ミッションオイルとエンジンオイルの交換 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

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○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

20℃に迫る陽気も増えてきた関東平野。

いよいよ本格的な春到来か!

そう…花粉と共に…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ドクロドクロドクロ

 

 

 

さて、前回のミッションオイル交換から約1万km走行し、最近ミッションのメカノイズが気になって来たので交換です。

*いつも1万キロ以内を目安に交換しています。

そしてジャッキアップついでに、1000km使ったエンジンオイルもちょっと早いけど交換してしまおうということで今回は、2/27に行った

ミッションオイルと

エンジンオイルの交換

でございます。

 

 

で、先ずはエンジンオイルとミッションオイルを暖めるべく

近場を

20kmほど走ってから

ジャッキアップ。

 

 

 

ミッションオイルのドレンプラグは

オレンジ矢印で、

注油口のプラグは

水色矢印の変な四角いやつです。

 

このプラグの高さ関係からしても

オイルの量は大して入らないことが

わかりますね。

 

*ミッションオイルはオイルの状態や

イケナイ破片の有無確認のために、

購入以降ずっと

主治医にお願いしていたのですが、

難しい作業でもないので

これからは自分でやることにしました。

 

 

 

因みにMEX号の126ミッションでは

ドレンプラグは6角穴。

 

*普通に6角頭のボルトの場合も

あるみたいなので、

ご自身の車体でご確認ください。

 

これらのプラグのサイズは

あらかじめ測ってあり

ドレンプラグは2面幅12mmで

オイル注入口の4角プラグは13mm。

 

そこで

この様な

変態ソケットもゲット済みです。

 

ドレンプラグの方は

コーケンの

1/2sqヘックスビットソケット

4010M 50-12

で、

4角プラグの方は

 トネの

3/8sq 8角ソケット3E-13

2面幅13mm

となります。

 

*4角プラグ用は

コーケンの

3/8sq 2重4角ソケット3415M-13

というのも売ってました。

 

 

 

ミッションオイルを抜くにあたり、

「先にオイルを抜いたあとに、

注油口のプラグが

固着していることに気付くと悲劇!」

という話しを聞いていたのでw

先に4角な注入口を緩め

ドレンプラグを開けて

ミッションオイルを吐出。

 

オイルはすでにシャバダバ状態で

あっという間に抜けたけど…

出て来たオイルは

「ふぅわっ!なんじゃこりゃ!」

とにかく

「く、くっさ!!」

ゲローハッ

いのだ。

有毒としか思えない匂いなのだ!

「これはたまらん!」

笑い泣き

と、

クルマの下から這い出た頃には

オイルはほぼ抜けてたww。

 

ミッションオイルって

こんなに臭かったのね^^;;。

 

 

 

続けていつもの手順で

エンジンオイルも抜いて

各ドレンプラグをチェック。

オレンジ側がミッションオイル用で

水色側がエンジンオイル用。

どちらもマグネット付きなので

鉄粉の有無を確認したけど、

若干のスラッジ程度だったので安心して

パーツクリーナーで洗浄した状態。

 

 

 

極力オイルが抜ける様にと

放置している間に

オイルパンのボルトの

増し締めをしていると、

『スポッ』

「あ!」

ポーン​​​​

ソケットが外れて…

『ボチャン!』

廃オイルたっぷりのドレンパンにダイブ。

「…くっ」

真顔むかっ

​​ニトリル手袋をしているとはいえ

この中に手を突っ込む気がしない…。

「おのれ…」

こうなったら

「オイル漬けで錆防止にしてくれるわ!」

(工具はちゃんと脱脂しましょうw)

と放置して

別のソケットを使って増し締め。

 

そうこうしているうちに

ほぼほぼオイルも抜けた様なので

ミッションオイルを入れるのですが、

注油口が車体下部なので

どうやって入れるか…。

Otk氏は手もみポンプ

(灯油ポンプ的なやつ)

で入れていたけど、

あの蛇腹に付いたオイルが

なかなか抜けないなぁ

ということで、

MEXは

耐油の透明チューブを注油口に挿して

ドレンプラグを復旧し

チューブの先に漏斗をセット。

「ふはは!これだぜ!」

ニヒヒ

でレッツチャレンジ。

 

 

 

今回入れるオイルはこちら。

オートマイスターさんによる

特注ブレンドのLubross。

 

 

 

開封してオイルジョッキへ移したけど

やっぱりミッションオイルって臭いのね。

 

 

 

