禁断のKRELL

禁断のKRELL

ハイエンドオーディオやヴィンテージオーディオを語っていきます。


 

 

 

神奈川県のアトリエ J-teeさんを訪問しました。

 

 

 

雑誌記事の紹介

 

 

 

 

 

 

 

最寄り駅は JR二宮駅で大磯駅の次。駅から徒歩だとかなり時間がかかるので、

店主の岡田さんが車で迎えに来てくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

店内は最初のフロアーが大きな倉庫のようになっていて、奥の試聴室に案内されます。

二部屋合わせると広大な店内となります。

 

 

 

 

 

 

それにしてもきれいにレストアされたJENSEN IMPERIAL PR-100 (1954年製)ですね。

店内に置いてある品物はみな外観に気を使って新品のような状態まで

丁寧に修復されている。

 

 

 

 

 

 

最近OCTAVE V40を比較用に入れたみたいです。

 

が、

 

岡田さんの口振りは重く、どうやらあまり気にいっておられないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

米国でGEの関連会社として創立されたRCAが1927年頃に英国市場に向けた設立した会社。
 英国RCA社の珍しいパワーアンプ RCA LMI-32216 KT66 PP 音質は至って普遍的な音です。
 
 
 

 

 

 

 

 

こちらは米国 RCA MI-4258 2A3 PP スピーカーは JENSEN IMPERIAL

 

 

 

 

 

 

 

今回のご訪問で一番目を引いたもの、

 

左側のシルバーの巨大なオブジェのようなものは RCA社のMI-6264B ステージ用スピーカーです。

 

 

 

 

 

 

RCA MI-9462 Ubangi (ウバンギ―) が置いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

良いですね!渋い音出してます (´∀`)

 

 

 

田中伊佐司さんの連載で雑誌に定期的に取り上げられており、

田中さんは3~4か月に一回通って来られるそうです。

 

 

以前はヴィンテージの趣味はなかったのだけど、

ここに通うようになってからすっかりヴィンテージに開眼して

ジェンセンのスピーカーを導入されたのだとか。

 

 

「書籍化?あるかもしれません」

 

 

 

岡田さん 快くお迎えいただきまして大変ありがとうございました<(_ _)>

 

 

2022/10/28の訪問

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木県 エレックスさんを訪問しました。

 

 

 

 

人生初栃木県!埼玉県の大宮駅から東武鉄道特急りょうもうで。

乗車券500円と少し、特急券も500円と少しでした。意外と安く行けるんですね。

 

 

 

店主の岩田さん曰く、

 

 

 

「栃木県なんて遠くて行ってられないよ!」

 

 

 

ってよくお客さんから言われるのですが、

実は栃木県でも最南端の方で、埼玉県もすぐ近くです。

東京浅草駅から最寄り駅の足利市駅まで特急りょうもうで一時間なんですね。

 

 

 

ただ特急は一時間に一本しかないですけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木県のエレックスさん 広さ50畳以上! 天井高最大5mの巨大なお店で、

店主の岩田さんは人柄が良い。訪問中も多くのお客さんが慕って話し込みに来られる。

前オーナーから人間を見込まれて店を引き継ぎ、前職を辞めて貯金ゼロからスタート。

店舗と5台分の駐車場は合わせてわずか3万で借りているそうです。

 

 

取扱い品は現行新品のメーカー取り寄せ品から中古品まで多岐にわたり、

ヴィンテージオーディオや真空管アンプの比率がやや高めですが、

岩田さん自身は寒色高解像度なソニーみたいな音がお好きだそうだ。

 

 

以前はヤフオク!にも出品していましたが、なにか思う所があって止めたみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史上最高峰の真空管アンプ Mcintosh MI-200 を聴きました。

 

 

年代物だが直熱三極管なので驚くほど現代的で澄んだ音だ。

 

 
 

 

 

 

 

 

 

Mcintosh MI-200 のバイアス調整は TUBE1とTUBE2に切り替え8005を

BIAS調整していく。細いマイナスドライバーを使って調整弁を回し

それぞれメーター100の位置に合わせる。次に切り替え式スイッチを

センター位置にして200になるように上手く調整する。

それとルールを決めておく。通電開始後何分後に調整するとか。

一度合わせてもまたズレてくるので何度も行う。調整では真空管のプレートが

赤熱しないように注意。適正な調整でも真空管が赤熱する場合はリペアが必要と思う。

調整をしないと音が悪くなり出力管の寿命が短くなる。

MI-200 は真空管を1台で14本、2台で28本(!)使用と膨大な球の数を使っているが、

丈夫な球種ばかり選んで使っているので球が切れたりのトラブルは少ない。

整流管は6本も使用。整流管は寿命が短いので

NOS(新品)から2000時間で強制的に交換した方が吉。まだ使えるが、

劣化するとボケた音になる増幅部と電源部の二筐体に

分かれているが、接続は9PINのDCケーブルを差し込むだけ。

なお、MI-200は1000Vという高電圧がかかっているのと漏電があるので

動作中はトランスなど本体に絶対に手を触れてはいけない。

 

 

 

電源をオフにしても電気が抜けるまで30~40分は本体を触ってはいけない。

 

 

ちょっとビリッとくるだけで済むと思うが、最悪の場合は死に至る恐れがある。

 

 

 

 

MI-200を過去30年で5セット販売したお店で聞いたところ、故障して修理はしたことがある。

トランスの故障は一度。悪いことにアウトプットの方のトランスが壊れたが修復できた。

二筐体で合計で約63kgもあり、レコードのカッティングマシーンに使用された

Mcintoshで一番高価なアンプであり、二番目の規模のアンプで、

モノがモノだけにサービスマンが自宅に伺って修理することもあるそうだ。

サービスエンジニアも一人でやっているところでは高齢化で65歳以上の方が多く、

このアンプは電源部/増幅部 30kg/33kg くらいだとおもうからセーフだが、

近年は40kg以上のアンプは一人で作業台に乗せられないということで断られる場合も出てきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩田さんに教えていただいた真空管の消耗度の判定法。

 

 

真空管の使用状況の確認方法、太陽光→白い紙→真空管の順番で

太陽光下で真空管のガラス部分を見る。透明だったり青っぽかったりすると

あまり使われていない真空管。ガラス部分が黄色っぽくなっていると

結構使い込まれている。NOS管を買ったのにガラスが黄色っぽく

なっていたら話がおかしいとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

トタン板に張り付けられている膨大な数のCDにびっくり仰天!( ゚Д゚)

 

 

 


「・・・・・・このCDはなんですか?」

 

 

 

『ああ、これはお客さんがCD500枚入ったCDチェンジャーを置いて行ったんですよ

一度断ったけど役に立ててと、見ての通りトタン板なので夏場は熱が酷い!

