方程式の応用 文章理解4問
________________________________
文章整序:ア~オを、正しい順序に並べ替えてください。
<ア>
先生T:A・B・Cがドーナツを食べた個数が、BはAより1個少なくて、
CはAより3個多くBの2倍だった場合、それぞれが食べた個数は?
生徒S:Aをx個とすると、Bはx-1個、Cはx+3個 ですね。
先生T:そして、BとCを比較すると?
生徒S:2(x-1)=x+3 ですから、2x-2=x+3 ですね。
<イ>
生徒S:2x-2=x+3 ですから、左右両方からxを引くと、
2x-2-x=x+3-x で、つまり、x-2=3 ですね。
さらに、左右両方に2を足すと、x-2+2=3+2 ですから、
x=5 で、A5個、B4個、C8個 ですね。
ただ、同じものを引いたり足したりするのは、地味に面倒ですね。
<ウ>
先生T:だから、要するに、符号を変えて移動すればいいのよ。
生徒S:2x-2=x+3 ですから、「x」は「-x」にして左辺へ、
「-2」は「+2」にして右辺へ移動すると、
2x-x=3+2 で、x=5 ですね。
<エ>
先生T:あとは、整理(簡略化)すれば解けるでしょ。 等式のイメージは?
生徒S:天秤が、< 10字程度 >イメージですよね。
先生T:同じ分銅を、同じ個数ずつ、左右両方に、足したり引いたりしたら?
生徒S:当然、そのままですね。 両方を2倍や半分にしても同じですね。
そういえば、マンガの、巨大化して戦うシーンを思い出しましたよ。
<オ>
生徒S:「巨大化はしたけど、お互いに同じように巨大化しちゃったから、
どっちも、有利にも不利にもならないな」
というふうなセリフでしたね。 等式も、同様の感覚ですよね。
先生T:両方に同じものを足したり引いたりして、簡略化していけばOKよ。
_____________________________
文章整序の解答
ア エ オ イ ウ の順
________________________________
空欄補充:空欄に当てはまる記述(10字程度)は?
ヒント
左右で●●●●●●る
解答例 10字
左右で均衡を保ってる
左右で釣り合っている
__________________________________
内容把握:「移項」について述べているのは?(ア~オから1つ選択)
ヒント
イウエのどれかです。
解答
ウ
__________________________________
下線部説明:下線部の理由は?(15~20字)
ヒント
●●の●●●は●●●●●●いから。
●●、●●の●●は●●●●●から。
解答例 17字
両者の体格差は変わっていないから。
結局、体格の比率はそのままだから。
____________________________
数字のクロスワード穴埋め 文章理解4問
____________________________
文章整序:ア~オを、正しい順序に並べ替えてください。
<ア>
先生T:数字のクロスワード穴埋めよ。 ABCDに当てはまる自然数は?
・A・B | A=B×D
C□□□ | B=7×(D-21)
・□・□ | C=A-1
D□□・ | D=B+9
生徒S:えーと、どれか一つわかれば、なんとかなりそうですけど・・・
<イ>
先生T:まず、BとDに注目してみてごらん。 Dは、「B+9」でしょ。
生徒S:ああ、なるほど、Bの、Dの部分に、B+9を代入するんですね。
先生T:そうすると、B=7×(B+9-21)でしょ。
生徒S:つまり、B=7×(B-12)で、B=7B-84ですね。
<ウ>
生徒S:Cは、322-1=321ですね。
先生T:それで正解よ。 ちなみに、解き方は、もう一つあるわよ。
生徒S:Dの、Bの部分に、7×(D-21)を代入するんですね。
先生T:そうよ。 D=7×(D-21)+9にすれば、Dがわかるわよね。
<エ>
生徒S:6B=84で、B=14ですね。
先生T:あとはもう、< 5字程度 >に解けるでしょ。
生徒S:Dは14+9=23で、Aは14×23=322ですね。
<オ>
先生T:あとは、等式の性質を利用すればOKよ。
生徒S:等式は、天秤が、左右でつり合っているイメージですよね。
先生T:だから、同じものを、足したり引いたりしても、つり合うのよ。
生徒S:両方から7Bを引いて、両方に-1を掛けると・・・
_____________________________
文章整序の解答
ア・イ・オ・エ・ウ の順
__________________________________
空欄補充:空欄に当てはまる記述(5字程度)は?
