冒頭部分に、少し追記しました。
「記述式九つの型」は、ことわざにも勝ってくれました。
「9戦全勝は簡単ではないだろう」と思っていたのですが、
作ってみたら、時間はけっこうかかったものの、
作る作業自体は、それほど難しくなかったです。
9種類とも、いつの間にか、私が思っていたよりも強くなっていたようです。
もちろん、すごいのは、私ではなく、「記述式九つの型」のほうですが。
第6の型「条文訂正」は、国語とは相性が悪そうでしたが、
今回のような「ウソ会話」にすれば、ある程度は作れそうです。
ウソ会話を、うまく用いれば、もしかしたら、
第1の型「会話特定」と第6の型「条文訂正」の複合も可能かもしれません。
(だとしても、今さら第0の型「複合その他」を復活させる気はないですが。)
ことわざや慣用句など 記述式9問(主に平成23教材で作成)
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意味 会話特定 主に平成23教材で作成
A:僕は、狭い土地のことだよ。
B:運転免許のない人が高級車をもらっても、俺だよな。
C:私は、非常に忙しいことです。 年末のケーキやソバのお店のイメージですね。
D:私は、本性を隠して、おとなしくしていることよ。
ヒント
猫に●●している●い●。A猫●、B猫に●●、C猫の●●●●たい、D猫●●り。
●●句やこと●●。A猫の●、B●の●ち●れ、C猫の●●●●たい、D猫を●る。
解答例 38字
猫に関連している言い方。A猫額、B猫に小判、C猫の手も借りたい、D猫かぶり。
慣用句やことわざ。A猫の額、B宝の持ち腐れ、C猫の手も借りたい、D猫を被る。
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時 キーワード組合せ 主に平成23教材で作成
ア)善は イ)鉄は ウ)時は エ)先んずれば オ)思い
1)熱いうちに 2)人を 3)立ったが 4)金 5)急
A)なり B)吉日 C)打て D)げ E)制す
ヒント
●●●●が●いという意味のこ●●ざ。ア5●、イ1●、ウ●A、エ●●、オ●B。
解答例 38字
急ぐほうがいいという意味のことわざ。ア5D、イ1C、ウ4A、エ2E、オ3B。
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ファンの心理 空欄補足 主に平成23教材で作成
生徒S:ファンやサポーターの心理としては、
< 40字程度 >ほうが、痛快なんですか?
先生T:まあ、ある意味では、そうかもね。
生徒S:「鶏口となるも牛後となるなかれ」みたいな感覚ですね。
ヒント
●●で●●●●●●ているよりも、いっそのこと、●●で●●●●●●ている
解答例 35字
J1で残留争いをしているよりも、いっそのこと、J2で優勝争いをしている
幕内で黒星が先行しているよりも、いっそのこと、十両で快進撃を見せている
1軍でベンチを温めているよりも、いっそのこと、2軍で大活躍ができている
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水や魚など クロスワード穴埋め(主に平成23教材で作成)
一般的な(漢字とひらがなの)表記でOKです。読み方は解答不要です。
・・・1・2
3□□□□□・・・・4
・・・□5□□□□□□□
・・・□・□・・・・□
・・・□・□・・・・□
・・・・・□・・・・□
・6□□□□
ヒント
5は国家賠償法六条を、6は不可争力を連想します。
解答例 42字
1板につく、2水魚の交わり、3立て板に水、4水を差す、5魚心あれば水心、6後の祭り。
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水や魚など 語群作文(主に平成23教材で作成)
<語群>
保証 魚 6 れば 人 互 心 水
ヒント
国家賠償法6条は、●●●について、●●●●●●(●●あれば●●)を規定している。
お互い●字だが●は●だ。君とは●●の●●りだから、60万で●●●●●●になるよ。
●●の●●争いは、●●●れば●●まずのAより●●で勝るBが背番号6を●●された。
解答例 40字
国家賠償法6条は、外国人について、相互保証主義(魚心あれば水心)を規定している。
お互い赤字だが気は心だ。君とは水魚の交わりだから、60万であれば保証人になるよ。
互角の遊撃争いは、水清ければ魚棲まずのAより人心で勝るBが背番号6を保証された。
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浮気常習夫 条文訂正(主に平成23教材で作成)
<誤った言い方を数カ所含む会話>
妻:あなた、また浮気したのね。二度あることは三度あるって本当ね。
夫:今回は、レストランで食事しただけだよ。
妻:仏の顔も佐渡、覆水盆に帰するよ。
夫:取りつく品がないなあ。
ヒント
「●●」を「●●」に、「●●●」を「●●●」に、「●●」を「●●」に変える。
解答例 38字
「佐渡」を「三度」に、「帰する」を「返らず」に、「品が」を「島も」に変える。
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センダン 正誤判別(主に平成23教材で作成)
<◯×例題>
「栴檀は双葉より芳し」は、「大器晩成」と似た意味であり、
この「栴檀」というのは、半寄生植物のビャクダンのことである。
ヒント
●●●は●●●が、「大器晩成」と●ほぼ●●的な意味であるから、●●●●妥当で●●。
大器晩成●●●、●●は●●からその●●を見せるというふうな意味なので、●●●●●。
解答例 41字
2行目は正しいが、「大器晩成」とはほぼ対照的な意味であるから、1行目が妥当でない。
大器晩成の逆で、天才は幼時からその片鱗を見せるというふうな意味なので、前半が誤り。
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九仞の功を一簣に虧く 説明作成(主に平成23教材で作成)
「九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)」とは、
野球もしくはサッカーまたは相撲でいえば、どんな展開か?
ヒント
●回●終了時は●点リードだったのに、●回●に●●●●●●グランドスラムを打[ ]た。
●●の●ディショナルタイムに●●に追いつ[ ]て、その後●●戦または●●戦で●●た。
相手を●●●まで追い詰めたが、う●●●りもしくは●投げまたは●●足で●●●●した。
解答例 41字
9回表終了時は3点リードだったのに、9回裏に逆転サヨナラグランドスラムを打たれた。
後半のアディショナルタイムに同点に追いつかれて、その後延長戦またはPK戦で敗れた。
相手を土俵際まで追い詰めたが、うっちゃりもしくは首投げまたは勇み足で逆転負けした。
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他山の石 設問逆行(主に平成23教材で作成)
正解:他山の石(他山の石以て玉を攻むべし)
解説:「お手本」よりもむしろ「反面教師」に近いニュアンスです。
ヒント
たとえば、政治家の●●が●●された●●●で「未曾有」という●●を●●●●たことは?
「●●の●から出た●●な●でも、●●の●石を●●のに●●つ」といえば、どんな言葉?
もし、●党の議●が●●の●●●●●●を●●した場合、●党は、それを、何とすべきか。
解答例 41字
たとえば、政治家の誤読が報道されたおかげで「未曾有」という熟語を覚えられたことは?
「よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝石を磨くのに役立つ」といえば、どんな言葉?
もし、与党の議員が巨額の選挙買収事件を起こした場合、野党は、それを、何とすべきか。
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