2023年12月4日に、トヨタは欧州向けのEVコンセプトカーを発表していた。アーバンSUVコンセプトと呼ばれ、欧州トヨタのウェブで掲載されている。
 

以下画像は、上記サイトの画像ダウンロードからの転載だ。すべての画像を見たい方は、是非、参照元サイトを閲覧いただきたい。

 

これ!ヤリスクロスでしょ?!

まずは、ざっくりみてください。私には、これはヤリスクロスの次期バージョンにしかみえません。

 

 

 

 

 

 

勝手にインプレッション

デザインは、今のヤリスクロスをベースに、新型クラウン等と同じ方向に進化した感じ。エンジンフードの穴が新しい空力を感じさせ、サイドミラーも羽のように小型化している点はデジタル化かなと思う。内装は公開されていないけれど、きっとクラウン的な方向だろう。正しく進化したらこういうデザインなんだろうと素朴に思う。リアデザインがフォルクスワーゲンっぽい感じがしなくもないが、実物は素敵なんだと思う。

 

 

あのアジアの新型ヤリスクロスは何だったのんか?

2023年には、新型ヤリスクロスだと、いかにもダイハツロッキーのような車が出たけれど、あれは、欧州に対するフェイントだったのだろうか?

 

欧州メーカーがEV撤退を表明する中での、この電動コンセプトの発表が意味するものは何か。勝手に想像してみると、トヨタは全方位展開してきたから、内燃機関もハイブリッドもEVもどれからでもいいぞ。なんなら欧州はEVだけというならEVから出しましょう。お願いされたらハイブリッドも出せるけれども。という余裕の戦いをしているのだとしたら、どんな映画よりもワクワクする。

 

これほどに民間企業は血のにじむ努力と国際競争で戦っているのに、日本の行政のトップたる政府やら国会、官僚は井の中の蛙。環境が違うのだから茹で蛙になるのはあたりまえで、期待するだけ無駄だ。

 

 

この新型SUVが欲しい?

私は、今のヤリスクロスが大好きなので、この新型SUVを直ぐに欲しいとは思わない。ラグジュアリーなレクサスSUVも要らない。しかし、自分のヤリスクロスに足りないと後から気付いたのはAWDくらい。次に買い替えるなら、程度のよい中古の現行AWDでよい気すらする。中古でよいと思えるのは、中型ワンコが内装を爪でガリガリしまくるためだ。この傷では、まず下取り額が高くなることはないだろうから、今年車検を受けて、あと2年は乗り続けると思う。この新型SUVは2026年頃に登場すると思うので、ちょうどビンゴなタイミングがやってくるのだ。現行型の最終で程度の良いAWDの中古があったら、そちらでも全く構わないけども。。。

 

 

観てないだろうがトヨタに要望

車に乗るのが楽しいと思う場面のひとつが、アクセルを踏み込むとエンジン・排気音が唸る人馬一体感だ。いまのヤリスクロスに乗って唯一気持ちよさがない点は、アクセルとエンジンの一体感がないところ。エンジンが一歩遅れて動く発電機のように感じる。なので、室内に気持ち良い電子エンジン音を流せる機能を付けてほしい。