で、透明チューブを

自在アームクリップで固定して

オイル投入開始するも、

『テロロロ〜ン』

としか流れない。

「あ…あれ…?」

真顔汗

そう、

オイルが硬くて

全然入っていかないの^^;;。

「マジか、とんでもなく時間掛かるぞ?」

ぬるま湯で湯煎しておけば良かったわ。

と言うか、

やはりポンプかオイルサクションガンを

使った方が速いでしょうね。

「あ…甘かったわ…。」

 

じわじわと漏斗内のオイルが減るのを

待ってる時間ももったいないので

入水したソケットを救出して

パーツクリーナーで洗浄したり、

とっとと

エンジンオイルを入れたり。

 

ようやくミッションオイルを1L

入れ切ったら

『ポタ…ポタ…』

と音が。

 

 

 

下を覗くと

「あらま。」

少し入れ過ぎたかな?

微量だけど溢れてた。

 

 

 

126のマニュアルだと

1.1Lとあるけど、

古いオイルが完全に

抜け切れる訳でもないから

そんなもんなのでしょうね。

 

 

 

垂れたオイルを綺麗に拭いて

注油口のプラグも忘れずに締めたら

完了。

 

 

 

そしてカチカチメーターに

走行距離を記録し、

オイルの感触を確かめがてら

いつもの場所へ散歩へGo。

「お、エンジンオイルいい感じ♪」

と、意気揚々と走っていると、

『ムア〜ン』

「うげ!」

真顔汗

途中で不穏な匂いが鼻を突く。

これはあれだ、

さっき嗅いだ匂いだ。

「やばい!ミッションオイルの匂いだ!

ということは漏れてる!?」

慌てて停車して下を覗くも

「ん〜?漏れてないぞ?」

なので再び走り出すも、

再び

『ムア〜ン』

状態

「いやいや、

やっぱり漏れてるだろうコレ。」

滝汗

なのでまた停車して

「ん〜?漏れてないぞ?」

…を3度ほど繰り返して

いつもの場所に到着。

偶然した3台^^。

 

そこでエンジンフードを開けたら

「ああ!」

ポーンハッ

「こ、こいつか!」

こいつ。

そう、

ミッションオイル注油時に

チューブを伝って垂れたのか、

チューブを抜く時に

オイルが付いたのか、

バンテージにたっぷり染み込んで

そいつが焼けて臭かったことが判明。

魂

「気付かなかったぜ、このヤロウ…」

うむ、

次回はちゃんと養生しなきゃ

ダメですね> <。

 

 

 

そして再び

「ひぃぃ〜!臭い〜!」

笑い泣きむかっ

と泣きながら帰宅。

とりあえず

オイル漏れ無しなので良し。

 

 

 

オイル交換後の走行距離56km。

 

 

 

そして定位置へ。

 

 

 

さらに昨日までに+93kmで、

概ね150km走行し、

感触は良好です^^。

 

 

 

さて、まだまだ走行距離は僅かなことと、オイル交換直後はどんなオイルでも滑らかなので、厳密なことは言えませんが、簡単なレビューをば。

 

□Lubross/AUTO MEISTER

オリジナルミッションオイル

SAE 75W140 API GL-5

Ester

 

*シャバダバな状態からは比較すれば当然だけど…

 

1)ギアノイズが格段に減った!

2)同上の理由でギアの入りも滑らか。

3)やっぱり臭いw。

 

 

□Lubross/AUTO MEISTER

オリジナルエンジンオイル

SAE 20W60 API SL/CF

Mineral Super naoperforma

 

*今まで何度も自分でオイル交換をしているので、こちらは比較しやすい。

 

1)20W60だけど、昔使っていたBPコースクラシック20W50鉱物油よりも柔らかく感じた。

2)最近使っていたKENDALL GT-1コンペティションエンジンオイル W/Liquitek SAE 20W50と何が違うって、交換直後ということを差し引いてもとにかく回転がマイルド。

3)皆さんが良いと言う理由はこれか!という感じ。

4)当然だけど、油圧や油温は今までと変わらず。

5)オイルが暖まってくると気持ち良く回る。

6)後は1000km後にどんな感じになっているかだけど、割と早く劣化(ブローバイガス・熱・せん断によるポリマーの劣化)してしまうKENDALLとの比較が楽しみ。

 

ということで、先ずはマイスターオイルにして良かった^^。

というのが第一印象。

後は今後のお楽しみです。

 

 

 

ミッションオイルと

エンジンオイルの交換

_ END