問診で注意しているポイントの2番目は
随伴症状です。
例えば頭痛を例にとります。
首肩のこりがあれば、緊張型頭痛を
考えます。
閃輝暗点・羞明などがあれば、片頭痛を
疑います。
鼻汁・流涙などがあれば、群発頭痛を
想定します。
この様に随伴症状のみでも
ある程度病態が推定されることも多く、
治療方針や予後の推定にも役立ちます。
問診で注意しているポイントの2番目は
随伴症状です。
例えば頭痛を例にとります。
首肩のこりがあれば、緊張型頭痛を
考えます。
閃輝暗点・羞明などがあれば、片頭痛を
疑います。
鼻汁・流涙などがあれば、群発頭痛を
想定します。
この様に随伴症状のみでも
ある程度病態が推定されることも多く、
治療方針や予後の推定にも役立ちます。
問診で注意している事としては
増悪因子と寛解因子があります。
例えば頭痛を例に挙げます。
痛みの部位を暖めると増悪する場合は
血管性頭痛(片頭痛など)、
緩和する場合は緊張型頭痛なので
どちらのタイプの頭痛であるのか鑑別できます
(機能性頭痛のみで考えています)。
今度は腰痛を例に挙げます。
腰を動かすと痛みが増悪する場合は
筋膜などに炎症がある場合が多く、
痛みが寛解する場合は循環障害が関与している
ことが多いです。
この様に増悪因子と寛解因子を聴取するだけで
病態が推測され、
治療方針や予後の推定に役立ちますので、
問診の重要性を感じます。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目、第9回は頸部、第10回は腰仙部、第11回は胸部でした。
今回は脊柱についてお伝えします。
脊柱の異常は椎間板ヘルニアなどの整形外科疾患のみならず、精神神経疾患とも関連が深いため、重要なポイントと考えています。
まず脊柱アラインメントをチェックします。
側弯の有無や前弯・後弯カーブの状態を診ていきます。
腰椎の前弯が強いタイプは腹筋が弱く、腰痛を起こし易い状態といえます。
上部胸椎の後弯が少ないタイプでは心疾患が多く見られます。
次に棘突起間の圧痛を診ます。
圧痛が出現している部位では脊柱の歪み(ローテーションなど)が存在している可能性が高いです。
棘突起間の圧痛・脊柱の歪みは精神エネルギー低下の原因であり、結果でもあります。
督脈の病証ととらえて治療しています。
頸椎の歪みは横突起を中心に見ています。
頸椎の歪みは頸椎症・頭痛・うつ病(気分障害)・神経症(不安障害)・耳鳴・めまい・不眠症などの方で出現しています。
個々の症状を治療してもなかなか改善しない場合、脊柱に着目していくと良い場合もあります。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目、第9回は頸部、第10回は腰仙部でした。
今回は胸部についてお伝えします。
胸部では胸骨脇の肋間(腎経)の圧痛をチェックしています。
胸肋関節由来の痛みととらえています。
この場合、更に背部から脊柱上のチェックもします。
棘突起間の圧痛と肋間の圧痛の高さが一致するかどうかも確認します。
これらの圧痛点は治療点としても使えます。
精神ストレスが強かったり、風邪が抜けずに気管支炎になったりしている場合、圧痛が出現しやすく、治療点として有効です。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目、第9回は頸部でした。
今回は腰仙部についてお伝えします。
仙骨上の浮腫は婦人科疾患・前立腺疾患などに伴う骨盤内の循環障害を考えます。
自覚症状は腰痛・腰部冷感です。
また、仙骨の側方に著明な圧痛が出現することも少なくありません。
この様な場合は腹証で確認をします。
少腹硬満・少腹急結・臍傍の圧痛などが存在していれば、確定です。
他には舌や唇の色(紫色)、皮膚の色(どす黒い)の確認も重要です。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪、第8回は目でした。
今回は頸部についてお伝えします。
前頸部では斜角筋・胸鎖乳突筋の緊張を診ます。
斜角筋は筋線維と垂直に手を動かすと緊張が分かります。
胸鎖乳突筋はつまむようにして、上から下へスライディングしていきます。
この2筋は精神ストレスが強いと緊張が強くなりますので必ずチェックしています。
後頸部では上部頸椎横突起に付着している頸板状筋をチェックします。
この筋肉は頸椎のアラインメント不整(ローテーションなど)で緊張が出現し、筋緊張の左右差も見られることが多いです。
もし頭痛を訴えている場合は、頭半棘筋(頸椎棘突起のやや外方で僧帽筋の下層)や上頭斜筋・下頭斜筋(第1頸椎横突起の上方・内下方)もチェックしています。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6~7回は爪でした。
今回は目についてお伝えします。
目は神気(精神エネルギー)が現れるところです。
目がうつろだったり、白目が青白く光っているのは精神状態が良くないです。
うつ病などの精神神経疾患の可能性が高いです。
目から出ているエネルギーについても観察しています。
ポジティブなエネルギーなのか、ネガティブなエネルギーなのか。
ネガティブなエネルギーが出ている場合はうつ病など精神神経疾患の可能性が高いです。
神気(精神エネルギー)が低下していても分かりにくい時があります。
1.無理にニコニコしている場合
2.抗うつ剤などを服用している場合です。
この様な時に目の診断が役に立ちます。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診、第6回は爪でした。
今回も爪についてお伝えします。
爪の色が紫色を呈している時、瘀血証を考えます。
爪を圧迫し離すと、健康な場合はすぐに色が変化しますが、瘀血証の場合は変化が遅くなっています。
爪以外では、舌・唇の色が紫色、皮膚の色がどす黒い、臍傍の圧痛、少腹硬満、少腹急結などが診断ポイントとなります。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3~5回は背甲診でした。
今回は爪についてお伝えします。
爪の色・つやを見ます。
健康な状態ではピンク色でつやがあります。
白くてそっている場合、爪がもろくなっている場合などは貧血の存在を考えます。
その時は、眼瞼結膜・舌が白くないか(淡白)確認します。
自覚症状では、動悸・息切れ・立ちくらみなどがないかを尋ねます。
10代後半から40代の女性(月経のため)・妊産婦の方は貧血がある場合が多いです。
貧血が疑われる場合は内科で血液検査をして頂きます。
治療に際し、舌診・脈診・腹診以外に気をつけていることをお伝えしています。
第1回は筋肉の弾力性、第2回は皮膚の状態、第3回・第4回は背甲診でした。
今回も背甲診についてお伝えします。
腰部(腰方形筋)の緊張が強い方は比較的多く見られます。
慢性の腰痛では脊柱起立筋の緊張と並んで多いです。
この腰方形筋の緊張は胸脇苦満と同時に出現する徴候ととらえています。
胸脇苦満がとらえにくいケースでも、腰方形筋の緊張があれば胸脇苦満が潜在的にあるのではないかと考えています。
胸脇苦満は横隔膜隣接臓器の異常・横隔膜の緊張で出現するものです。