さらに辛さと謎は深まるのです
天応九朗が鯖怪人になってからというもの、世間じゃ奴はちょっとしたヒーローで、奴の性格を知っているボクとしては妙な感じだ。やっぱ人間は外見なのか?
天応九朗は鯖・ビアーンとか名乗っていて(鯖=サバ=フランスかぶれめ!)他の怪人と戦いを繰り広げていてそれをテレビが中継とかするもんだから、大変。
でも天応九朗(鯖・ビアーン)の相手はどんどん強い怪人になっていってついに天応九朗はウニの怪人、ウニZONE(ユニゾン?バカか)に殺されてしまってボクは残念に思う。実際すごく悲しい。
戦いのための戦いなんて、あんまりに不毛じゃないか。天応九朗は自ら暴力を振るうことによってさらなる暴力を呼び込んだ。彼が暴力を振るう原因なんて単純に純粋に暴力のためだったから別に誰に恨みがあるわけでもない。けれど彼の暴力は必然的に、宿命的に、自動的暴力を生み出す結果になった。関係性もなにもかもぶっ飛ばして粉々に粉砕して、なにもなくなった大地にまさしく運命みたいなものに操られた巨大な暴力が天応九朗を待っていた。自らを凌駕する暴力を凌駕する意志なんてない。
天応九朗は鯖・ビアーンとか名乗っていて(鯖=サバ=フランスかぶれめ!)他の怪人と戦いを繰り広げていてそれをテレビが中継とかするもんだから、大変。
でも天応九朗(鯖・ビアーン)の相手はどんどん強い怪人になっていってついに天応九朗はウニの怪人、ウニZONE(ユニゾン?バカか)に殺されてしまってボクは残念に思う。実際すごく悲しい。
戦いのための戦いなんて、あんまりに不毛じゃないか。天応九朗は自ら暴力を振るうことによってさらなる暴力を呼び込んだ。彼が暴力を振るう原因なんて単純に純粋に暴力のためだったから別に誰に恨みがあるわけでもない。けれど彼の暴力は必然的に、宿命的に、自動的暴力を生み出す結果になった。関係性もなにもかもぶっ飛ばして粉々に粉砕して、なにもなくなった大地にまさしく運命みたいなものに操られた巨大な暴力が天応九朗を待っていた。自らを凌駕する暴力を凌駕する意志なんてない。
げりげりサンダー
永遠に続く砂浜の海岸線をボクはどこまでも歩き、鯨は打ち上げられ陸で息絶え波に削られ巨大な骨になり、その向こうに天応九朗がいる。
ずいぶんと、歩いただろう。
天応九朗の声は強い風にも負けずにボクの耳に届くから安心だ。天応九朗の声は特別で、声帯の構造が普通とは違って、話す言葉にすべてメロディがついている。
この世界に終わりはないけれど、お前の時間はもうすぐ終わりなんだ、悪いんだけれど。お前は目を覚ましてしまうからな。
目を覚ます。
そう、僕は目を覚ましてさっきまでの世界での時間を終える。天応九朗はあんな風に優しくボクに接しないし、たしか声帯の形だって普通だったはずだ。
今日はビデオを借りようと思ったんだけれど、最近はなかなか面白そうという印象を受ける映画がないねえ。
ずいぶんと、歩いただろう。
天応九朗の声は強い風にも負けずにボクの耳に届くから安心だ。天応九朗の声は特別で、声帯の構造が普通とは違って、話す言葉にすべてメロディがついている。
この世界に終わりはないけれど、お前の時間はもうすぐ終わりなんだ、悪いんだけれど。お前は目を覚ましてしまうからな。
目を覚ます。
そう、僕は目を覚ましてさっきまでの世界での時間を終える。天応九朗はあんな風に優しくボクに接しないし、たしか声帯の形だって普通だったはずだ。
今日はビデオを借りようと思ったんだけれど、最近はなかなか面白そうという印象を受ける映画がないねえ。
ビグザム量産の暁には連邦軍などー!
ストマック十三郎太は胃腸が弱くてすぐに吐いてしまうけれど彼の作る料理はすごくおいしくて、心のこもった優しい味を作りだすことができる。けれど、ストマック十三郎太の恋人のリヴ舞の作る料理はさらに美味しい。彼女の料理にはストマック十三郎太への愛がこもっているからだ。納得。しかしやがて二人にも別れの時がきて、リヴ舞は料理を作れなくなり、ストマック十三郎太は変わり無く美味しい料理を作り続ける。リヴ舞は混乱する。二人の違いに。孤独に。ストマック十三郎太も、また悩み始める。リヴ舞の異常さに。そして、けれど、やはり、二人は殺し合うのだ。料理に毒を混ぜ合い、客を殺し、コックとウェイターを殺す。すると今度はストマック十三郎太の料理から優しさが消え去って、リヴ舞の料理にキレが宿る。
「なんでこうなっちまうんだ?生まれた時は何も関係なかった二人なのに」
「ここまでやっといて何言ってんのよ。今は、料理なんて作れても嬉しくない。死者のための料理なんて」
全ての物事に通じる生と死、生きるゆえに愛し、死ぬゆえに愛するのです、アーメン。…ハレルヤ?
「なんでこうなっちまうんだ?生まれた時は何も関係なかった二人なのに」
「ここまでやっといて何言ってんのよ。今は、料理なんて作れても嬉しくない。死者のための料理なんて」
全ての物事に通じる生と死、生きるゆえに愛し、死ぬゆえに愛するのです、アーメン。…ハレルヤ?









