している場合もあります。


せっかく治療をしていても、食事・漢方薬があっていないと改善しにくいので、ご指導下さい。

患者様の中には非常に治療に熱心な方が時々いらっしゃいます。


こちらで指示をしていないのに自ら運動をしている事があります。


急性腰痛に対して腹筋運動を早く始めることが症状増悪につながることがあります。


変形性膝関節症で大腿四頭筋強化運動が症状増悪につながることがあります。


特に炎症を起こしている時に関節を動かす運動は症状が増悪しやすいです。


運動を始めるタイミングを誤らないようにご指導下さい。

初診でいらした方へは十分な説明をすることが重要です。


私が行なっていることをお伝えします。


1.病態について


現代医学的にどのような病態かを説明します。


2.体質傾向について


その方の体質傾向についてお伝えします。


3.治療方針について


12に対してどのような治療をしていくのか説明します。


4.治療間隔・治療期間について


どの位の間隔で、どの位の期間治療するのか説明します。



一度にあまり多くのことを説明するのは難しいので、細かいことは紙に書いてお渡しすると良いと思います。