2020年12月4日(金)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽23ー60:夢の夢はイイネでおじゃる【初回2020年12月4日(金)】

▽脚本:神山修一
▽絵コンテ:大地丙太郎
▽演出:菱川直樹
▽作画監督:渡辺はじめ
▽原画:泰野三和子・松丸祥弥
▽動画:小森 陽・瀬川 巴瑠加

・今日は夢(ゆめ)のような日でおじゃる。愛(あい)ちゃんが朝から1日1個(こ)の約束(やくそく)のプリンを2個もくれた。電ボもシャクも「おじゃる様(さま)大すき~」などと言ってくる。カズマもサッカーの試合(しあい)よりも先におじゃる丸と遊(あそ)びたいと言っている!うれしいけれど、あまりにつごうがいいような…?なにかに気づいたおじゃる丸。いつもの世界(せかい)ともうひとつの世界、どっちの方がイイネ?(公式HPより


✏️おはなし



・目覚めたおじゃる丸。リビングに向かうと嬉しそうに朝からプリンを差し出す愛ちゃんママ。まだある、と語る愛ちゃんママに戸惑うおじゃる丸だが、「プリンを食べてる時の嬉しそうな顔をみてると私まで幸せになっちゃうの~」とデレデレ




・今日は朝から夢のような日、とおじゃる丸。そこに「なにかお役に立つことが致したい」と電ボ、頼んでもないのに肩揉み開始、幸せそうな電ボ。
更にはシャクまで「おじゃる様かわいい、おじゃる様素敵、おじゃる様大好き」とデレデレ。
更にいつもなら日曜はサッカーを理由に遊んでくれないカズマまでやってくる事態。「ちょっと待ってたも。さっきから何かおかしいでおじゃる」




・さっきから皆が妙にチヤホヤ、よくみると先程から謎のモヤモヤが周りにあることに気付くおじゃる丸。モヤモヤを調べるとそこには寝ているおじゃる丸、つまりここは夢の中。
就寝中のおじゃる丸はといえば、プリンを我慢、カズマに遊んで貰えない、赤紫式部の宿題と我慢ばかり、その寝姿に「マロ、ず~っと夢の中でチヤホヤされて暮らしたいでおじゃる~!夢~醒めないでたも~!」






・カズマに甘えるおじゃる丸。サッカーがしたい、と頼むとあっさりOK、「ち~とワガママを言うてみたのじゃが通ったの…夢、よいの」と幸せ顔。
本田先生を相手にシュートを放つおじゃる丸。次々と決まるゴール、シュートを決められて嬉しそうな本田先生。
黄色い声と共に小町ちゃん含めた女の子達も登場、大量のプリンを差し出されご満悦。




・とそこに子鬼トリオ襲来。さん付けでプリンを差し出し、おじゃる丸さんのファン、とまで語る姿にさすがに警戒するおじゃる丸だったが、シャクはいらない、シャクはカッコいいおじゃる丸さんが持ってこそ、と謙遜の子鬼トリオ






・周りを見渡すと、ちっちゃいものクラブや星野一家、鬼が山の猿の姿まで。この光景に「じゃが…チヤホヤもち~っと飽きてきたの…」と呟くおじゃる丸。
試しにシャクを子鬼トリオに差し出すと、これがおじゃる丸さんのシャク、と有り難く受け取り喜ぶ子鬼トリオ。喜び方が違う、と呆れるおじゃる丸、「おじゃぶ~ つまらぬの夢…刺激がないのう…」






・「こ~れマロ。夢飽きたでおじゃる。起きるでおじゃる」。夢のおじゃる丸に起こされおじゃる丸起床。
目覚めるや、カズマには小石を勝手に触ったこと、愛ちゃんママには昨日お風呂に入らなかったこと、電ボにはちっちゃいものクラブの会合が始まってること、と次々と注意されるおじゃる丸。
そんな状況に「これじゃこれじゃ、これがよいのじゃ。これでこそかわゆきマロのワガママが~輝くので~おじゃる!」





・一方、「今日は唐揚げが大安売りだって~」と語る子鬼トリオ、ふとアオベエの手にいつの間にかシャクが握られている事に気付き、いつ取り返したかわからないけどと言いつつ大喜び。
アカネ、周りにあるモヤモヤに気付くが「ん?これなんだろ…まぁいいや」
そんな夢を見ている子鬼トリオの3人、「夢の夢」のイントロが流れる中、夜のテントから坂田マンションへと風景が移りそのままEDへ。これにて23シリーズ終了、というお話。


📝おじゃる丸、23シリーズ、全60話終了。このご時世にありながら、例年通りの放映スケジュールでやりきった体制には改めて脱帽。忍たまですら影響受けましたし、もしかしたらあらゆる映像作品の中で放映スケジュールに一切影響無かったのはおじゃる丸だけかも知れない。
今回のお話、己の魅力を引き出す為、チヤホヤされるよりも刺激ある現実を自ら選ぶという、ある意味達観した雅な5歳児の姿でしたね。
そして最近のシリーズでは恒例になってるEDテーマのイントロに乗せてそのままED、という締め。来週からは18シリーズ再放送再開、その後23シリーズ後半再放送、それが終われば24シリーズスタート、となるはず。楽しみに待ちたいと思います。