下の方はいいけど脚立に乗って上の方に行くと耐えられない暑さで

機器にも悪いしなんとかせねばと』

 

『CDの版面は太陽光を効果的に輻射するんです。対策後はもう全然違いました』

 

 

 

 

このあたりにお住まいのオーディオファイルのみなさんは

とても広い倉庫などを格安で借りるなどして

大型スピーカーを朗々とした音で鳴らし込まれている方が多いそうだ。

 

 

 

岩田さん、帰りも駅までお車で送っていただいてありがとうございました<(_ _)>

 

 

 

 

訪問後はJRに乗り換え山手線の有楽町まで電車で行って2日目の15時からインターに参加しました。

 

 

 

 

2022/11/29 の訪問

 

 

 

 

 

 

Mcintosh MI-200 真空管モノーラルパワーアンプ  アメリカ合衆国

 

 
 
 
レコードのカッティングマシーンとして使用された、歴史上最高峰の真空管アンプ
Mcintosh MI-200、年式は旧いが、直熱三極管なので驚くほど現代的で澄んだ音である。
饒舌な語り口でひじょうに濃厚なコクもある。音楽的な表現力が素晴らしく、
大変に感動的な音がする。最高峰アンプの高い格をそなえている。
MI-200の音を例えるなら、二十世紀、百年間の人類の営為を走馬灯を通して、

神の視点で見ている、そうした感覚に陥る深い感銘を受ける。
米国管球全盛時代の素晴らしさを実感させてくれる深い音。ひじょうに甘美な美音で
格調高くエレガント。管球200wは途方もない力で100畳を音で満たす能力がある。
圧倒的な底力があり、膨大なエネルギー量でオン・マイクの女性ボーカルは
一種壮絶な迫真力がある。MI-200のような巨大な古いアンプだと音が大雑把だったり、
鈍かったり、大味でデリカシーに欠け、まずもって巨大なトランスを
搭載した物は音が良くない。これだけアンプの規模が大きいと音が濁る。
しかし、このアンプには微塵もそういった所がなく、ボーカルは天使のような歌声がする。
Mcintosh は実力の高いブランドですが、マッキンファンの考える
最高峰はマッキンならMC-275やMC-240のモノ使用、またはMC-60ですが、
MI-200は余りにも隔絶した存在で音は図抜けている。これはマッキンの音ではなく
ウェスタンの設計陣がマッキンで作ったアンプであるかのようだ。
濃厚甘美でWEに近い音です。ALTECよりもWEに近く驚きである。
MI-200が異質なのは、ゴージャスで黄金の色味がする、マッキントーンがしないこと。
MC-275やMC-240のオリジナルとは天と地ほど差がある。

 

 

 

 

MC-275をお持ちで、このアンプを買った方が異口同音に 「 MC-275はもう聴けないね 」 と仰っている。

 

 

 


使用真空管: 12AX7 12AU7 6AV5-GA×2 6BX7-GT×2 8005×2 5U4GB×4 5Y3GT

増幅部+電源部 63.5kg

 

 

 

タイプ:
真空管パワーアンプ
実効電力:
200W
周波数応答:
20kHz で 20Hz (+0 -0.2dB)
スクリュー:
1%
出力インピーダンス:
4、8、16.5、25、66、100、
および 600 Ω

 

寸法 (高さ×幅×奥行き):
279×483(ラックマウント)×229mm
電源
178×483(ラックマウント)×229mm

 

 

 

 

 

これだけ巨大な米国製業務用アンプですので、性格としては
音が強いので鳴らし方としては、至近距離で聴く方には厳しいかも知れない、
ニアでかぶりつきで聴くよりも広い部屋で距離を取って聴かれる方がベターだと思う。

また色々と検証してみたところ、意外にも現代のスリムトールボーイスピーカーや
小型ブックシェルフスピーカーで鳴らしても他のアンプでは決して得られない
格別の味わいが得られましたし、強い感銘を受ける音が出ていて驚いた。
高価で巨大なアンプですから、大型スピーカーにしか合わないと思うのは早計でした。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Mcintosh MI-200 のBIAS調整は TUBE1とTUBE2に切り替え8005を

BIAS調整していきます。細いマイナスドライバーを使って
フロントパネル側にある調整弁を回し、それぞれメーター100の位置に合わせる。

次にバイアスの切り替え式スイッチをセンター位置にして200の位置になるように上手く調整する。
それとルールを決めておく。通電開始後何分後に調整するとか。
一度合わせてもまたズレてくるので何度も行う。調整では真空管のプレートが
赤熱しないように注意。適正な調整でも真空管のプレートが赤熱する場合はリペアが必要と思う。
調整をしないと音が悪くなり出力管の寿命が短くなる。
MI-200 は真空管を1台で14本、2台で28本(!)使用と膨大な球の数を使っているが、
安定して常用できる。丈夫な球種ばかり選んで使っているので球が切れたりのトラブルは少ない。
整流管は6本も使用。ただし、整流管は寿命が短いので
NOS(新品)から2,000時間で強制的に交換した方がよいでしょう。まだ使用可能だが、
劣化するとボケた音になる 。2,000時間は短いと思われるかもしれませんが
十分長い時間音楽を聴ける。増幅部と電源部の二筐体に
分かれていますが、接続は9PINのDCケーブルを差し込むだけ。
なお、MI-200は1000V以上という高電圧がかかっているのと漏電があるので
動作中はトランスなど真空管がある側の本体には絶対に手を触れないようにしてください。

 

 

 

