ヤリスクロスのハイブリッドの高燃費に驚き、ガソリン価格高騰もそこまで意識しなくて済むのは本当にありがたいです。
本当の燃費
しばらく前に、ネットの質問箱でヤリスクロス ハイブリッドの燃費について書いてありました。雪国のためか16km/lで、巷で言われている燃費にはならないという内容。
私も自分のブログで26km/lとか書いていていますが、考えてみると走行開始時点で燃費系をリセットしていました。
ですが、ガソリン満タンにした時に距離計で割り算すると21km/l。これは都市部だけを走った時です。
差が出るワケ
質問箱は更にシートヒーターやエアコンをつけると燃費が下がると書かれていて、確かに再現してみると同じでした。
何故だろう。。。理由がわかった気がします。
ヤリスクロスはオンにして、最初の走り初めでエンジンが回ります。いわゆる暖気だと思います。私の場合、機械式駐車場を使っているので、出庫した後、駐車場の操作をするのですが、その間、アイドリングしています。これ、車は動いていませんから0km/lです。
私が燃費系をリセットするのはその後なので、最初のアイドリングの分が数えられていませんでした。といっても、出先ではリセットしていないので、全く数えていないわけではありません。
試してみると、街中を走行している時の燃費は確かに26km/lあたりなのですが、最初のアイドリング込みだと16km/lからスタートして、距離が伸びていくにつれ26km/lあたりに落ち着きます。ではガソリン満タン法の21km/lとの関係はと言うと、16km/lと26km/lの間がちょうど21km/lなのでした。長距離を乗るほどに26km/lに近づくと言うことでしょう。
さらに試した結果、シートヒーターはみるみる電池を消費するようで、不足分を信号待ちでもアイドリングして補っているようにみえました。エアコンはそこまで影響しなさそうですが、動かす前に車内を温めようとしたら、そりゃ0km/lの時間が長くなり、そこまで距離が伸びないと16km/l付近で落ち着いてしまうのだと思います。
高燃費走行のワザ
結局、アイドリングは燃費向上の敵なのでしょう。走行前のアイドリングはなるべくない方が燃費に良いのは、ハイブリッドに限った話ではないのでした。
とはいえ、雪国だとそうもいきません。キンキンに冷えた車内に我慢して乗るわけにもいかないでしょう。しかも走行がそこそこ長くなければ、燃費が伸びる要素が減ってしまい、結果として16km/lになる。だとしても、同じ条件でのガソリン車よりは良いのだと思います。
そんなわけで、快適な温度の車内環境を得るにもエネルギーは使うんだなってことを考えるようになりました。

































