看護師さん!便が出ません… | あゆゆLC(肺がん専門)カウンセラー

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はじめましてキラキラ

LCカウンセラー
(肺がん専門カウンセラー)
あゆゆです虹
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看護師さん

もう3日も便が出ません!!

便秘になったことなんてないのに…


抗がん剤治療を受けている

患者さんから

よく聞くお悩みです


なぜ、抗がん剤治療をすると

便秘になるのか?

今回はその理由と

対処方法をお伝えします!



抗がん剤治療で便秘になる
理由は大きく分けて3つ

①抗がん剤が腸の神経細胞を障害し
腸の動きが抑えられる

②予防的に使う吐き気止めの
副作用により腸の動きが低下する

③入院生活で環境が変わり
腸の動きが低下する

それぞれ詳しく
説明していきますね!


①抗がん剤が腸の神経細胞を障害し
腸の動きが抑えられる

抗がん剤は
がん細胞を含め全ての
細胞の増殖を抑制することで
効果を発揮します

そのため抗がん剤により
腸の動きを伝達する
神経細胞がダメージを受け
腸の動きが弱くなります

その中でも特に

ナベルビン
パクリタキセル
ドサタキセル

といった抗がん剤を
使用している場合は
この影響で便秘になりやすいです


②予防的に使う吐き気止めの
副作用により腸の動きが低下する

抗がん剤の副作用である
吐き気を予防するために

抗がん剤投与前にあらかじめ

カイトリル
ナゼア
アロキシ

などの吐き気を使用することがあります

これらは
腸の蠕動運動に関与する
セロトニンの分泌を抑えてしまうため
腸の動きが弱くなり便秘に
なりすくなります


③入院生活で環境が変わり
腸の動きが低下する

トイレが変わるとソワソワして
ゆっくり座ってられない…
入院中やることなくて
寝てばっかり…

と入院により運動量が減るなど
いつもの生活と変わることで
緊張して腸の動きが
弱くなることがあります


病院だと便秘予防のお薬を
処方されることもありますが
お薬以外でも
自分でできるケアがたくさんあるので
ご紹介しますね!


便秘改善のためにできること

①1日1500ml以上を目標にお水を飲む

②食物繊維を食べる

③ヨーグルト、キムチ、納豆、味噌などの
発酵食品を食べる

④お腹を「の」の字にマッサージする
1日15分、週5回

⑤朝起きたらコップ1杯の水を飲む

⑥とにかくリラックスする

⑦朝トイレに行ってみる

⑧お腹を温める

わたしのオススメは
お腹のマッサージ

物品も不要で
手軽にいつでもできるので
患者さんによくオススメしています

お腹を温めるの
リラックス効果が得られるので
湯たんぽや温めたタオルを
お腹に載せるのもオススメです

これが絶対!という方法はないので
自分が好きなものや
取り組みやすいものから
試してみて下さいね桜


 便秘についてより詳しく知りたい方はこちら




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