MI-200を過去30年で5セットほど販売したお店で聞いたところ、故障して修理はしたことがある。

トランスの故障は一度。悪いことにアウトプットの方のトランスが壊れたが修復できた。

二筐体で合計で約63kgもあり、レコードのカッティングマシーンに使用された

Mcintoshで一番高価なアンプであり、二番目の規模のアンプで、

モノがモノだけにサービスマンが自宅に伺って修理することもあるそうだ。

サービスエンジニアも一人でやっているところでは高齢化で65歳以上の方が多く、

このアンプは電源部/増幅部 30kg/33kg くらいだとおもうからセーフだが、

近年は40kg以上のアンプは一人で作業台に乗せられないということで断られる場合も出てきている。

 

Mcintosh MI-200 の相場は100~150万ほど。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

販売済み。ありがとうございました。

 
 


譲渡内容 Mcintosh MI-200 本体 二台 (電源部・増幅部)

出力管 8005 中古 4本 残りの真空管24本はすべて新品の真空管をお付けします。

ラックマウント用フレーム 2セット 搭載用のネジ類一式。

 

交換済みの真空管24本も全てお付けします。
 

お渡しする真空管は合計で52本です。

 
 
発送は5梱包で佐川急便の着払い。ピアノ運送、兵庫県西宮市の自宅で直接引き取りも可能です。
 
 
オークションにも出品中です

 

 

 


問題のない完全なお品物ですが、無用なトラブルは避けたいので
念のためノークレームノーリターンでお願いします。

 

 

譲渡価格 95万円:送料別

 

 


11/20 日曜の夜までの短期間の販売です
 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で2020年,2021年と中止になり、三年ぶりの開催の運びとなった、

2022 大阪ハイエンドオーディオショウに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイン会場である、2F松の間のイベントルームで Harbeth Super HL5 plus XD

ペア99万を聴きました。英国 B.B.C モニター研究所で第二位の地位にあった

H.Dハーウッド氏が独立して始めた、世界最小と呼ばれた猫の額ほどの

自宅ガレージの小さな会社が原点となっています。B.B.Cなのでアナウンサーの

声には定評がある。ボーカル、弦楽器、鍵盤楽器なども再現性が高く、

ナチュラルな音質です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーマンインターナショナルのブース JBL DD 67000をMark Levinsonのセパレートアンプで鳴らしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

エレクトリのブース

 

 

 

 

 

FINE AUDIO FINE VINTAGE 20 Dan D'Agostino のプリアンプとモノーラルパワー

そしてMSB SELECT DACで鳴らしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUXMAN のブース 

 

 

 

 

 

 

 

アキュフェーズのブース モノフォニックパワーアンプ A 300の 詳細が展示してありました。

 

 

 

 

 

 

 

ノア / アークジョイアのブース

 

 

 

 

 

 

ステラ/ゼファンのブース

 

 

新GOLDMUNDのモノーラルパワーアンプの音を聴くことができました。

 

 

 

 

 

 

PDN のブースではParadigmのスピーカーの音を聴くことができました。

 

英国のB&W フランスのFocal カナダのParadigmは各社はどこも従業員220名ほどの大きな会社。

 

本国カナダの日本市場におけるプロモーション活動の熱心さもあり、

Paradigmの注目度は高いようで狭いイベントルームは満員でした。

 

 

 

 

 

ナスペックのブース 空気録音もあるので聞いてみてください。

スピーカーケーブルは自社扱いの WireWorld で間違いないですね。

電源ケーブルはアイソテックですね。ウィーンアコースティックスの

ハイドンの小型スピーカーも横に展示がありました。

 

 

 

 

 

 

モニターオーディオ プラチナム300 3G 来年1月発売だったと思います。

MONITOR AUDIOは ブロンズ シルバー ゴールドなどのシリーズがありますが、

プラチナムはモニターオーディオ最上位グレードのモデルです。

 

 

 

 

エムプラスのブース  こちらはハーベスやKISOアコースティックスの取扱う会社です。

 

 

 

 

 

 

オルトフォンジャパンのブース

 

 

 

 

データゲートのブース 

 

アンフィオンのスピーカーをヤーランドの真空管アンプで鳴らしています。
 

 

 

 

 

 

フューレンコーディネートのブース 

 

 

 

 

 

トライオードのブース 

 

Spendor のスピーカーと新作の300B シングル。出力管は最新設備で製造された

Western Electric 300B で4本のMT管はすべて日本国内で集められた

GE かRCA の球を使っています。どの球がどの組み合わせでついてくるかは

ユーザーからは指定ができませんので、お楽しみにだそうです。

 

 

 

 

 

 

リンジャパンのブース

 

 

 

 

 

 

リンジャパンのブース

 

 

 

 

 

ヤーランドジャパンのブース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪ハイエンドオーディオショウ開催は3年振りでしたが、

2~3時間ほどの滞在で帰途に着きました。心斎橋の御堂筋を歩いています。

イベントは全体的に縮小傾向で 例年よりも搬入された機材の数は少なめ、

評論家の先生の講演もなく、イベントルーム松の間の講演は

各社が持ち回りで自主講演となっていました。

 

 

例年よりも少し寂しい感じはあります。

 

 

 

もし、西日本や四国、九州地域などからホテルを取ってオーディオイベントに

参加されるのであれば、東京インターナショナルオーディオショウの方がお勧めです。

 

 

2022/11/12 記

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

2022 東京インターナショナルオーディオショウに参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

事前予約制で10/28金は1000人 10/29土と10/30日は2000人の入場制限がありました。

 

29日の15時過ぎからと30日は丸一日会場でイベントを愉しみました。

 

 

 

 

 

 

まずはD&Mホールディングスのブースから。

 

 

 

 

B&W 705S3

 

 

B&Wはすべてカーブドバッフル、全て角を曲げている。

それにより、よりスムースな音の拡がりを保っており

今回の705S3からはカーブドバッフルに加えて横幅を4mmずつ

狭めている。約1cmということになります。

 

 

 

 

B&W 805D4

 

805はリバースバッフルで、できるだけ回折効果を低減している。

カーブドバッフルにするとフロント面の強度は増します。

 