ヒント
どれか一つわかれば・・・
解答例 5字
いもづる式 / なしくずし
__________________________________
下線部説明:下線部を15字程度で言い換えるとしたら?
ヒント
●●を●●から●●に●●して
解答例 14字
7Bを右辺から左辺に移項して
_________________________________
内容把握(40字程度)
最後(ウの最後)に生徒Sのセリフを追加するとしたら?
ヒント
D=7D-147+9で、D=●●●●●●ですから、●●=●●●で、D=23ですね。
D=7D-147+9=●●●●●●で、2回移項すると、●●●=●●で、23ですね。
解答例 41字
D=7D-147+9で、D=7D-138ですから、6D=138で、D=23ですね。
D=7D-147+9=7D-138で、2回移項すると、138=6Dで、23ですね。
_________________________________
クロスワード穴埋めの解き方(2次方程式の応用) 文章理解4問
____________________________
文章整序:ア~オを、正しい順序に並べ替えてください。
<ア>
先生T:数字のクロスワード穴埋めよ。 ABCDに当てはまる自然数は?
・A・B | A=C-43
C□□□ | B=D×4
・□・□ | C=D×D
D□□・ | D=A-89
生徒S:Dがわかれば芋づる式に解けますね。 CはD²ですから・・・
<イ>
生徒S:< 壱 >すると、(D-12)(D+11)=0ですね。
先生T:0は、8億倍や9兆倍しても、0のままよね。 ということは?
生徒S:D-12とD+11の、どちらかが0であれば、0になりますね。
<ウ>
先生T:それをAのCに代入すると、A=D²-43になるわよね。
生徒S:そして、それをさらに、Dの、Aのところに代入するんですよね。
先生T:そうすると、D=D²-43-89で、D=D²-132でしょ。
生徒S:Dを右辺へ移項すれば、0=D²-D-132ですね。
先生T:その左右を入れ替えれば、二次方程式の形になるわよね。
<エ>
先生T:それを解く(解を求める)には? 解き方は知ってるわよね。
生徒S:えーと、2人で会って…の上、マイナスベイビーひとつ屋根の下…
先生T:< 壱 >できるときは、< 弐 >より< 壱 >のほうが早いかもね。
<オ>
生徒S:つまり、D=12、D=-11、自然数ですからD=12ですね。
先生T:あとは、12×4でBが、12×12でCが、わかるでしょ。
生徒S:B=48、C=144、A=144-43=101ですね。
先生T:ちなみに、二次方程式に解が2つあるということは、グラフだと?
生徒S:二次曲線とx軸が2カ所で交差するということですね。
_____________________________
文章整序の解答
ア・ウ・エ・イ・オ の順
__________________________________
空欄補充:空欄(壱・弐)に当てはまる記述(どちらも4字)は?
ヒント
壱は展開の逆です。
解答
壱:因数分解
弐:解の公式
__________________________________
下線部説明:下線部を15字程度で言い換えるとしたら?
ヒント
●=●となる●の●が●つある
解答例 14字
y=0となるxの値が2つある
_________________________________
内容把握(40字以内)
最後(オの最後)に先生Tのセリフを追加するとしたら?
ヒント
そう●。●●●●●●1カ所で接して、[ 10字以内 ]てい[ ]わ。
解答例 32字
そうよ。解が1つなら1カ所で接して、解がなければ接していないわ。
そうね。重解のときは1カ所で接して、虚数解のときは離れているわ。
_________________________________
____________