バッフルも前モデルより厚くなり、ユニットを取り付けるところの

強度も増しています。これにより低域と中低域の歪感を低減しています。

 

 
B&W 705S3と805D4は同じ場所で聴いた。
705は良いスピーカーだが805とはクラスの違いは歴然としており、705より
805D3を買った方がいい。音色が明るくすっきりして好ましい音質である。
 
高性能を求めるならB&Wで、豊かな低域と明るく陽気な愉しい音色ではFocalである。
 
 

 

 

 

 

 

アッカのブース

 
 
 
YG ACOUSTICS CAIRN (168万) の性能が凄い。圧倒的な性能でした。
このサイズでこれだけの巨大な再生空間の大きさと凄まじい明瞭度感が得られるとは。
金属的で彫りが深い。オーディオブランドはカリスマ的な個のエンジニアの
存在感が大きく感じられるが、実はチームで多くの人間が開発に携わっている
という事実を再認識。群雄割拠の小型ブックシェルフスピーカーに一石を投じる存在になりそうです。
 
 

 

 

 

 

 

 

LUXMAN のブース ラックスマンはすごく良かったです。

ただFocalのスピーカーは大型の方になると箱鳴りが気になった。

豊かな低域と、明るく陽気な楽しい音色のFocalは大変好ましい音色でした。

 

 

 

 

 

 

 

TRIODEのブース

 

新製品の300B シングルアンプ 100台限定 定価110万 電子ボリューム搭載の

プロトタイプの空気録音は下記から。使用されている出力管は最新設備で製造された、

Western Electric 300BでA2級12 W(!) という破格の出力値を叩き出しています。

RCAやGEのMT管を計400本ほど日本国内から買い集めてきて(100本ずつ)搭載するこだわり。

A2級ってグリッド電流に流るところまで行って、1.5倍の電流を流す。

30w級のトランスを使っているのでこのような破格の出力が出る。

 

 

 

 

 

 

 

トライオードの山崎社長に質問があったので尋ねました。

 

 

「安い方のPSVANE300B(2本23,000円)がすごく良くて、

勧められて最高級グレードのPSVANE acme300Bも買ってみたんですが、

超S/N比 超低歪みでクオリティはかなり上がりますが、ニュートラルで

クセの少ない音になって、ダイナミクスやハリが大きく減少、

女性ボーカルの輝きや余韻に満ちた魅惑的な表情が消失してしまった

確かにacme300Bのあと一番安いPSVANE 300Bに戻すと、

安物に感じられるくらい、本質の高さは凄いのですが・・」

 

 

『うーん、PSVANEから取ってくれって頼まれたけど、私も好きではなかったので取らなかった』

「そうするとPSVANE WE300Bがお勧めです?」『レンジも広がり、評判が良いですね』

『PSVANE300Bは黒袴ですか?』「黒ですね」『白袴はセラミックベースなんですよ。

こちらのがグレードが上』「白はちょっとw」

 

 

 

 

 

 

CSR Soulnote のブース 

 

 

CSR 加藤さんの講演

 

 

Soulnoteのようなソリッドステートでシングルプッシュってのはまずない。

ネルソン・パスのFarst Watt くらいで160wっていうのは世界中探してもない。

どうやったのかは色んなところで書いているので読んでほしい。

唯一無二です。空間描写だとか、細かい描写、切れる感じ。

ソリッドステートのアンプはトランジスターを沢山並べると、どうしても

バラつきが大きいので立ち上がりがニジんじゃう。どうなるかというと

前に出てこない。奥に引っ込んじゃうんです。よく奥行き感がどうのってね、

そういうのが私はイヤで、どうしてもシングルプッシュでやる!とね、

色々難しい問題も一杯あったんだけど、クリアーして成功した。

M3は去年もここにあったんですけど、あれはプロトタイプで完成した今回の

製品は全然次元が違います。CDってのはサンプリングをやってるんですよ

サンプリングやる次点でだいぶ失われているものがある。

私がやっているのはデジタルでアナログに近づける試み。

ゼウスのCDPをM3で鳴らしてみると、すでに凄いところまで行ってしまって、

私はだいぶ悲観的になってしまった。今回はアナログも借りてきたので鳴らしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

アキュフェーズのブース

 

 

 

 

 

 

タイムロードのブース

 

 

chario ペガサスとパトスのインポール2mk2 プリメインアンプ

 

 

私はハイエンドショウを見ていて思ったのが、値段が段々おかしくなってる。

一方でライフスタイルの変化でシンプル化が進んでいる。

来年にはフランスのクーバスがE-ONKYO MUSICとタイアップして

ダウンロード音源と定額ハイレゾストリーム音源を配信する。そういう流れがきそうです

 

 

ディスク再生やLP音源ももちろん残りますけど、システムはシンプル化してくる。

ライフスタイルの変化に合わせてより一層簡単に高音質が得られる時代になっていく。

 

(角田郁雄)

 

 

 

 

 

 

 

 

JOHN WILLIAMS IN VIENNA タイムロードの空気録音の音源は

発売当時大変話題になっていたレコードですね。

 

 

 

 

 

エレクトリのブース

 

 中央のWestern Electric 91 amp が聴きたいですね。

 

日本ではごく僅かの人しか聴いた事がないと思われますが、

知人の海外の方で聴いた方によると「すごく爽やかな音」という感想でした。

 

 

 

 

 

 

太陽インターナショナルのブース 

 

 

dCSのAPEX聴きました!

 

 

 

 

 
 
ノア/アークジョイアのブース ソナスファベールのアイーダ2とブルメスターの4000万のアンプ 。
 
 
 

 

 

 

2022エソテリックのブース

 

 

Avantgarde TRIO G3 + SpaceHorn すべてのドライバーの音源点をリニアフェーズ化し、

位相の乱れがないことで旧モデルより圧倒的な音場の拡がりと深みを実現。

Avantの特徴である音の鋭さと硬質感は健在で、クオリティは確実に上がってます。

XSは本国では出揃っているが日本上陸まで船便で三か月は掛かる。

 

 

 

 

 

TANNOY Stirling/GR は圧巻のプレイバックでした。背後のavant-garde Trioが

鳴っていると思った人は多いのでは。圧倒的なスケール感で見事な鳴りっぷりに目が点。

現行TANNOYは素晴らしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

AXiSSのブース

 

 

今回のオーディオショウでもっとも深い感銘を受けました。

英国 Fyne Audio F1-12 TANNOYの最終進化形を見た気がする。

もうこれ以上の音は望めないのではないか。

精緻な表現力と極めて高いクオリティ。

非常に上品でDan D'Agostinoがこの高品位再生に

貢献していると思います。D'Agostinoは初期は故障の多さ

と銅製ヒートシンクの青錆の発生が改善していたら魅力的。

 

 

 

 

 

ファインヴィンテージフィフティーン 能率が実に97dB!

 

 

 

 

ファインオーディオの説明。

 

元TANNOYで創業時の出資者5人のうちの一人ガイ・マックスさんが

来日してプロモーションを打つ精力的な力の入れようでした。

 

 

 

 

 

2022東京インターナショナルオーディオショウ リジェールのブース SMEの代理店です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今井商事のブース

 

コンバージェントオーディオテクノロジーは大好きです。

 

展示されてる SL-1Utimate mk2(生産完了品) プリアンプのひとつ前のモデルを現在使っています。

 

音に説得力がある。

 

ヴァーサイタルで使いやすい、素晴らしいハイエンド管球プリアンプです。

アキュフェーズのような高性能な音質の球プリです。

 

 

 

 
 
エイアンドエムのブース
 
 
 211シングルとプッシュプルが演奏中でした。
 
 
211シングルやプッシュプルは雄大で重厚でありドシッとしてます。
とても力強いアメリカンサウンド。音が強くて圧迫感を感じました。
やはり同社は300Bシングルアンプがダントツですね。
欧米人さんが何人かいらっしゃいますが、
皆さん各国でエアータイト製品を取り扱う販売店を経営されている方です。
 

 

 
 
写真中央の女性はカナダのAIR-TIGHTディーラーの女社長。
 
営業の須田さん曰く「彼女、カナダでavant-gardeと組み合わせで
avant-gardeとATM-300Rをめちゃめちゃ売ってます」
「昨年ESOTERICさんからavant-gardeを借りてきてデモしたのも
『絶対そうしなさい』と彼女から云われたからなんですよ」
 
 
 
 
カナダ人の女性 AIR-TIGHT ディーラーの女社長さん
「彼女はavant-gardeのMEZZOと300Rの組み合わせで自宅で鳴らしています」
 
 
 
 
 
カナダ人女性のAIR-TIGHT ディーラー 彼女はavant-garde MEZZOと
ATM-300Rを自宅で使っているのでリコメンドを尋ねました
 
「KR 842VHD Western electric 300B TAKATSUKI TA-300Bがお勧め」と教えて頂きました。
 
三浦社長のお勧め「WE300B(1946) 高槻 TA-300B PSVANE WE300BそれとポップスならEH300B」

 

 

 

 

 

 

ヨシノトレーディングのブース


 

 

 

「EARの300Bアンプは今年はモックアップもプロトタイプもないのですか?発売はいつですか?」

 

『世界的なパーツ不足で協力工場が潰れ、次の打診先もまた潰れ、そうこうしているうちに

戦争が始まり見通しが立たなくなった』

 

『EAR300Bはティムさんの遺品であり、最後の作品です。息子さんや
奥さんの為にもしっかりしたものを発売したい。まだ生産は白紙の状態で
時間がかかりますが、アンプ自体は95%は出来ている。お待ちください』
 
 

 

 

フェーズメーション(協同電子エンジニアリング(株))のブース

 

『トランスはケースに入れると音が窮屈になる。無限大空間だと

一番良いがノイズを拾う。大きなケースの中にポツンと置くと一番具合が良い』

 

 

 

2万字に達した為終了

 

 

 

AIR TIGHT ATM-300R 真空管ステレオパワーアンプ 2018年 日本 ¥1,155,000 (出力管なし)

 

 

 

 

 

三段構成の300Bシングルアンプ、初段はECC82によるカスコード増幅、
負荷となる上のユニットのグリッドには出力管プレートからNFBが掛けられている。
WE91型に近い負帰還方式で二段目は12BH7Aによるパラレル接続で
300Bを駆動。出力管は直流点火の自己バイアス。B電源の整流は
5U4GB。平滑用チョークの入り口の平滑コンデンサーは40μFと
直熱三極管整流として大容量で保護回路も設けている。
先代の300ANNIVERSARYからの変更点は、出力トランスに
タムラ製作所の新型を搭載。電源トランス、チョークコイルを層間紙巻きに変更、
カップリングコンデンサーをオイルコンからフィルムコンにするなど
幅広い出力管に対応する為、徹底したチューニングを行っている。





直熱三極管の魅力は、クリアーで音像のエッジが非常に鋭く切れ込むところ。
ATM-300Rは現代的なハイエンドサウンド。他の300Bアンプよりシャープな音。
抜群の高S/N比でハイスピード、クオリティが高く、ワイドレンジでドライブ力がある。
強靭で清澄な透明感は、ビーム管プッシュプルアンプの音が濁って聴こえるほどだ。
300Bアンプはどちらかというとすっきりした音である。とくに特性重視で

設計されたものは半導体アンプと間違う事もよくある。だが本機は薄い口ではなく、

真空管の余韻や響きがあり、聴きごたえのある濃い味わいがしっかりとあって、

マッシヴで力強いアメリカンサウンドへの欲求に応えてくれるブランドの象徴といえる。
弦楽器の艶のある上質な質感や音場に漂う凛とした空気感などを鮮明に描き出す。
特筆すべきは「音が生きている」精気に溢れ活き活きとした音であることだ。
日本的な真面目さでつくられているが、明るくスケールの大きい再生で

輝かしい生命感が横溢している。女性ボーカルはインティメートな暖かさがあり、

ていねいに描写され情感が深い。瑞々しく磨きこまれたように非常に美しい音だ。

直熱三極管シングルアンプは出力が取れない、低音の量感が少ないのだが、

その欠点は後から気になり始める。


出力管は高槻TA-300B と PSVAN 300B が ATM-300R と相性が良い。
無帰還なら、WE300B や CETRON300B だが、古典管よりも洗練され

すっきりした音の現行管が本機には向いている。


 



出力:9W+9W(ひずみ率<10%)
全高調波歪率:1%以下(1kHz/1W/ 8Ω)
入力感度:290mV(9W)
ダンピングファクター:7(1kHz/1W/ 8Ω)
周波数特性:30Hz~40kHz(-1 dB/ 1W)
外形寸法:430(W)×275(D)×245(H)mm
重量:24.5k

 

 

 

 

 

左から順番に ATM-300、ATM-300ANNIVERSARY、ATM-300R。


 

 

 

AIR-TIGHT ATM-300R は同社で最高の人気製品 The Absolute Sound誌の2020年度

ベストチューブアンプ・オブ・ザイヤーという管球アンプにおける最高賞を受賞してる。

また三年連続でゴールデンイヤーサウンド賞も受賞している。

 

 

 

AIR-TIGHT ATM-300R の月産台数は5台ほど。

 

 

ATM-300Rは高槻電気工業のTA-300Bで開発されており相性/マッチングも最高である。
スピーカー次第のところはあるが、高槻はあらゆる300Bと比較しても2ランクは上のグレードを実感できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATM-300Rは能率が高い現代的なスピーカーと組み合わせを前提に設計されている。
鳴らすのがALTEC 604CだとALTEC 1520Tにはなにを鳴らしても敵わなかった。
ヴィンテージのスピーカーにはあまりマッチングがいいとは言えない。
最新鋭のハイエンドスピーカーを鳴らす為の300Bアンプとして開発された。
現代的なスピーカーで能率が良いスピーカーというと選択肢が本当に少ない。
スピーカーは最低でも現代JBLで、本来はセミアクティブ型の

最新鋭のavant-gardeで鳴らして正統な評価を下すべきアンプ。

avant-gardeで鳴らさずにATM-300を手放すのは勿体ない。

最高の音が出ている。他にはParadigmにもセミアクティブ式の96dBの

高能率モデルが存在する。ATM-300Rは最終到達点のひとつと言える

大変優れたアンプで、最低でも数年はじっくりと向き合ってみてほしい。

真空管やケーブルの交換にもしっかりと応えてくれる高い性能をもっている。

 

 

オーダー時に16Ω 8Ω と 8Ω 4Ω の二通りの出力端子が選択できる。
殆どの人が8Ωと4Ωを選択し、16Ωと8Ωはたまにオーダーが入るそうだ。

ハンダゴテが使えるなら簡単な配線変更で後からでも出力インピーダンスは変更できる。


300Bのプレート電圧の定格は480Vが上限値。ATM-300Rのプレート電圧は

437Vとなっている。毅然とした音の表情や強靭な切れ込みは高い電圧が実現。

出力は9W。一般的な300Bシングルアンプのプレート電圧は350Vで、
SUN AUDIO SV-300BEは4.7wしか出ないのだが、プレート電圧320Vと

球を労わった設計になっている。

 

 

 

 

 

 

2022東京インターナショナルオーディオショウにA&Mの北米ディーラーで

カナダ人の女社長が来日されていた。数名の欧米人の方もいらっしゃったが、

全員販売店のオーナーであるそうだ。

 

彼女はavant-garde MEZZOとATM-300Rを自宅で使っているので

球のリコメンドを尋ねました

 

 

「KR 842VHD Western electric 300B TAKATSUKI TA-300Bがお勧め」と教えて頂きました

 

 

三浦社長のお勧め「WE300B(1946年) 高槻 TA-300B PSVANE WE300BそれとポップスならEH300B」

 

三浦社長に尋ねると12AU7は Siemensがお勧めで、本物ならTELEFUNKEN ECC82もお勧め。

(ただし市場に出回っているTELEFUNKENはほとんどが偽物)

 

初段の12AU7は重要だが、12BH7Aと5U4GBはそれほどこだわらなくてもよいのではというご意見でした。

5U4GBは自己判断で勝手に5U4Gなどに交換してはいけない。電気的に不具合が起きる。

 

 

筆者のお勧めはPSVANE 300Bの安い黒袴のもの。安い球の方がよく、

ダイナミクスやハリがあり、新鮮でクリアでWEの古典球のように

くすんだ音がせず、女性ボーカルは輝きと余韻に満ちた魅惑的な表現である。

ただドライオードの山崎社長に聞くと白袴のPSVANEはセラミックベースで

音質はこちらのほうが良いらしい。白袴は外観的にあわないのでお勧めしませんが。

 

 

 

 

AIR TIGHT ATM-300R A&MではB&W802D3を試聴室で使用中、
過去に使用した経歴があるのはB&W800MATRIXやTANNOY Kensington
スピーカーは4Ω 89dBあれはOKで、91dBあれば尚良い。AppleWatchで
簡易計測した75~85dBくらいの音圧レベルを前提とした話だが、
TIASでも実際それぐらいの音量だった。(三浦社長)

 

 

 

 

 

AIR-TIGHT社 ショートインタビュー

 

 

 

 

 

 

 

 


TANNOY ARDEN スピーカーシステム 1976年 英国 ¥440,000

 

 

 

 

 

TANNOY ARDENは高域の透明感や繊細さ、キメ細やかな描写力があり、
50年代ALTECと比べると遥かに現代性がある。低音がボワンとしてだらしない
先入観があったのだが、実際聴いてみると重厚でしっかりした低音である。
英国の伝統が息衝くフォーマルな佇まいだ。色気の濃さや艶やかさは満点で、
音楽の情緒や官能をしっとりと色濃く描き分ける傑作スピーカー。
現代のスピーカーと比較しても違和感がないクオリティーの高さ。
クラシック向けの少し翳りがある暗い音色だが、ボーカルも最高である。
付け加えると鳴らしやすいスピーカーでドライブアンプを選ばず良い音で鳴ってくれた。


HPD385AはTANNOYの同軸で最後のアルニコマグネットのユニットになる。
GOLDより飛躍的な高性能化を達成し、分解能(情報量)はRED GOLDより大幅に進歩している。





TANNOY ARDEN と BERKLYの音色は基本的に同じだと思う。
エンクロージャーサイズの相違がキャラクターの違いとして出ている。
アーデンの豊かな低域に対して、バークレイの低音はアーデンほど
ローエンドまで伸びきっていないが、より引き締まっていて軽快でフレッシュ。
アーデンは豊かで重厚な音 (山中敬三 井上卓也)



欧米におけるオーディオ産業の全盛時代は1950年代だが、
日本におけるオーディオブームは1970年代、その活況の真っただ中
1976年に発売されたスピーカーで大変よく売れた。
市場に存在する個体数もまた大変多い。


個人的にも大変お勧めのスピーカーで、MONITOR GOLDのよう
に購入してみたはいいが、失敗した、酷くがっかりしたというようなことはないだろう。

 

 

 

方式     2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット     全帯域用:38cm同軸型(HPD385A)
許容入力     85W
公称インピーダンス     8Ω
再生周波数帯域     30Hz~20kHz
出力音圧レベル(新JIS)     91dB/W
クロスオーバー周波数     1kHz(12dB/oct)
外形寸法     幅660x高さ990x奥行370mm
重量     43kg

 

 

 

 


Focal - JM lab Chorus 707 スピーカーシステム フランス 2000年 ¥79,000
 

 

 



現代的で高解像度な音質。音離れが良く空間表現や定位感が抜群であり、

スピーカーの存在が消え、空中から音が浮かび上がる。
明瞭度が高く歯切れがよい。ユニットの前面にフェイズプラグを

装備した逆ドーム型チタン・ツィーター搭載で音波エネルギーの

拡散を均一化している。メタリックな質感でよく乾燥したドライな音。
セルロース・ファイバー・コーンの表面にきわめて硬質な
石英グラス樹脂の中空微粒子(ガラスの微細な破片)を特殊接着剤で
コーティングした構造となっている。これにより真空管アンプでも

ドライブしやすくウーファーの振動版の軽さを保ったまま
高剛性化されています。ツィーターのクリアーな音質には
感心させられるが、ウーファーとの音色の統一感は取れていないと感じる。
音の繋がりは不自然でやや不満がある。長所はシンセサイザーによる
打ち込みのPOPSの再現性が特に優れている。欠点は大きくふくらみがちな
低音がボン付くところだが、能率91.5dBで直熱三極管シングルアンプでも
十分な音量で鳴らすことができる。固有のキャラクターに

フランスの色香を持っており、イギリスやドイツスピーカーの

しっとりした暗さとは対照的な明るく明快なサウンド。

再生スケールも大きく鳴りっぷりがいい。
低価格小型スピーカーでは存在が際立つ優秀機で魅力的なスピーカー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

型式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

高域用:2.6cm逆ドーム型

低域用:18cmコーン型

周波数特性 54Hz~22kHz

インピーダンス 8Ω

出力音圧レベル 91.5dB/W/m

クロスオーバー周波数 2.4kHz 12dB/oct.

外形寸法 幅230x高さ490x奥行310mm

重量 10.2kg/1台

 

 

 


 

 

 

スピーカーターミナルはバイワイヤ対応だが裸線と
Yラグ接続でバナナプラグには対応していない。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

岡山県オーディオマエストロさんを訪問しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

タクシーで時間より少し遅れてお店の前に到着いたしますと、是枝さん

ご本人がすぐにドアを開けて笑顔で出迎えて下さいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディオマエストロ、是枝重治さんの工房が入口から入ったところの

ガラス貼りのスペースにあり、奥の扉を開けて細い趣のある廊下を

ずっと進んでいくと突き当りが同店の試聴室となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 


オーディオマエストロの是枝重治氏は管球王国の創刊時から105号に至る現在まで取り上げられる
有名な設計者ですが、彼が設計したアンプは「真空管では到底聴いた事がないような」
「凄まじい切れのある音」で他では全く聴いた事がないような非常に緻密な音で、
ゾクゾクするような昂奮をもたらす。傑出したアンプビルダーである。

 

 

ステレオサウンドオンライン オーディオマエストロ販売ページ

 

 

 

 

 

 


 

 

お聴かせいただいたのは、

 

 

 

 

 

 


Goodmans Axiom80 四発と英国の直熱三極管 PX25シングルアンプ。
戦前の旧管、戦後の新管がありますが、戦後の新管の方です。

 

 

PX25(新管ST型)はイギリス系の直熱三極管の代表。

優婉にして高雅、暗めでしっとりした上品な音。色濃く艶やかな音。

ヴォーカルや弦楽はとても情緒的で心に沁みるような

歌い上げで物憂げな哀感が漂う。時代の空気感が見事に再現される。

 

 

以下から空気録音で現場の雰囲気をお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 


是枝PX25シングルアンプとAXIOM80四発の壮絶な美音に悩殺されました・・・・・
完全にノックアウトです。部屋も30畳以上あって天井高も3.3mで、
定在波の介在もなくルームアコースティック、音響的にもパーフェクトですね。
セッティングはセオリー通り部屋を長手方向使い。スピーカーの間隔は非常に広い。

「私も(1996年くらい)当時はクッキリハッキリした音が好みだったんですが、
近年はまろやかな音質傾向のアンプを作るようになってきました」

 

「球に負担をかけないようにどのアンプも定格の7割ほどまでしか負荷を掛けてないですね」

是枝さんは寡黙な職人気質ではなくてオーディオの話も大変興味深い話ばかりで、
いうなれば金言の宝庫で、多くの知識と経験が得られました。

 

 

 

 


 

 

 

是枝さん曰く、

「真空管は3倍の数を用意できて初めて安心して使用できる」

『シングルなら6本 プッシュなら12本ですね』

「そうです。米国のeBayとかで私も買ったりするんですが、
使用可能な球を買って、使えるのは5~6本のうち1~2本あるかないかです」


『3~5本は全く使えないのですか?』

是枝さん「そうではありません、アスリートの世界でも
オリンピックに行けるのは特別な肉体を持ったほんの一握りでしょう?」

「使えるか、使えないかでいえば、使えるのだけど、
特性的に私が求める水準に合格する物が少ないのです」

 

 

 

 



是枝氏のアンプは購入されたファン方のご意見を伺っていくと、
RCA250やRCA50のシングルアンプが一番人気があり、
市場に出回らない(買った人が死なない限り手放さない)
 300Bシングルやプッシュはたまに出るんですが、50や250は見たことがない

 

 

「50の方は250の音を知ってしまうと?」

 

「いや、それはなんとも言えない。無帰還だと300Bもフワッとした音がでる。フワッと広がる開放感がある250の方は」

 

「管球王国13号の250シングルは下取りで戻ってきたことがない。Yahoo!にも出たことがない」

 

「50の製作記事はラジオ技術に2回、管球王国に1回だったかな」

 

 

「私が一番好きな球ですか?それはRCA250でなくイギリス管ですね、PX25とか」

 

「今お聴かせ頂いたやつですね?」

 

「これは新管で、一番好きなのは戦前に作られた旧管の方ですね。新型管は戦後に作られたものですね」


『好みにもよりますが、RCAゴジュウは音が優しくて耳当たりが良くて300Bより魅惑的ですよね』

KS氏「そうです。ただし、RCAゴジュウではなくゴーマルです」

「同じようにRCAニヒャクゴジュウではなくてニーゴーマルと読んでください」

「300B、これはそのままサンビャクビーと読んでいいです」


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

戦前の旧型英国PX25 搭載のPPアンプ。

 


是枝さん「みんなバルブの形がどう、釣り金具の形がどう、
そういうことばかり気にしておかしな話ですよね、何の意味もない


「是枝さんのアンプは他の人となにが違うのですか?」

「秘密なんて、なんもない、全くない!」

 

 

 


 

 

 

WE300Bシングルアンプもありました。

 

 

 

 

 

 

 


「古いトランスはピッチ(石油製品)が古くなって絶縁不良を起こすんです。
昔からのお客さんでRCA 50のプッシュも持ってる人が、TRIAD(HS)の

トランスを持ってきて「これでアンプを作ってくれ」と云われました。
だけど絶縁不良なんですよ!コアのコイルが接触してしまう」

「Westernは違うんですよ松ヤニが充填してある」

「だからWesternは使える、だから高いのですよ。古いトランスは絶縁不良、
Marantz Mcintosh UESUGIみんなコールタールですよ」

 

 

 

 


 

 


『私は音を気にいって、四か月待ちでAIRTIGHT ATM-300Rを買ったんですが、
このアンプは最新鋭ハイエンドスピーカーを鳴らす前提に開発されたので
マッチするものがavant-gardeしかなくて本当に困っています』

 

 

 

 

 

 

 

 


 

是枝さん「うーん、avant-gardeはちょっと・・・・・・・」

 

「カナダのparadigmというベリリウムを使ったスピーカーに96dBのがありますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 


California audio labs の真空管式CDプレイヤー 初代テンペストのようです。

是枝さん「普通は真空管CDプレイヤーといってもバッファだけ真空管とかなんですが、
これは全部真空管です」「非常に珍しい物でPHILIPS LHH2000より相場は高いですよ」


『!あまり古さを感じさせない良い音ですね』

 

 

 


 

 


是枝さん「Western electric 1086はA,B,Cで音が違う。流石に良い音がします。
Western electric 124は全く傾向が違う音がします。
86はクッキリした澄んだ音で124は濃厚でマイルド。

86は業務用ですからね、家庭用で使うにはどうでしょうね。

NFBでも音が違うし。7号の300Bプッシュは86を借りてきて横に並べて較べながら作った」

「昔雑誌でヴィンテージや現代アンプなど色々なアンプを

一か所にたくさん集めて聴いたが、WE86(A)が一番良かった。

二番がQUAD。ところが、26年経って今年一月に同じ86を聴くとまるで音が違う。
元々それは編集担当のHさんの個人的な持ち物だったんですよ。
1086はA,B,Cとかあるけど86Aが一番音が良い。Aは60Hz専用トランス

86Bは50Hzでも60Hzでも使える。WE86Aを50/60Hz変換器なしで

AC100V 50Hzの関東で使用した為、電源トランスが熱を持って燃えてしまった。

修理に出したんですが、トランス屋さんがコアを残さないで全部やり替えて

しまったので思いっきり音が変わってしまった。」

 

 

 

 

 

 

 

LINNのクライマックスDS 450万という英国王室御用達の機器もありました。

置き台は膝くらいまでの高さがある大理石(!)で徹底的に不要振動を排除しています。

 

 

右手前のシルバーの機器は是枝プリアンプでモノーラルプリアンプです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是枝さん「B&W Silver Signature (SS25) は創設者バウワース氏の銀婚式のお祝いとして

作られた記念モデルです。内部配線,ターミナル,ボイスコイル,キャパシタ など

パーツは全て純銀製。音質傾向は通常のB&W製品とはまったく違うもので、

バウワース氏は「本当はこんな音が好きだったんだろうな」と思わせます。

ワシントン条約で現在は輸入が規制されていて入手が不可能な

ブラジル産のブビンガのキャビネットと玄武岩の純正スタンドは必須で、

これらが揃わないと音質的にはまったく価値なし。石材を使ったスピーカースタンドは

輸送時に割れる事故も多かった。鳴らすのが非常に難しいスピーカーだが、

上手く鳴らすと「オートグラフのような音」で鳴る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが是枝RCA 50アンプです。お値段はいくらほどだろう?そもそも売っていただけるのか?

 

 

 

岡山のオーディオマエストロ 是枝重治さんのお店は、

めちゃめちゃ音が良くて、もう嬉しくって嬉しくって。感激しましたね。

さすが名人と呼ばれる方ですね。凄い。ほんとうに凄い!

 

 

 

なんかすごく強い刺激を貰って体と脳細胞が賦活化しましたね!

 

 

 

 

 

 

お嬢さんに美味しいコーヒーも煎れていただきました。

 

 

是枝様 丁寧なご対応いただきましてまことにありがとうございました<(_ _)>

 

 

 

 

 

2022/9/4 の訪問